[MOM5200]帝京MF坡山昌平(1年)_技巧派MFが逆転勝ちへ導く決勝点。悔しさをバネに「世界でも活躍できるような選手に」
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.6 関東 ROOKIE LEAGUE Aリーグ第9節 帝京高 3-2 静岡学園高 時之栖裾野Dグランド]
チームを自動降格の危機から救う一撃を決めた。帝京高(東京)は「2025 関東 ROOKIE LEAGUE」Aリーグで開幕7連敗。入れ替え戦圏内の9位・武南高(埼玉)に勝ち点4をつけられていた。だが、敗れれば降格の決まる第8節で桐光学園高(神奈川)を2-0で撃破。そして、静岡学園高との最終節も0-2から逆転勝ちし、9位でリーグ戦を終えた。
静岡学園戦は前半3分にMF椿煌太に先制点を許すと13分にもMF近澤純に決められる苦しい展開。だが、MF宮崎政乃右のゴールによって1点差で折り返すと、後半28分にMF高橋玲輝が同点ゴールを決める。
MF坡山昌平(1年=FC東京U-15深川出身)は後半途中から交代出場。各選手が自分の役割を理解しながらチームで勝つことが大事だということを理解していた。その上で、「1年生のこの時期っていうのは選手権に向けて(アピールも)大事な時期なので、自分はゴールとかドリブルのところが武器だと思うので、自分の良さを出しつつ、そこでゴール狙って積極的に行きました」と振り返る。
すると、2-2で迎えた後半38分にFKの流れからこぼれ球に反応し、右足ボレーで決勝点。本人はドリブルの粗さが出てしまったことを反省するが、チームを救う一撃でマン・オブ・ザ・マッチに選出された。
坡山は「自分たち、7連敗してからの2連勝ってところで、結構成長したなって部分は感じています」。帝京はシーズン開幕時に比べて個々が成長。グラウンダーで勝負するスタイルを徹底した中で、山下高明コーチも各選手のできることが増えたことを認める。
ラストの2試合で自分たちの特長を発揮すると同時に勝ち切って入れ替え戦進出。だが、7日に行われた日体大柏高(千葉)との入れ替え戦はボールを保持しながら相手を押し込んだものの、前半にミス絡みで4連続失点を喫してしまう。後半にMF鈴木智也が1点を返したが、攻め急いでチャンスを逸するなど自分たちの戦いを表現することができず、1-5で敗れた。
坡山は交代出場し、果敢なドリブル突破。だが、DF1人をかわした後に捕まってしまうなどシュートを打ち切れなかったことを悔しがる。そして、敗戦に「ほんとに不甲斐ないです」。チームは来季、Bリーグで戦うことになった。
坡山はFWネイマール(サントス)を憧れの存在に挙げるテクニシャン。ドリブルからのシュートを持ち味とし、プレースキッカーも務める。テクニックに関しては帝京の1年生で一番という自信が「あります」ときっぱり。中学時代はドリブルも、シュートも納得の行くレベルに達せず、昇格することができなかった。それでも。周囲を見返すこと、高校やその先のステージで活躍することを目指して帝京で力を磨いている。
「自分はほんとプロになって、世界でも活躍できるような選手になりたい。1回、僕はエフトウ(FC東京)のユース落ちたんで、(帝京は)同じ東京なんで、そこで見返すっていうのと、あと選手権に出て活躍したいです」。中学卒業時の悔しさや高校1年生で経験した降格の悔しさを糧に努力。そして、必ず目標とする姿に近づく。


(取材・文 吉田太郎)
[9.6 関東 ROOKIE LEAGUE Aリーグ第9節 帝京高 3-2 静岡学園高 時之栖裾野Dグランド]
チームを自動降格の危機から救う一撃を決めた。帝京高(東京)は「2025 関東 ROOKIE LEAGUE」Aリーグで開幕7連敗。入れ替え戦圏内の9位・武南高(埼玉)に勝ち点4をつけられていた。だが、敗れれば降格の決まる第8節で桐光学園高(神奈川)を2-0で撃破。そして、静岡学園高との最終節も0-2から逆転勝ちし、9位でリーグ戦を終えた。
静岡学園戦は前半3分にMF椿煌太に先制点を許すと13分にもMF近澤純に決められる苦しい展開。だが、MF宮崎政乃右のゴールによって1点差で折り返すと、後半28分にMF高橋玲輝が同点ゴールを決める。
MF坡山昌平(1年=FC東京U-15深川出身)は後半途中から交代出場。各選手が自分の役割を理解しながらチームで勝つことが大事だということを理解していた。その上で、「1年生のこの時期っていうのは選手権に向けて(アピールも)大事な時期なので、自分はゴールとかドリブルのところが武器だと思うので、自分の良さを出しつつ、そこでゴール狙って積極的に行きました」と振り返る。
すると、2-2で迎えた後半38分にFKの流れからこぼれ球に反応し、右足ボレーで決勝点。本人はドリブルの粗さが出てしまったことを反省するが、チームを救う一撃でマン・オブ・ザ・マッチに選出された。
坡山は「自分たち、7連敗してからの2連勝ってところで、結構成長したなって部分は感じています」。帝京はシーズン開幕時に比べて個々が成長。グラウンダーで勝負するスタイルを徹底した中で、山下高明コーチも各選手のできることが増えたことを認める。
ラストの2試合で自分たちの特長を発揮すると同時に勝ち切って入れ替え戦進出。だが、7日に行われた日体大柏高(千葉)との入れ替え戦はボールを保持しながら相手を押し込んだものの、前半にミス絡みで4連続失点を喫してしまう。後半にMF鈴木智也が1点を返したが、攻め急いでチャンスを逸するなど自分たちの戦いを表現することができず、1-5で敗れた。
坡山は交代出場し、果敢なドリブル突破。だが、DF1人をかわした後に捕まってしまうなどシュートを打ち切れなかったことを悔しがる。そして、敗戦に「ほんとに不甲斐ないです」。チームは来季、Bリーグで戦うことになった。
坡山はFWネイマール(サントス)を憧れの存在に挙げるテクニシャン。ドリブルからのシュートを持ち味とし、プレースキッカーも務める。テクニックに関しては帝京の1年生で一番という自信が「あります」ときっぱり。中学時代はドリブルも、シュートも納得の行くレベルに達せず、昇格することができなかった。それでも。周囲を見返すこと、高校やその先のステージで活躍することを目指して帝京で力を磨いている。
「自分はほんとプロになって、世界でも活躍できるような選手になりたい。1回、僕はエフトウ(FC東京)のユース落ちたんで、(帝京は)同じ東京なんで、そこで見返すっていうのと、あと選手権に出て活躍したいです」。中学卒業時の悔しさや高校1年生で経験した降格の悔しさを糧に努力。そして、必ず目標とする姿に近づく。


日体大柏戦では自陣からでも果敢なドリブル突破にチャレンジしていた
(取材・文 吉田太郎)


