目標は「本人にアシスト」すること
――香川選手に似ていると気がついたのはいつ頃ですか?
「高校生の頃に友達が『香川だ! 香川だ!』って興奮しながら言うんですよ。南アフリカW杯が終わって、ザッケローニ監督になって、香川選手が日本代表の中心選手になり始めた頃でしたね」
――日本代表の選手に似てると言われたら嬉しいですよね。
「それが当時、香川選手のことを知らなかったんですよ(苦笑)。家に帰って調べたら、確かに似てるなって(笑)」
――では高校生の頃からモノマネをされているのですか?
「モノマネをやり始めたのは今年からですね。(『とんねるずのみなさんのおかげでした』内の)『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』に出て、そこからです」
――6月には香川選手本人とも会われたとか。
「イベントで会いました。僕が小柄だというのもありますけど、第一印象は結構デカかった(笑)。一番緊張しました」
――どんな会話があったんですか?
「(香川選手が)通りかかったときに『あっ!』ってなったので、『モノマネをさせてもらってます!』って言ったら『いくつ?』と聞かれて。『22歳です』というと『年下なんや』と驚かれました」
――その後、セレッソ大阪とドルトムントのイベントにも出演されています。
「それが当時、香川選手のことを知らなかったんですよ(苦笑)。家に帰って調べたら、確かに似てるなって(笑)」
――では高校生の頃からモノマネをされているのですか?
「セレッソのイベントには呼ばれたんですけど、関西のノリなのか選手の控え室にも案内していただいて。『真司くんや!』って言われて、選手からも写真を求められたりしました(笑)。ドルトムントのイベントは完全にプライベートで行って、朝8時ぐらいから並びました。丸岡選手は僕のことを知ってくれていて『会いたかったです』って言われましたし、フンメルスとオーバメヤンは手を叩いて『シンジ~』って笑ってくれました(笑)」
――次はどんな目標がありますか?
「できたらご本人とボールを蹴りたいですね」
――もし香川選手と同じチームでプレーしたら……?
「アシストを決めたいです! ソックリさんがパスして、本人がゴール決めたら最高ですよね(笑)」
5人の仲間で魅せた驚異(!?)のチームプレー
――「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」に初出演されたときは緊張されたのでは?
「アジア杯での日本代表のハイライトをモノマネしたのですが、5人で出演したので、リラックスしてできましたね。僕は芸歴4年目なんですけど、(本田圭佑をモノマネしている)じゅんいち(ダビッドソン)さんは10年以上芸人をされていますし、(川島永嗣をモノマネしている)エハラ(マサヒロ)さん、(長友佑都をモノマネしている)橋本(まさを)さん、(遠藤保仁のモノマネをしている)フルカウント千葉くんもいましたし。僕が大オチだったんですけど、『お前のショーだから、大きくやったらいいよ』と言ってくださって」
――リラックスするコツはありますか?
「仲間を信頼すること、ですかね(笑)」
――10月には多くの芸能人が出演する、TBSの『オールスター感謝祭』にも仲間のじゅんいちダビッドソンさんと出演されていましたよね。
「クイズに解答して、マラソンにも出たんですけど、じゅんいちさんと一緒にネタをやりながら走って(笑)」
――狙い通りですか?
「そうですね、狙い通りです(笑)」
――じつは、来年1月に、かつての日本代表の10番、ラモス瑠偉さん率いるクリアレジェンドとフットサルで対戦できるイベント「Dream Match Challenge」があるのですが、もし当選したら……?
「出たいです!」
――勝利すると賞金100万円が出るんです。
「ホントですか!? じゅんいちさんたちモノマネメンバーで応募したいですね。サッカーだけだと7人揃わないので、他のスポーツのモノマネの人も入れて、ドリームチームをつくりたいです!」
――もし100万円手にしたら使い道は?
「ドイツ行きたいです! ドルトムントの試合を生で観たいですね」
(写真・動画撮影 金澤智康)
(取材・文 奥山典幸)