悔しい完敗も「学びを得る負け」に昇華させるリバウンドメンタリティの発露。「圧倒的な成長欲」を備えたFC東京U-18は好チーム・仙台ユースから3ゴールを奪って連敗回避!
[5.2 プレミアリーグEAST第5節 FC東京U-18 3-0 仙台ユース 東京ガス武蔵野苑多目的グランド]
完敗と言っていいような敗戦から1週間。その経験を、ただ悔しかったで終わらせるわけにはいかない。もちろん目指すのはこのリーグの頂。ならば、やるべきことは明確だ。改めて目の前の練習と、目の前の試合と真剣に向き合い、ひたすら次の勝利を追求するしかない。
「前節は流経との差を見せつけられて、本当に悔しい負け方をした中で、今週の1週間は凄く良い強度で練習に取り組んできましたし、今日は全員が常に前向きに、攻撃的にやり続けて、前は3点獲って、後ろは無失点で終われたので、大きな勝利だったと思います」(FC東京U-18・松野泰知)
ホームで3ゴールを奪い切って、連敗回避!2日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2026 EAST第5節で、FC東京U-18(東京)とベガルタ仙台ユース(宮城)が激突した一戦は、FC東京U-18が3-0で勝利を収め、勝点3を積み上げている。
試合は立ち上がりから、ホームチームがペースを掴む展開に。とりわけ「試合に出ると言われたのは昨日の練習の時で、最初は驚いたんですけど、この試合のためにずっと準備してきたので、嬉しい気持ちとワクワクする気持ちがありました」と話した今季初スタメンのGK新堀恵太(3年)が、得意のビルドアップで“プラスワン”を作りつつ、DF松野泰知(3年)とDF石村琢人(2年)の両センターバックから丁寧にボールを動かしていく。
5分。左からDF田中遥大(3年)が蹴ったCKに、密集の外で待っていたMF梶山蓮翔(2年)のボレーはゴール左へ外れるも、まずはファーストシュートを。8分。松野を起点にMF中島大芽(3年)が右へ振り分け、MF友松祐貴(3年)が枠へ収めたシュートは、仙台ユースGK渡邊航聖(3年)がファインセーブで回避したものの、FC東京U-18が立て続けにチャンスを創出する。
一方の仙台ユースも、10分を過ぎるとドイスボランチのMF石山葉琉(3年)とMF安部嶺尋(2年)を軸に、少しずつパスワークにスムーズさが。最前線でFW佐々木亮(3年)に収まると、2シャドーのMF小澤春太(1年)とMF山下湊司(1年)が前向きに仕掛けるシーンも増加し、右にMF菊池倖征(3年)、左にMF甲斐響太郎(2年)を配したウイングバックも使いつつ、シュートの一歩手前まで迫り出す。


だが、先に歓喜を享受したのはホームの青赤。27分。松野の縦パスをスイッチに、友松がドリブルで前進。FW樋口佳(2年)が時間を作り、右から田中遥大がクロスを上げ切ると、走り込んだ梶山のヘディングがゴールネットを揺らす。
「あまり自分はヘディングが得意ではないんですけど、田中遥大くんから良いボールが来たので、『頭で突っ込めば行けるかな』と思って、突っ込んだらうまくゴールになったので、狙い通りで嬉しかったです」と笑った梶山は、これでリーグ3戦連発。1-0。FC東京U-18がスコアを動かす。






