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なでしこJが合宿初の11vs11ゲーム形式!! ソルティーロ千葉U-18との合同練習で“世界”想定…長谷川「良い相手だった」

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 女子ワールドカップに向けて強化を続ける日本女子代表(なでしこジャパン)は1日、千葉市内で国内トレーニングキャンプ5日目を行った。20日の開幕まで約3週間。選手たちは、SOLTILO CHIBA FC U-18との合同練習で汗を流した。

 前日同様、トレーニングにはMF遠藤純(エンジェル・シティFC)とFW浜野まいか(ハンマルビーIF)を除いた女子W杯メンバー21人と、トレーニングパートナー3人が参加。ソルティーロ千葉からはフィールドプレイヤー20人、ゴールキーパー2人が加わり、なでしこジャパンと同じメニューをこなした。

 フィールドプレイヤーはジョギング、アジリティなどのウォーミングアップで体を温めると、パスアンドコントロールで技術面を確認。スプリントトレーニングで体に、ポゼッショントレーニングで脳に刺激を入れた。

 その後はゴールキーパーも合流し、ハーフコート2面に分かれて攻撃と守備に特化したトレーニングを実施。それぞれ9 (なでしこ攻撃)対8+GK、3対3+GK(なでしこ守備)で攻守を意識し、フルピッチ・11対11のゲーム形式の練習へと広げていった。

 男子高校生との合同トレーニングは、世界のフィジカルとスピードを想定したもの。MF長谷川唯(マンチェスター・C)は練習後、「スピードの速い相手だったので少し難しい部分はあったけど、やはり本大会では、そういうスピードの差があるチームがほとんどなので、そういうところに慣れていくには、すごく良い相手だった」と振り返った。

 なでしこジャパンは6日まで千葉市内でトレーニングキャンプを行い、その後、短いオフを過ごして10日に再集結。14日に仙台市で、女子W杯前最後のテストマッチとなるMS&ADカップ・パナマ女子代表戦を戦う。

(取材・文 成田敏彬)
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