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U-17新潟選抜は3発勝利し、次はU-17日本代表戦。10番FW小林椋人(新潟U-18)は「目の前の試合を1個ずつ」全力で戦い、チャンスを掴む

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U-17新潟選抜FW小林椋人(新潟U-18/2年)はU-17オーストラリア代表戦で決勝ゴール

[9.11 国際ユースサッカーin新潟第1節 U-17新潟選抜 3-1 U-17オーストラリア代表 サンスポーツランドしばた]

 U-17新潟選抜が「第27回国際ユースサッカーin新潟」初戦でU-17オーストラリア代表を3-1で撃破。13日のU-17日本代表戦へ向けて弾みをつけた。

 U-17新潟選抜は昨年の国スポ県選抜チームがベース。今回のメンバー20名はアルビレックス新潟U-18帝京長岡高新潟明訓高日本文理高北越高の選手によって構成されている。

 オーストラリア戦は前半に3得点。まずは2分、「相手の情報がない中で、前からプレッシングでガンガン行って、相手ビビらせて、点取っていい流れ持っていけたらいいなと思っていた」というFW小林椋人(新潟U-18/2年)がプレッシングのスイッチを入れ、それに連動したMF秋山陽登(帝京長岡高/2年)が敵陣でインターセプトする。秋山は右中間からそのまま縦に持ち込み、右足で先制点を挙げた。

 その後、相手のビルドアップを捕まえ切れない時間も続いたが、22分に追加点を奪う。186cmGK竹田竜基(北越高/2年)のゴールキックから、セカンドボールをMF井本修都(新潟U-18/3年)が頭で前方のスペースへ落とす。これに小林が鋭く反応して抜け出すと、最後はGKの股間へ左足シュートを流し込んだ。

 畳み掛けるU-17新潟選抜はさらに24分、最終ラインからのロングフィードにMF稲場健人(新潟U-18/3年)が反応。相手DF陣の対応ミスを逃さず、最後は右足ループシュートで3点目を挙げた。

 前半のシュート数はU-17新潟選抜が8-1と圧倒。だが、後半は1-10とオーストラリアに押し込まれる展開となった。開始4分にPKで失点。その後もピンチの数が増えてしまったものの、GK竹田が好守を連発するなど2点目を許さず、3-1で勝利した。

 U-17新潟選抜の藤田敬三監督(新潟西高)は、献身的なチェイシングやゴールと攻守で快勝に貢献した小林について、「味方を活かしてくれたし、自分の良さも出してくれた」と感謝する。その10番は昨年に比べて推進力やゴールへの姿勢、得点力が向上。チームとしてもコンビネーションや最終ラインの安定感が高まっていることへの手応えを口にしていた。

 次はU-17日本代表に挑戦。小林は「守備では2度追い、3度追いという部分だったり、攻撃では一個跨いだりとか、スルー入れて自分が受けてマイナスとか、いつもチームでやってることが強みなので、それをやっていきたいなと思います。(代表チームの選手たちに)劣ってたら元も子もない。蹴落とす勢いというか、もう死に物狂いでやっていく中でやっぱその代表っていうのが(自分にも)ついてくるのかなと思うんで、目の前の試合を1個ずつやっていくことが大事かなと思います」と意気込んだ。U-17日本代表の注目GK松浦大翔(新潟U-18/2年)も擁するU-17新潟選抜が、U-17日本代表も破って2014年大会以来の優勝に前進する。

U-17新潟選抜は13日、U-17日本代表に挑戦


ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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