悪くない流れの中で失点を許した仙台ユースも、30分にチャンス。石山が右からFKを蹴り入れ、こぼれ球をDF石原滉大(3年)が頭で残すと、佐々木のボレーは新堀がキャッチ。38分はFC東京U-18。右CKを田中遥大がグラウンダーで中央へ。松野のスルーから石村の枠内シュートは渡邊がキャッチ。45分もFC東京U-18。MF冨田真隆(2年)が左へ流し、MF中野寛基(3年)のクロスに、田中遥大が合わせたボレーは枠の右へ。最初の45分間はホームチームが1点をリードして、後半へ折り返す。
ハーフタイムを挟むと、次の1点もFC東京U-18が手繰り寄せる。後半5分。田中遥大がFKをクイックで始め、友松は完璧なフィード。抜け出した樋口の豪快なシュートが、ゴールネットへ突き刺さる。
「前半から背後をずっと狙っていて、ハーフタイムにも『僕が背後に走るから、そこにパスをちょうだい』と話していた中で、友松選手が良いボールをくれたので、コミュニケーションが良かったかなと思います」と話す2年生ストライカーの追加点。2-0。点差が広がる。






「1失点で帰ってきたので、ハーフタイムには『全然行ける流れだから、もうちょっと攻撃のところのパワーとやり方を確認しよう』と言っていた中で、2失点目が痛かったですね」と加藤望監督も言及した仙台ユースも、懸命にゴールを目指す。10分には高い位置で佐々木がボールを奪い、小澤がGKと1対1になりかけるも、ワンテンポ遅れてシュートは打てず。一方で守備陣も右から石原、DF鑓水桜雅(2年)、DF根本日々人(1年)で組んだ3バックが高い集中力をキープし、3点目は許さない。


それでも、ホームチームがしたたかに挙げた追加点。29分。田中遥大の右CKから、石村が放ったシュートは渡邊がビッグセーブで凌いだものの、直後の右CKを再び田中遥大が丁寧に中央へ。巧みにマーカーを外した樋口のヘディングは、ゴールへとゆっくり吸い込まれる。「1点獲っていて、気持ち的にはだいぶリラックスしていたので、あの流れからゴールを決められたのかなと思います」と話す背番号13は、これでドッピエッタ。大きな3点目がFC東京U-18に入る。






以降は攻撃の手をちらつかせながら、取り掛かるゲームクローズ。「一瞬の隙を絶対に見せちゃダメだと思っていたので、そこは良い準備ができていたと思います」(新堀)。田中遥大、松野、石村、DF相馬陸人(2年)で組んだ、全員が180センチオーバーの4バックも、全体のバランスを意識しながら築く堅陣。終盤には相馬とDF田中理久(3年)も入れ替え、万全の態勢を整えていく。
「難しい試合になるのはわかっていましたし、キーパーとしてはクリーンシートで終わりたいという気持ちが常にあるので、そこを達成できたうえに、3点獲れて、良い形で終われたのがとても嬉しかったです」(新堀)。ファイナルスコアは3-0。FC東京U-18がきっちり完封で試合を締め、ホームのサポーターへ歓喜を届ける結果となった。






