初の浦和ベンチ入りで見届けた大学生FW弾…日本大MF植木颯「めちゃくちゃ嬉しかったけれど悔しさもあった」
MF
[12.6 インカレ予選ラウンド 日本大 3-2 桃山学院大 AGF]
初のJ1メンバー入りから1週間、日本大MF植木颯(4年=日大藤沢高/浦和内定)はキャプテンマークを巻いて全日本大学サッカー選手権(インカレ)にフル出場した。
植木は7月に浦和レッズへの来季加入内定が発表され、11月30日のJ1第37節・ファジアーノ岡山戦で初めてベンチ入り。前日練習後もメンバー入りするかは確定していなかったようで、「知らされたのは出発する直前とかでギリギリだったけれど、準備はしていたので(大丈夫だった)」と明かした。
その一戦では植木に出番が訪れなかった一方、同学年の桐蔭横浜大FW肥田野蓮治が浦和で初先発を飾ると後半27分に鮮烈なJ1初ゴールを奪った。「(肥田野が)ゴール直後は逆サイドの観客の方に行ってしまったので、僕は近くにいるコーチと抱き合って喜んでいた(笑)。交代でベンチに戻ってきたときに『おめでとう』と声をかけた」と植木。同期加入を控える仲間の得点には大きな刺激を受けていた。
「決めたときは同期ということもあってめちゃくちゃ嬉しかったけれど、蓮治があれだけ活躍している分悔しさもあったし自分にとって本当に刺激になった」
また、肥田野の活躍もあって結果を残す重要性を再確認した様子。「ベンチ入りできて本当に貴重な経験をさせてもらったけれど出場はできなかった。まだまだ力不足だと思うし、メンバーに入るだけじゃなくて活躍するくらいの気持ちでやっていきたい」と決意を新たにした。
植木は日本大1年目から関東大学リーグで主力を張り続けてきた。昨年度のインカレは鎖骨骨折により途中離脱を余儀なくされたものの、今季のリーグ戦への影響はなし。「他の人より怪我はなかなかしなかった」高校時代に続いて日本大でもシーズン中の中長期的な負傷離脱を回避し、リーグ戦通算5532分のプレータイムを記録した。4年間で最も出場時間が長い選手が対象の関東大学リーグ最多出場賞も受賞する鉄人だ。
「下級生の頃は先輩についていくだけという感じだった」というが、公式戦に出場しながら成長を重ねてきた4年間で主体的な行動やプレーができるようになったといい、キャプテンマークを巻いて中盤で頼もしくゲームメイクを行っている。
6日のインカレ予選ラウンドでは両サイドにも顔を出して攻撃を展開していった。前半7分には狙いよりもマイナス方向に飛んでしまったものの、先制点に繋がるクロスでゴールに関与。もっともチームは引いて守ってきた相手に苦戦を強いられて3-2の辛勝となり、植木は自身のプレーについて「ボールを貰ってからなかなか前進することができなかった」と反省する。中盤の選手として攻撃の起点になるだけでなく、高い位置にも侵入してシュートを放つ場面も作っていけるようにと意気込んだ。
インカレでは日本一を目標に捉えながら、目の前の試合に集中して一勝ずつ積み重ねていく考え。そして「来年からプロとしてのキャリアがスタートするので、そのためにもここで良い結果を残して良い流れで入れるようにしたい」。浦和は今季の全日本大学選抜から植木を含めて4人の加入内定を発表している中、「大卒は即戦力として見られていると思うので、4人で(浦和を)引っ張っていくくらいの気持ちでやっていきたい」とも力を込め、刺激的なJリーグ初メンバー入りの経験を無駄にせずさらに成長していくことを誓った。
(取材・文 加藤直岐)
●第74回全日本大学選手権(インカレ)特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中
初のJ1メンバー入りから1週間、日本大MF植木颯(4年=日大藤沢高/浦和内定)はキャプテンマークを巻いて全日本大学サッカー選手権(インカレ)にフル出場した。
植木は7月に浦和レッズへの来季加入内定が発表され、11月30日のJ1第37節・ファジアーノ岡山戦で初めてベンチ入り。前日練習後もメンバー入りするかは確定していなかったようで、「知らされたのは出発する直前とかでギリギリだったけれど、準備はしていたので(大丈夫だった)」と明かした。
その一戦では植木に出番が訪れなかった一方、同学年の桐蔭横浜大FW肥田野蓮治が浦和で初先発を飾ると後半27分に鮮烈なJ1初ゴールを奪った。「(肥田野が)ゴール直後は逆サイドの観客の方に行ってしまったので、僕は近くにいるコーチと抱き合って喜んでいた(笑)。交代でベンチに戻ってきたときに『おめでとう』と声をかけた」と植木。同期加入を控える仲間の得点には大きな刺激を受けていた。
「決めたときは同期ということもあってめちゃくちゃ嬉しかったけれど、蓮治があれだけ活躍している分悔しさもあったし自分にとって本当に刺激になった」
また、肥田野の活躍もあって結果を残す重要性を再確認した様子。「ベンチ入りできて本当に貴重な経験をさせてもらったけれど出場はできなかった。まだまだ力不足だと思うし、メンバーに入るだけじゃなくて活躍するくらいの気持ちでやっていきたい」と決意を新たにした。
植木は日本大1年目から関東大学リーグで主力を張り続けてきた。昨年度のインカレは鎖骨骨折により途中離脱を余儀なくされたものの、今季のリーグ戦への影響はなし。「他の人より怪我はなかなかしなかった」高校時代に続いて日本大でもシーズン中の中長期的な負傷離脱を回避し、リーグ戦通算5532分のプレータイムを記録した。4年間で最も出場時間が長い選手が対象の関東大学リーグ最多出場賞も受賞する鉄人だ。
「下級生の頃は先輩についていくだけという感じだった」というが、公式戦に出場しながら成長を重ねてきた4年間で主体的な行動やプレーができるようになったといい、キャプテンマークを巻いて中盤で頼もしくゲームメイクを行っている。
6日のインカレ予選ラウンドでは両サイドにも顔を出して攻撃を展開していった。前半7分には狙いよりもマイナス方向に飛んでしまったものの、先制点に繋がるクロスでゴールに関与。もっともチームは引いて守ってきた相手に苦戦を強いられて3-2の辛勝となり、植木は自身のプレーについて「ボールを貰ってからなかなか前進することができなかった」と反省する。中盤の選手として攻撃の起点になるだけでなく、高い位置にも侵入してシュートを放つ場面も作っていけるようにと意気込んだ。
インカレでは日本一を目標に捉えながら、目の前の試合に集中して一勝ずつ積み重ねていく考え。そして「来年からプロとしてのキャリアがスタートするので、そのためにもここで良い結果を残して良い流れで入れるようにしたい」。浦和は今季の全日本大学選抜から植木を含めて4人の加入内定を発表している中、「大卒は即戦力として見られていると思うので、4人で(浦和を)引っ張っていくくらいの気持ちでやっていきたい」とも力を込め、刺激的なJリーグ初メンバー入りの経験を無駄にせずさらに成長していくことを誓った。
(取材・文 加藤直岐)
●第74回全日本大学選手権(インカレ)特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中


