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[J-VILLAGE CUP U-18]U-18日本代表初選出のFW久永虎次郎(G大阪ユース)、最終戦の試合終了間際に代表初ゴール!

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後半44分、U-18日本代表FW久永虎次郎(G大阪ユース/2年=FCアラーラ鹿児島出身)が左足で代表初ゴール

[3.17 J-VILLAGE CUP U-18順位決定戦 履正社高 0-3 U-18日本代表 Jヴィレッジスタジアム]

 U-18日本代表初選出のFW久永虎次郎(G大阪ユース/2年=FCアラーラ鹿児島出身)が、“代表初ゴール”を決めた。2-0の後半44分、得意とするオフ・ザ・ボールの動きでMF長璃喜(昌平高)からのスルーパスを引き出し、左中間から対角の左足シュートを右隅に決めた。

「取れたんで、ホッとしました」と久永。「第7回 J-VILLAGE CUP U-18」ではここまでの3試合で得点がなかった。それでも、後半開始から出場したこの日は爪痕を残そうと、DF背後を狙った動きや切り返しからの左足シュートなどでゴールを目指し続け、試合終了間際に1ゴール。もちろん満足はしていないが、今後に向けて大きな1点だったことも確かだ。

「FWとしては結果残さないと生き残っていけないんで、そこはもう1日目からずっと意識してやってたんですけど全然取れなくて。やっと最終日ですけど取れたんで、結果を残せたのはまだ良かったのかなと思います」。自チームとは異なる戦い方。その中でU-18日本代表のサッカースタイルに合わせながら、自身の特長であるオフ・ザ・ボールの準備、動きを活かすことを意識し、一つ結果を残した。

 初の代表活動を終え、心の中を占めた「また、戻ってきたい」という感情。「ここからチーム帰ってもしっかり結果残していけば、また来れるかなと思ってるので。ゴール、結果以外のところは自信もありますし、ほんとにFWとして結果残すことだけ」と結果を残して年代別日本代表に戻ってくることを誓った。

 2年後のU-20ワールドカップに出場するためには、日常が大事になることを理解している。「日々の練習からやることでそこに繋がっていくと思うんで。チーム帰ってしっかり練習して、結果残していったら自然とU-20も行けるかなと思うんで、頑張りたい」。まずは4月開幕のプレミアリーグWESTでゴールを量産することが目標だ。

「チームメイトに(24年U-17日本代表のFW中積)爲もいるんで、爲と一緒ぐらいの争いをしていけば得点王を狙っていけると思うんで、そこで誰よりも上回っていきたいと思っています」。プレミアリーグWESTでは元Jリーガーの父・久永辰徳監督率いる福岡U-18との対戦にも注目だ。「もう、しっかり遠慮なく点決めたいですね」。久永は中学時代まで父が監督、代表を務めていたFCアラーラ鹿児島でプレー。恩返しのゴールも決め、プレミア得点王と年代別代表定着に近づく。

後半44分、U-18日本代表はFW久永虎次郎(G大阪ユース)が代表初ゴールを決め、3-0


(取材・文 吉田太郎)
吉田太郎
Text by 吉田太郎

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