上位対決となった前節の流通経済大柏高戦に、FC東京U-18は1-3で敗戦。「相手の方が圧倒的に勢いも雰囲気もありましたし、完全に相手に飲まれて、いつもだったらできていることができなくなって、見えているものも少なくなってしまって、自分としても納得の行かない、悔しさの残るゲームでした」と松野が話したように、そこまで無敗を続けていた彼らは、シビアな現在地を突き付けられる。
ただ、それでも今の実力を受け入れながら、極めてポジティブに、前を向く。「今年のチームは練習の強度と雰囲気がメチャクチャ良くて、練習でも失点したらメチャクチャ言い合いますし、要求しますし、負けたチームは本当に悔しがるし、という雰囲気が今年は特徴だと思うので、いつもそれを週末に持っていこうという中で、流経戦は相手に上回られてしまったので、『自分たちももっとやらないといけないよね』ということを、流経戦の後はみんなが共通認識として持てたと思います」(松野)
この日のスタメンを勝ち獲った新堀が、あることを教えてくれた。「今日の試合前の円陣で友松が『前回の流経戦の負けをただの負けにするんじゃなくて、あそこで負けて学びを得たから優勝ができたと言えるような試合を今日はしよう』と言っていたので、それが体現できたことは凄く良かったです」。
チームを率いる北慎監督も、前節から今節に至るまでの選手たちの日常の取り組みには、確かな手応えを感じていたようだ。「前回の敗戦から選手たちも課題感を持って、どこが相手でも自分たちの精度を高めていこうと、質を高めていこうというところで、素晴らしい取り組みを見せてくれました」。
「やっぱりリーグ戦を通じて全勝で終わることはなかなか難しいと思うので、負けた時にそれをどうみんながプラスにしていくかというのは、自分たちも想定していたことですし、選手たちはあの負けを受け入れて、ちゃんと自分たちに矢印を向けて、前向きに練習に取り組めた成果が、今日のゲームに現れたのではないかなと思っています」。
まさにリバウンドメンタリティをチーム全体が持ち得たからこそ、改めて地道な努力に目を向けた1週間を経て、FC東京U-18はピッチで躍動することに成功する。1つの負けを、ただの負けで終わらせないだけの成長欲が、今年のチームには備わりつつあるようだ。
次節は東京ヴェルディユースとの“東京ダービー”。2月の『東京都クラブユースサッカーU-17選手権』ではPK戦の末に敗れているだけに、気合が入らないはずがない。ゲームキャプテンの松野は、決戦に向けての意気込みを力強く口にする。
「チームとしてずっと言われているのは、『ヴェルディとの試合は理屈じゃないよ』と。もちろん技術や戦術も大事ですけど、それ以上に強度や熱量のところだけは絶対に上回られてはいけないと思っています。“あの時”とは自分たちも違いますし、もちろんヴェルディも違うと思いますけど、まずは熱量の部分で圧倒したいです」。
常に学び続ける意欲があれば、勝っても、負けても、その経験を次に進むエネルギーに変換し、チームの輪は一回りも、二回りも、大きくなっていく。そういう意味では絶対に負けたくないダービーも、彼らにとってはさらなる成長を遂げるための格好の舞台。情熱の指揮官に率いられたFC東京U-18は、これからも惑わず、迷わず、自分たちの信じた道を行く。


(取材・文 土屋雅史)
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完敗と言っていいような敗戦から1週間。その経験を、ただ悔しかったで終わらせるわけにはいかない。もちろん目指すのはこのリーグの頂。ならば、やるべきことは明確だ。改めて目の前の練習と、目の前の試合と真剣に向き合い、ひたすら次の勝利を追求するしかない。
「前節は流経との差を見せつけられて、本当に悔しい負け方をした中で、今週の1週間は凄く良い強度で練習に取り組んできましたし、今日は全員が常に前向きに、攻撃的にやり続けて、前は3点獲って、後ろは無失点で終われたので、大きな勝利だったと思います」(FC東京U-18・松野泰知)
ホームで3ゴールを奪い切って、連敗回避!2日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2026 EAST第5節で、FC東京U-18(東京)とベガルタ仙台ユース(宮城)が激突した一戦は、FC東京U-18が3-0で勝利を収め、勝点3を積み上げている。
試合は立ち上がりから、ホームチームがペースを掴む展開に。とりわけ「試合に出ると言われたのは昨日の練習の時で、最初は驚いたんですけど、この試合のためにずっと準備してきたので、嬉しい気持ちとワクワクする気持ちがありました」と話した今季初スタメンのGK新堀恵太(3年)が、得意のビルドアップで“プラスワン”を作りつつ、DF松野泰知(3年)とDF石村琢人(2年)の両センターバックから丁寧にボールを動かしていく。
5分。左からDF田中遥大(3年)が蹴ったCKに、密集の外で待っていたMF梶山蓮翔(2年)のボレーはゴール左へ外れるも、まずはファーストシュートを。8分。松野を起点にMF中島大芽(3年)が右へ振り分け、MF友松祐貴(3年)が枠へ収めたシュートは、仙台ユースGK渡邊航聖(3年)がファインセーブで回避したものの、FC東京U-18が立て続けにチャンスを創出する。
一方の仙台ユースも、10分を過ぎるとドイスボランチのMF石山葉琉(3年)とMF安部嶺尋(2年)を軸に、少しずつパスワークにスムーズさが。最前線でFW佐々木亮(3年)に収まると、2シャドーのMF小澤春太(1年)とMF山下湊司(1年)が前向きに仕掛けるシーンも増加し、右にMF菊池倖征(3年)、左にMF甲斐響太郎(2年)を配したウイングバックも使いつつ、シュートの一歩手前まで迫り出す。


