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J開幕スタメンも苦境の一年に…高卒ルーキー名和田我空が待望プロ初弾に喜び「G大阪の勝利に貢献したいという思いが、今日のゴールにつながった」

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FW名和田我空

[11.27 ACL2 GL第5節 東方足球隊 0-5 G大阪 香港]

 待望のプロ初ゴールを決めた。ガンバ大阪の高卒ルーキーFW名和田我空が後半30分にチーム5点目を挙げた。

 4-0で迎えた後半30分、DF三浦弦太からのフィードを敵陣PA内で冷静に収めた。名和田はすかさずゴール方向に体を向け、相手選手のマークを外しながら右足シュート。ゴール右隅に決め切り、勝利を決定づけた。

 神村学園高を卒業後、今シーズンからG大阪入り。開幕節ではスタメンを飾ったものの、その後リーグ戦は3試合の出場のみ。ルヴァンカップは先発2試合で出場した。ACL2ではベンチ入りこそするが、出場はなかった。

 この試合のフラッシュインタビューで名和田は「苦しい時期が続いて、矢印が外に向いていたこともあった」と思いを明かす。それでも、周囲は名和田を見捨てず。仲間たちやスタッフはルーキーを支え続け、名和田もその思いを応えた。

 そうして掴んだ先発のチャンス。名和田は「前半からボールロストとか色々あった」と振り返る。それでも「ゴールを取りたいと思っていた」。ゴールシーンは「迷いなく蹴れてよかった」と笑顔。「苦しい時期が続いたけど、G大阪の勝利に貢献したいという思いが、今日のゴールにつながった」と力を込めた。


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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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