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U-17世代屈指のレフティ、MF神田泰斗(RB大宮U18)は次への「アピールしか考えてないです」。まずは今年掲げていた残り2つの目標達成を目指す

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RB大宮アルディージャU18のMF神田泰斗(2年=大宮U15出身)は今年、トップチームデビューとプレミアリーグ昇格に挑戦。そして、悔しさをバネにU-20W杯や五輪出場を目指す

[11.24 プリンスリーグ関東1部第16節 RB大宮U18 2-2 矢板中央高 NACK]

 今年、掲げていた3つの目標。うち一つは目前で実現することができなかった。だが、U-17世代屈指のレフティは、「自分が今年目標に挙げていたところにプレミア昇格ってところと、U-17(ワールドカップ)はダメだったですけど、あとトップチームでデビューっていうその2つはまだチャンスがあるんで、どっちも狙いながら」残りのシーズンを戦い抜くことを誓った。

 RB大宮アルディージャU18のMF神田泰斗(2年=大宮U15出身)は、矢板中央高戦で後期のプリンスリーグ関東1部初出場。前半からビルドアップに係わり、正確な左足キックで相手DFラインの背後を突いた。

 また、献身的な守備でもチームに貢献。チームは前半を1-0で終えたが、後半に圧力を高めてきた相手に主導権を握られる時間帯が増えてしまう。神田は追いつかれて迎えた後半20分に左サイドから鋭いパスを差し込み、FW野口蒼流(3年)のシュートシーンを創出。互いに1点を奪い合って迎えた試合終盤にはポケットへの動きからFW平家璃久斗(3年)へラストパスを通し、ポストをかすめるようなグラウンダーの左足ミドルも放った。

 神田は後半にギアを上げてプレーしていたことについて、「自分のミスからっていうか、ロストから失点したっていうのもあるし、やっぱチームとしても勢いがなくなってた部分はあったんで、やっぱりそこはもう1回ギア上げてやっていこうっていうのは頭の中にありました」と説明する。

 だが、決勝点をもたらすことはできずに2-2で引き分けた。リーグ3位以内確定とプレミアリーグプレーオフ進出は次節に持ち越し。「ゴール前入っていったりとか、点に絡むっていうのは意識しているんですけど、最後のところの質とかはもっともっと追求しないといけないし、ミドルとかももっと何本も打たないと入る確率っていうのは低いですし、もっともっとやらないといけない」とレベルアップすることを誓っていた。

 神田はU-17日本代表の主軸を担ってきたボランチだが、怪我によって9月末からのU-17日本代表候補合宿参加を辞退。その後、U-17ワールドカップ開幕を目指して準備してきたものの、目標としてきた大会でメンバー入りすることができなかった。

「やっぱり悔しかったですし、自分が一番ずっと目指してたところでしたし。でも、仲間が戦っている姿を見ている時はやっぱり応援していたし、上まで行って欲しかったです。U-17のワールドカップが終わって、次の代表っていうのが1個上の代は(U-20の)ワールドカップがあるし、オリンピックもあるし、もう終わってフラットな状態になってると思うんで、自分はもうそこへのアピールしか考えてないですね、今は」

 U-17ワールドカップで世界と戦うことを目指してきたが、自分のサッカー人生はまだまだこれから。落ち込んでいる時間はない。「まだゴールはここじゃないんで、もっともっとやらないといけないし、もっと上に、世代の中でやっぱりもっと抜きん出た存在っていうか、そういう存在になれていけたらなと思います」と力を込めた。

 この矢板中央戦を前に約10日間、系列のRBライプツィヒ(ドイツ)に練習参加。U-19チームの練習と、練習試合2試合を経験し、代表組が不在だったトップチームの練習にも参加したという。トップチームの選手の体つきやスピード感は日本と異なるモノ。その中でも個で剥がせる力などを身につける必要性を感じて帰ってきた。

 また、現在は「付いて行くので精一杯って感じやった」という以前に比べると、RB大宮トップチームの強度に慣れ、少しずつ余裕ができ、色々なことができるようになってきていることを実感。残りのシーズン、「もう1段階、自分が成長できたらチャンスはある」というトップチームデビュー、そしてプレミアリーグ昇格の2つの目標達成に全力でチャレンジする。


(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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