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バルサ会長、V・バルデスの残留を希望

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緊急補強は行わず

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、今季絶望となる重傷を負ったGKビクトール・バルデスへのサポートの姿勢を強調するとともに、今季で退団予定の同選手の残留を望むと話している。

 V・バルデスは26日に行われたリーガエスパニョーラ第30節セルタ戦で前十字じん帯断裂の重傷を負い、復帰まで6カ月以上を要する見通しとなった。すでに今季限りでの退団を発表していたV・バルデスにとって、このまま退団するのであればセルタ戦がバルサでのラストゲームということになる。

 半年以上の離脱となれば来シーズンの開幕にも間に合わないことになり、新クラブを探す上でも支障となるかもしれない。だがバルサとしては同選手を引き止める意志があるようだ。

 バルトメウ会長はスペイン『カデナ・コペ』で次のように語った。

「ビクトールには、クラブには彼を助ける準備があると伝えた。ビクトール・バルデスがここに残ってくれるのであれば、我々としてはうれしいことだ」

 V・バルデスの負傷の穴を埋めるため特例によるシーズン中のGK補強も可能だが、バルトメウ副会長は第2GKピントや下部組織のGKで今季を乗り切ることを示唆。ピントの契約延長の可能性にも言及している。

「もしピントやオイエルに何か起こったとすれば、バルサBにもGKはいる。ピントは今季で契約が満了するが、4月か5月に彼と話をして、延長するかどうかを検討する。今は何も決まってはいない」

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