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1年時に“全国ルーキー”を制し、1年前の “裏選手権”も優勝の注目世代が「まだまだ」の気持ちで成長。鹿島学園は17年ぶり4強も、目指すはより上の全国制覇

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MF木下永愛(6番)らU-16全国大会優勝世代の鹿島学園高が準決勝進出

[1.4 選手権準々決勝 興國高 1-3 鹿島学園高 U等々力]
 
“日本一世代”は、まだまだ止まらない。鹿島学園高(茨城)が興國高(大阪)を3-1で破り、2008年度大会以来となる準決勝進出。鹿島学園にとっても、茨城県勢にとっても17年ぶりとなる4強入りを果たした。

 鹿島学園の現3年生は1年前、“裏選手権”こと「NEW BALANCE CUP 2025 IN TOKINOSUMIKA」で日大藤沢高(神奈川)や東山高(京都)を破って優勝。また、1年時には、U-16全国大会の「2023 MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16 ルーキーリーグ」で初優勝を成し遂げている。

 この“全国ルーキー”は、準決勝で東福岡高(福岡)に逆転勝ちすると、決勝でも大津高(熊本)に2-1で競り勝ち、U-16年代日本一に輝いた。その決勝で先発していたCB齊藤空人主将(3年)やCB中川光星(3年)、左SB清水朔玖(3年)、MF木下永愛(3年)、MF西川大翔(3年)、MF伊藤蒼空(3年)、FW松本金太朗(3年)はこの日の興國戦も先発出場。1年時に結果を残している世代が成長を続けて最後の大舞台で実力を発揮している。

 鈴木雅人監督は「(現3年生は)本当に1年生の時から期待していた学年だったので。でも、なかなかそう上手くいくものではないんですけど、やっぱり子供らの強い思い、上に上に、まだまだ、まだまだ、って気持ちがこういう結果になってるんだなって感じます」と目を細める。
 
 上手く行くことばかりではなかった。2年時にはインターハイ初戦敗退に終わり、選手権は茨城県予選決勝で敗戦。最終学年となった今年度のインターハイも2回戦(対滝川二高)で後半アディショナルタイムの失点によって追いつかれ、PK戦で涙を呑んでいる。

 また、プリンスリーグ関東1部も6勝7分5敗と勝ち越したにも関わらず、7位で2部降格。それでも、松本が「選手権とその1年の時とかっていうのは全く別物。自分たち裏選手権とかも取ってるんですけど、全く意識してなくて、この選手権を取るっていうことだけ意識して日々の練習とか常に頑張っていました」というように、過去の結果に満足することなく、“まだまだ”の気持ちを持って努力してきたことが一つの結果に結びついている。

 以前に比べると連続失点しないことや試合終盤に失点しない部分で選手たちは成長を実感。興國戦は齊藤と中川が中心になって相手の攻撃を跳ね返し、清水は直接FKとPKで2得点をマークした。また、怪我明けの西川や松本、伊藤、そしてU-16全国大会後から台頭してきた選手たちも攻守に奮闘。木下は「自分たちはもうこの選手権で取り返すしかないっていうところで、全員がいい意識を持って取り組めていますし、自分たちの3年間の集大成を見せれてるかなと思います。自分たちが目指しているのはベスト4じゃないんで、日本一しか見てないんで、まだまだここから頑張りたいです」と力を込めた。

 1年前は“裏選手権”優勝を目指して優勝。今回の選手権も目標はベスト4ではなく、優勝だ。木下が「今年もいい形で終われたらなとは思っています」と語ったように、流通経済大柏高(千葉)との準決勝、そして決勝も制し、”日本一世代”が選手権でも頂点に立つ。

鹿島学園は1年前の裏選手権で優勝

現3年生は1年時にU-16全国大会で優勝

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(取材・文 吉田太郎)


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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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