中盤で奮闘した仙台ユースMF安部嶺尋
だが、先に歓喜を享受したのはホームの青赤。27分。松野の縦パスをスイッチに、友松がドリブルで前進。FW樋口佳(2年)が時間を作り、右から田中遥大がクロスを上げ切ると、走り込んだ梶山のヘディングがゴールネットを揺らす。
「あまり自分はヘディングが得意ではないんですけど、田中遥大くんから良いボールが来たので、『頭で突っ込めば行けるかな』と思って、突っ込んだらうまくゴールになったので、狙い通りで嬉しかったです」と笑った梶山は、これでリーグ3戦連発。1-0。FC東京U-18がスコアを動かす。






悪くない流れの中で失点を許した仙台ユースも、30分にチャンス。石山が右からFKを蹴り入れ、こぼれ球をDF石原滉大(3年)が頭で残すと、佐々木のボレーは新堀がキャッチ。38分はFC東京U-18。右CKを田中遥大がグラウンダーで中央へ。松野のスルーから石村の枠内シュートは渡邊がキャッチ。45分もFC東京U-18。MF冨田真隆(2年)が左へ流し、MF中野寛基(3年)のクロスに、田中遥大が合わせたボレーは枠の右へ。最初の45分間はホームチームが1点をリードして、後半へ折り返す。
ハーフタイムを挟むと、次の1点もFC東京U-18が手繰り寄せる。後半5分。田中遥大がFKをクイックで始め、友松は完璧なフィード。抜け出した樋口の豪快なシュートが、ゴールネットへ突き刺さる。
「前半から背後をずっと狙っていて、ハーフタイムにも『僕が背後に走るから、そこにパスをちょうだい』と話していた中で、友松選手が良いボールをくれたので、コミュニケーションが良かったかなと思います」と話す2年生ストライカーの追加点。2-0。点差が広がる。






「1失点で帰ってきたので、ハーフタイムには『全然行ける流れだから、もうちょっと攻撃のところのパワーとやり方を確認しよう』と言っていた中で、2失点目が痛かったですね」と加藤望監督も言及した仙台ユースも、懸命にゴールを目指す。10分には高い位置で佐々木がボールを奪い、小澤がGKと1対1になりかけるも、ワンテンポ遅れてシュートは打てず。一方で守備陣も右から石原、DF鑓水桜雅(2年)、DF根本日々人(1年)で組んだ3バックが高い集中力をキープし、3点目は許さない。


最終ラインで奮闘した仙台ユースDF石原滉大
それでも、ホームチームがしたたかに挙げた追加点。29分。田中遥大の右CKから、石村が放ったシュートは渡邊がビッグセーブで凌いだものの、直後の右CKを再び田中遥大が丁寧に中央へ。巧みにマーカーを外した樋口のヘディングは、ゴールへとゆっくり吸い込まれる。「1点獲っていて、気持ち的にはだいぶリラックスしていたので、あの流れからゴールを決められたのかなと思います」と話す背番号13は、これでドッピエッタ。大きな3点目がFC東京U-18に入る。






