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[NBCS U-16]トップチームから参加のMF伴朔寿は直接FK弾も「自分が締めないといけない」と反省。3位・東山は学んだことを今後に繋げる

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東山高MF伴朔寿(1年=ガンバ大阪門真ジュニアユース出身)は準決勝で先制FK弾。学んだことを今後に活かす

[9.15 NBCS U-16準決勝 東山高 1-2 前橋育英高 時之栖うさぎ島1]

 京都の強豪、東山高は予選リーグで流通経済大柏高(千葉)に1点差で競り負けたものの、“全国大会級のU-16大会” 「NEW BALANCE CHAMPIONSHIP 2025 U-16」で市立船橋高(千葉)や高知高(高知)などを破って勝ち上がり、堂々の準決勝進出。その準決勝でも優勝校の前橋育英高(群馬)と渡り合った。

 前半からともにスピードのあるMF三崎暖斗とMF小川蒼太の両翼やMF林飛源がチャンスを生み出し、後半3分にはMF伴朔寿がグラウンダーの右足FKを決めて先制に成功する。

 左ロングスローの流れからセカンドボールに突っ込んだ林がペナルティアーク内でFKを獲得。ポイントに伴と林が立ち、「林選手と話し合って、左隅行けるんじゃないかと。狙い通りに飛んでて良かったです」という伴が人壁の下を狙って左隅に蹴り込んだ。

 待望の今大会初ゴールを決めた伴をピッチ内外の選手が祝福。すぐに自陣へ戻って試合を再開させたが、ここで緩みが出てしまった。セカンドボールの攻防でやや後手に回り、得点の2分後に1本の縦パスから同点ゴールを献上。さらにその2分後にも相手ボランチの中央突破を止め切れず、そこから勝ち越しゴールを許してしまった。

 守りの人数がいた中で再び失点。チームはこの後、相手の背後を狙った攻撃で前半ゼロだったロングスローの本数を増やす。スキルの高い選手たちがボールを動かし、左SB井上壮一郎の距離の出るスローも交えてゴールを目指した。だが、出足の鋭い前橋育英の前に勝負どころで押し返されてしまう。そのまま1-2で敗れ、準決勝敗退となった。

 試合後、選手たちは会場に訪れていた福重良一監督から得点後に浮かれてしまった部分や試合後の振る舞い、次の試合への準備が遅れたことについて厳しく指摘されていた。希望してトップチームから1年生チームの活動に参加していた伴は、自分たちの甘さについて特に反省。「自分が締めないといけない。自分が1番トップ長くて、プレーもなんですけど生活面とか東山のルールとか自分が1番知ってるはずなんで…」。福重監督、中村太郎コーチの言葉で自覚を促された選手たちは、一つ変化。直後の3位決定戦で昌平高(埼玉)相手に戦い抜き、2-2(PK4-3)で3位を勝ち取った。

 伴は前橋育英戦で「全体の流れはどっこいどっこいの時間とかも結構あったんですけど、そのワンプレーワンプレーの質がやっぱり前橋育英は高くて勉強になったところが多かったです」と振り返る。チームとしても、「点に絡める選手になりたいです」という伴ら個人としても、まだまだ成長することが必要。プレミアリーグ勢2チームを破って「NEW BALANCE CHAMPIONSHIP 2025 U-16」3位になった自信と、学んだ課題を持ち帰り、努力を重ねて2年後の全国制覇に挑戦する。


(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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