[NEW BALANCE CUP]帝京の“大器”小山凱成が前線で推進力のある動き。CB、左SBに加え、挑戦2週間弱のFWでも可能性示す
[1.6 NEW BALANCE CUP準決勝 帝京高 0-1 武南高 時之栖裾野C]
FW挑戦をスタートしてからまだ2週間弱。帝京高(東京)のDF小山凱成(2年=FC東京U-15深川出身)が「NEW BALANCE CUP 2026 IN TOKINOSUMIKA」(通称:裏選手権)準決勝でFWとしてのポテンシャルの高さを示した。
187cmの大器は最前線でボールを収め、オープンスペースへ非常に力強い抜け出し。そして、強引な仕掛けからクロスを上げ切っていた。迫力のあるプレッシングも効果的。帝京は終盤の猛攻も実らず敗れたものの、“FW”小山はスケール感の大きなプレーを見せていた。
元々はセンターバック(CB)。これまでAチームでの公式戦出場はないものの、昨夏の神栖ワールドユースフットボール準決勝ではヘタフェ(スペイン)をその高さやスピードを活かしたカバーリングで完封し、「こんな選手がいたのか」と視察のスカウトたちを驚かせていた。
本職のDFとしても期待されるが、チーム事情によって昨年末の横山杯、そして今大会とFWでも出場。ポストプレーやCBの経験を活かした守備、「あとは(前線で)落とすだけじゃなくて、その後の裏の動きとかを連続してできるようにっていうのは意識しています」。また、学法石川高(福島)との初戦ではクロス、CKからヘッド2発。さらに名古屋高(愛知)戦でもCKからゴールを決めた。
色々なポジションができることは将来に向けてプラス。小山はCBや左サイドバックに加え、FWのポジションにもポジティブに挑戦し、それぞれのポジションで学んだことをDF、FWでまた活かそうとしている。
「センターバックとFWっていうのは、繋がってる部分があると思うので、どっちもやらせてもらえている環境があるので、お互い相手がどうされたら嫌かっていう部分をしっかり考えながらプレーして、レベルをそれぞれ上げて行きたいと思います」




小学生時代はスピードに自信を持っていた。だが、FC東京U-15深川では急激に身長が伸びた影響(中学3年時頃から20cm以上成長)で、上手く走れない時期も。中学時代はほとんど試合に出ることができず「苦しい思い」を経験した。ただし、帝京進学後、アジリティ強化や、帝京の技巧派たちから技術面を吸収してきたことが、少しずつ形になり始めている。
CBではトッテナムのオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンを参考にしてきたが、現在は日大藤沢高(神奈川)時代にFW、CBの“二刀流”として注目されたFW森重陽介の動きもチェック。将来のプロ入りを目指す小山は、一つ一つ積み重ねて大舞台で活躍できるような力を身につける意気込みだ。
今年の目標は先輩たちの分まで全国大会で勝ち上がることだ。「(去年の)夏、インターハイ前ぐらいからAチーム入らせてもらって、最初上手くいかない中でも凄い支えてもらって。凄く先輩方も上手いですし、できれば自分が貢献して全国に行きたいっていう気持ちはありましたけど、やっぱりそうはいかなくて、凄い悔しいっていう気持ちがあります。先輩の分まで今年はインターハイ、選手権の全国で優勝できるようにしたい」。まずはシーズン開幕へ向けて努力。昨年を知るMF渡辺莉太(2年)やMF原田誉裕(2年)、GK荒川喜道(2年)、MF住野空来(2年)らとともに切磋琢磨しながら、成長と全国制覇を目指す。




(取材・文 吉田太郎)
FW挑戦をスタートしてからまだ2週間弱。帝京高(東京)のDF小山凱成(2年=FC東京U-15深川出身)が「NEW BALANCE CUP 2026 IN TOKINOSUMIKA」(通称:裏選手権)準決勝でFWとしてのポテンシャルの高さを示した。
187cmの大器は最前線でボールを収め、オープンスペースへ非常に力強い抜け出し。そして、強引な仕掛けからクロスを上げ切っていた。迫力のあるプレッシングも効果的。帝京は終盤の猛攻も実らず敗れたものの、“FW”小山はスケール感の大きなプレーを見せていた。
元々はセンターバック(CB)。これまでAチームでの公式戦出場はないものの、昨夏の神栖ワールドユースフットボール準決勝ではヘタフェ(スペイン)をその高さやスピードを活かしたカバーリングで完封し、「こんな選手がいたのか」と視察のスカウトたちを驚かせていた。
本職のDFとしても期待されるが、チーム事情によって昨年末の横山杯、そして今大会とFWでも出場。ポストプレーやCBの経験を活かした守備、「あとは(前線で)落とすだけじゃなくて、その後の裏の動きとかを連続してできるようにっていうのは意識しています」。また、学法石川高(福島)との初戦ではクロス、CKからヘッド2発。さらに名古屋高(愛知)戦でもCKからゴールを決めた。
色々なポジションができることは将来に向けてプラス。小山はCBや左サイドバックに加え、FWのポジションにもポジティブに挑戦し、それぞれのポジションで学んだことをDF、FWでまた活かそうとしている。
「センターバックとFWっていうのは、繋がってる部分があると思うので、どっちもやらせてもらえている環境があるので、お互い相手がどうされたら嫌かっていう部分をしっかり考えながらプレーして、レベルをそれぞれ上げて行きたいと思います」


FW小山凱成が前線でボールを収める


準決勝の先発メンバー
小学生時代はスピードに自信を持っていた。だが、FC東京U-15深川では急激に身長が伸びた影響(中学3年時頃から20cm以上成長)で、上手く走れない時期も。中学時代はほとんど試合に出ることができず「苦しい思い」を経験した。ただし、帝京進学後、アジリティ強化や、帝京の技巧派たちから技術面を吸収してきたことが、少しずつ形になり始めている。
CBではトッテナムのオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンを参考にしてきたが、現在は日大藤沢高(神奈川)時代にFW、CBの“二刀流”として注目されたFW森重陽介の動きもチェック。将来のプロ入りを目指す小山は、一つ一つ積み重ねて大舞台で活躍できるような力を身につける意気込みだ。
今年の目標は先輩たちの分まで全国大会で勝ち上がることだ。「(去年の)夏、インターハイ前ぐらいからAチーム入らせてもらって、最初上手くいかない中でも凄い支えてもらって。凄く先輩方も上手いですし、できれば自分が貢献して全国に行きたいっていう気持ちはありましたけど、やっぱりそうはいかなくて、凄い悔しいっていう気持ちがあります。先輩の分まで今年はインターハイ、選手権の全国で優勝できるようにしたい」。まずはシーズン開幕へ向けて努力。昨年を知るMF渡辺莉太(2年)やMF原田誉裕(2年)、GK荒川喜道(2年)、MF住野空来(2年)らとともに切磋琢磨しながら、成長と全国制覇を目指す。


MF住野空来は退場者が出た影響でCBとしてもプレー


アシストに加え、ゴールも期待されるMF渡辺莉太
(取材・文 吉田太郎)