以降は攻撃の手をちらつかせながら、取り掛かるゲームクローズ。「一瞬の隙を絶対に見せちゃダメだと思っていたので、そこは良い準備ができていたと思います」(新堀)。田中遥大、松野、石村、DF相馬陸人(2年)で組んだ、全員が180センチオーバーの4バックも、全体のバランスを意識しながら築く堅陣。終盤には相馬とDF田中理久(3年)も入れ替え、万全の態勢を整えていく。
「難しい試合になるのはわかっていましたし、キーパーとしてはクリーンシートで終わりたいという気持ちが常にあるので、そこを達成できたうえに、3点獲れて、良い形で終われたのがとても嬉しかったです」(新堀)。ファイナルスコアは3-0。FC東京U-18がきっちり完封で試合を締め、ホームのサポーターへ歓喜を届ける結果となった。


先制ゴールの梶山蓮翔


2ゴールを沈めた樋口佳


今季初スタメンで完封勝利に貢献した新堀恵太
上位対決となった前節の流通経済大柏高戦に、FC東京U-18は1-3で敗戦。「相手の方が圧倒的に勢いも雰囲気もありましたし、完全に相手に飲まれて、いつもだったらできていることができなくなって、見えているものも少なくなってしまって、自分としても納得の行かない、悔しさの残るゲームでした」と松野が話したように、そこまで無敗を続けていた彼らは、シビアな現在地を突き付けられる。
ただ、それでも今の実力を受け入れながら、極めてポジティブに、前を向く。「今年のチームは練習の強度と雰囲気がメチャクチャ良くて、練習でも失点したらメチャクチャ言い合いますし、要求しますし、負けたチームは本当に悔しがるし、という雰囲気が今年は特徴だと思うので、いつもそれを週末に持っていこうという中で、流経戦は相手に上回られてしまったので、『自分たちももっとやらないといけないよね』ということを、流経戦の後はみんなが共通認識として持てたと思います」(松野)
この日のスタメンを勝ち獲った新堀が、あることを教えてくれた。「今日の試合前の円陣で友松が『前回の流経戦の負けをただの負けにするんじゃなくて、あそこで負けて学びを得たから優勝ができたと言えるような試合を今日はしよう』と言っていたので、それが体現できたことは凄く良かったです」。
チームを率いる北慎監督も、前節から今節に至るまでの選手たちの日常の取り組みには、確かな手応えを感じていたようだ。「前回の敗戦から選手たちも課題感を持って、どこが相手でも自分たちの精度を高めていこうと、質を高めていこうというところで、素晴らしい取り組みを見せてくれました」。
「やっぱりリーグ戦を通じて全勝で終わることはなかなか難しいと思うので、負けた時にそれをどうみんながプラスにしていくかというのは、自分たちも想定していたことですし、選手たちはあの負けを受け入れて、ちゃんと自分たちに矢印を向けて、前向きに練習に取り組めた成果が、今日のゲームに現れたのではないかなと思っています」。
まさにリバウンドメンタリティをチーム全体が持ち得たからこそ、改めて地道な努力に目を向けた1週間を経て、FC東京U-18はピッチで躍動することに成功する。1つの負けを、ただの負けで終わらせないだけの成長欲が、今年のチームには備わりつつあるようだ。
次節は東京ヴェルディユースとの“東京ダービー”。2月の『東京都クラブユースサッカーU-17選手権』ではPK戦の末に敗れているだけに、気合が入らないはずがない。ゲームキャプテンの松野は、決戦に向けての意気込みを力強く口にする。
「チームとしてずっと言われているのは、『ヴェルディとの試合は理屈じゃないよ』と。もちろん技術や戦術も大事ですけど、それ以上に強度や熱量のところだけは絶対に上回られてはいけないと思っています。“あの時”とは自分たちも違いますし、もちろんヴェルディも違うと思いますけど、まずは熱量の部分で圧倒したいです」。
常に学び続ける意欲があれば、勝っても、負けても、その経験を次に進むエネルギーに変換し、チームの輪は一回りも、二回りも、大きくなっていく。そういう意味では絶対に負けたくないダービーも、彼らにとってはさらなる成長を遂げるための格好の舞台。情熱の指揮官に率いられたFC東京U-18は、これからも惑わず、迷わず、自分たちの信じた道を行く。


(取材・文 土屋雅史)
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