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ゴールを量産するシメオネ息子 「名前の重荷には慣れている」

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 アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督の息子で、U-20アルゼンチン代表として活躍するFWジョバンニ・シメオネは、スペインメディアのインタビューに答えて自身の好調ぶりや父親との関係について語った。

 リーベル・プレートのトップチームに所属するジョバンニは現在19歳。アルゼンチン代表として現在開催中のU-20南米選手権に出場し、5試合で7ゴールを挙げる活躍で大会の得点ランク首位に立っている。

 リオデジャネイロ・オリンピックと2015年U-20ワールドカップ出場権も懸かる重要な大会での活躍について、ジョバンニはスペイン『オンダ・セロ』で次のように語った。『マルカ』が伝えている。

「U-20南米選手権は厳しい大会だ。アルゼンチンと戦う相手は何が何でも勝とうとしてくるからね。ゴールを決めていることは、サポートしてパスを出してくれるチームメートに感謝しなければならない」

「自分が決めているゴールのことよりも、チームが素晴らしい大会を戦えていることを考えているよ。このチームの選手たちと今の瞬間を分かち合えるのは光栄なことだ。チームのためを考えた上で、自分もゴールを決められるならさらに良いことだね」

 ディエゴ・シメオネの息子として注目を集めることについては、やはり難しさもあったと語る。

「名前があまり重荷になることはないし、慣れているよ。”息子”として生まれてずっとやってきたからね。時間が経つにつれて、僕はジョバンニなんだということを見せていきたい。”息子”であるためにここにいるわけじゃないからね」

「小さな頃はもっと大変だったよ。13歳のときにプレーを始めると、良いプレーを見せなければならなかったけど、何をやっても”息子”だからと言われていた。僕はそういうタイプじゃないからうんざりしていたよ」

 U-20アルゼンチン代表とリーベルのチームメートであるGKアウグスト・バタジャは、レアル・マドリーへの移籍が盛んに取りざたされている。

「レアル・マドリーへ行く可能性があることはみんな知っている。彼のことはリーベルで子供の頃から知っているけど、素晴らしいGKで、強いパーソナリティーを持っている。移籍が実現してほしいと思っているよ」

 父親が率いるアトレティコは、28日にコパ・デル・レイ準々決勝セカンドレグのバルセロナ戦に臨む。

「父は今やっているすべてのことに心から満足している。素晴らしいショーになるだろうし、父がアトレティコに喜びをもたらすことができるといいね。もちろん(アトレティコ所属のU-20代表FWアンヘル・)コレアと一緒に見るつもりだよ」

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