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[選手権]2度の骨折を乗り越えた主将が徳島決勝で左足ミドル弾。FW牛尾律貴は全国大会までに先発の座を取り戻し、プレーで徳島市立を引っ張る

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後半33分、徳島市立高FW牛尾律貴(3年=レオSC出身)が今大会初ゴール。4-1とした

[11.22 選手権徳島県予選決勝 徳島市立高 5-1 徳島北高 鳴門大塚]

 名門・徳島市立高の主将はこの一年、ピッチに立てなかった時間の方が長かったという。そのFW牛尾律貴(3年=レオSC出身)が10月に怪我から復帰し、選手権徳島県予選決勝で後半31分から途中出場。豪快な左足ミドルを決め、優勝に貢献した。

 3-1の後半33分、チームが自陣右サイドでボールを奪うと、牛尾は左のスペースへスプリント。そしてボールを受けると、縦へのドリブルから左足を振り抜く。対角の一撃をゴール右隅に突き刺した。

 徳島市立の強みをチームリーダーが表現し、勝利を決定づけるゴール。牛尾は「やっぱりスプリントっていうのが僕たちのチーム武器なんで、そういうところで結果残せたかなと思います」と胸を張った。

 今大会、牛尾は準々決勝、準決勝でも交代出場。だが、復帰直後ということもあり、特に準決勝はわずかな出場時間だった。「やっぱ出れなかったんで、準決勝はもっと悔しい思いしてたんですけど、決勝で出たんで結果残すしかないなと思って、そういう気持ちで言ったら点は取れたんで嬉しいです」と心境を明かす。

 今年は2月に左第5中足骨を骨折。5月に復帰し、インターハイ予選優勝に貢献したが、6月のプリンスリーグ四国で同じ箇所を再び骨折し、10月まで離脱を強いられた。チームは牛尾、FW平尾海斗(3年)という2人のリーダーを欠いて臨んだインターハイで初戦敗退。プリンスリーグ四国でも苦戦が続いた。

「僕と平尾がいなかった時期は、ほんとチームの状況も最悪だったんで、その中でどれだけ早く復帰してチームを引っ張っていくかっていうのも平尾と結構話し合っていました」。彼らが離脱していた期間にDF伏田珂偉(3年)やDF松山哲也(3年)が前に出るようになり、9月に復帰した平尾も奮闘。牛尾はここから先発を奪い返し、背中でチームを引っ張る意気込みだ。

 徳島市立は選手権開幕戦(国立)で早稲田実高(東京B)と対戦。「国立で試合する時にはもうスタメンに戻っていて、自分が最初から出ている状況でチームを引っ張って、チャンスがあればどんどん点に絡んでいけるような選手になっていきたいと思います」。俊足FWはスピードを活かした裏抜けや左足のシュート、クロスなどが武器。全国大会までに自身のベストコンディションまで引き上げ、徳島市立の国立開幕戦勝利と躍進に貢献する。

後半33分には交代出場のFW牛尾律貴主将が左足で決め、徳島市立は4-1とした

主将のゴールにスタンドも大いに沸いた


(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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