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J3第18節…FW樋口が「初めて」の4得点!! 相模原が町田かわして3位浮上

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 J3第18節が28日に全国各地で開催された。首位レノファ山口FCカターレ富山と対戦。前半10分と同17分に富山がゴールを奪い2点を先行したものの、ここからリーグ最多得点を記録する山口攻撃陣が爆発する。同25分にDF黒木恭平のFKをMF福満隆貴がヘッドでネットを揺らすと、同41分にMF島屋八徳、同44分にFW岸田和人が決めて前半だけで逆転に成功。後半に入っても攻撃の手を緩めない山口は岸田、MF鳥養祐矢が加点して5-2で大勝した。

 ブラウブリッツ秋田のホームに乗り込んだ2位AC長野パルセイロは、1-1で迎えた後半アディショナルタイムにFW佐藤悠希が値千金の決勝点を奪い、2-1で勝利した。Y.S.C.C.横浜をホームに迎えたFC町田ゼルビアはスコアレスで迎えた後半47分にFW久木野聡が決めて先制に成功する。その後、同点に追い付かれながらも、同40分にDF土岐田洸平が決勝ゴールを流し込み、2-1の勝利を収めて11戦無敗とした。

 藤枝MYFCと対戦した4位SC相模原はゴールラッシュを演じる。前半11分にMF曽我部慶太が先制点を奪うと、同42分にCKの流れからFW樋口寛規が詰めて2点をリードして前半を折り返す。後半に入ると樋口の独壇場に。後半7分にカウンターからネットを揺らすと、同17分にはFW高原直泰のスルーしたボールに反応してハットトリックを達成。さらに同26分にはMF大森啓生のシュートのこぼれ球を押し込んで4点目を奪い、チームを5-0の快勝へと導いた。相模原は同勝ち点、同得失点差の町田を総得点でかわして3位へと浮上している。

 4得点の活躍を見せた樋口は「(4得点は)初めてだと思います」と笑顔を見せると、「チームとして(得点を)取れているのはいいこと。個人的には取れていなかったので、今日みたいにまとめて取ることも大事だし、0-0の中で1点の重みのあるゴールを決めていきたい」とコメントした。

 5位ガイナーレ鳥取FC琉球に1-2で敗れて7位に転落。逆に3連勝を飾った琉球が5位に順位を上げた。また、福島ユナイテッドFCJリーグU-22選抜の一戦は1-1の引き分けに終わっている。なお、グルージャ盛岡の今節の試合はなかった。

第18節試合結果

6月28日(日)
秋田 1-2 長野 [秋田陸]
相模原 5-0 藤枝 [ギオンス]
福島 1-1 J-22 [とうスタ]
富山 2-5 山口 [富山]
町田 2-1 YS横浜 [町田]
琉球 2-1 鳥取 [沖縄県陸]

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