「ロングボールのあとの回収が良くなかった」町田浩樹は最終予選初失点を悔やむ

日本代表DF
[10.15 W杯アジア最終予選 日本 1-1 オーストラリア 埼玉]
アジア最終予選4試合目の初失点にも動じなかった。0-0で折り返した後半13分、GK鈴木彩艶からのロングフィードを跳ね返されると、セカンドボールを相手に拾われ、サイドに展開。日本の左サイドから放り込まれたクロスをDF谷口彰悟がクリアし切れず、オウンゴールで先制を許した。
2月3日のアジア杯準々決勝・イラン戦(●1-2)以来、7試合ぶりの失点。「ずっと自分たちがボールを持っている時間が長い中、事故みたいな形で失点した」。DF町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)はそう振り返りながらも、「久々の失点でバタバタするかなと思ったけど、落ち着いて追いつけたことは評価できる」と、1失点で崩れなかったことを前向きに捉えた。
失点シーンについては「奪われ方というか、ロングボールのあとの回収が良くなかった」と指摘。クロスに対しては「僕はニアを消すべきだった」と反省した。
同点ゴールは左サイドをMF中村敬斗が個人技でこじ開け、オウンゴールを誘った。「クロスを上げたあとのセカンドボールを拾って2次攻撃、3次攻撃につなげることを意識していた」というが、5バックで守備を固めるオーストラリアを攻めあぐねたことには課題も残った。
「5枚、身長の高い選手を並べられると難しい。シャドーに付けて、サイドに行く回数を増やしたかった」。1トップのFW上田綺世が孤立し、2シャドーが絡んだコンビネーションがなかなか見られなかった。「相手も警戒していた。そこは改善の余地がある」と、今後の課題に挙げた。
(取材・文 西山紘平)
●北中米W杯アジア最終予選特集
アジア最終予選4試合目の初失点にも動じなかった。0-0で折り返した後半13分、GK鈴木彩艶からのロングフィードを跳ね返されると、セカンドボールを相手に拾われ、サイドに展開。日本の左サイドから放り込まれたクロスをDF谷口彰悟がクリアし切れず、オウンゴールで先制を許した。
2月3日のアジア杯準々決勝・イラン戦(●1-2)以来、7試合ぶりの失点。「ずっと自分たちがボールを持っている時間が長い中、事故みたいな形で失点した」。DF町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)はそう振り返りながらも、「久々の失点でバタバタするかなと思ったけど、落ち着いて追いつけたことは評価できる」と、1失点で崩れなかったことを前向きに捉えた。
失点シーンについては「奪われ方というか、ロングボールのあとの回収が良くなかった」と指摘。クロスに対しては「僕はニアを消すべきだった」と反省した。
同点ゴールは左サイドをMF中村敬斗が個人技でこじ開け、オウンゴールを誘った。「クロスを上げたあとのセカンドボールを拾って2次攻撃、3次攻撃につなげることを意識していた」というが、5バックで守備を固めるオーストラリアを攻めあぐねたことには課題も残った。
「5枚、身長の高い選手を並べられると難しい。シャドーに付けて、サイドに行く回数を増やしたかった」。1トップのFW上田綺世が孤立し、2シャドーが絡んだコンビネーションがなかなか見られなかった。「相手も警戒していた。そこは改善の余地がある」と、今後の課題に挙げた。
(取材・文 西山紘平)
●北中米W杯アジア最終予選特集