高地のサウジ環境への適応も順調。U-17日本代表が4日のU17アジア杯初戦でUAEと激突
現地時間4月3日に開幕を迎え、日本が同4日に初戦を迎えるAFC U17アジアカップ サウジアラビア2025に向け、U-17日本代表は現地での準備をじっくりと進めている。
決戦の舞台となるタイフは、「サウジアラビアの軽井沢」のような立ち位置の避暑地。夏は王族が訪れることもあるような場所だ。近年になって観光業に力を入れるようになったサウジアラビアにとって、売り出したい都市のひとつである。
そんな場所でキャンプを張る日本の選手たちは豪華なホテルにまず驚いたそうで、「ご飯はすごく美味しい」(DF元砂晏翔仁ウデンバ=鹿島ユース)と環境面への適応は心配されたほど難しくなかった様子だ。
また練習会場や試合会場は標高1300〜1700メートル程度の高地にあるため、こちらへの馴化は選手の健康にも配慮して慎重に行われてきた。血中酸素濃度のデータなども採りつつだったが、こちらもそこまで大きな影響は出ていないとのこと。またこのレベルの高さであれば、ボールの軌道などもそこまで深刻に変わったりはしないようで、選手たちが気にしている様子はなかった。
大会直前に行われたU-17タイ代表との練習試合は9-1のスコアで圧勝となったが、「相手のコンディションが整っていなかった」と廣山望監督は強調し、「結果として差が付いたけど、前半は3-1。本番なら退場になっていてもおかしくないプレーもこちらに出てしまっていて、もしあそこで一人いなくなっていたら違う試合になったはず」と慎重に話した。
2日のトレーニングでは初戦を想定してのシャドートレーニングや紅白戦を実施し、あらためて攻守の戦い方も確認。現地時間4月4日20時15分(日本時間4月5日2時15分)からのU-17UAE代表戦へ向け、体調、心構え、そして戦術を整えていくことになる。
(取材・文 川端暁彦)
●AFC U17アジアカップ2025特集
決戦の舞台となるタイフは、「サウジアラビアの軽井沢」のような立ち位置の避暑地。夏は王族が訪れることもあるような場所だ。近年になって観光業に力を入れるようになったサウジアラビアにとって、売り出したい都市のひとつである。
そんな場所でキャンプを張る日本の選手たちは豪華なホテルにまず驚いたそうで、「ご飯はすごく美味しい」(DF元砂晏翔仁ウデンバ=鹿島ユース)と環境面への適応は心配されたほど難しくなかった様子だ。
また練習会場や試合会場は標高1300〜1700メートル程度の高地にあるため、こちらへの馴化は選手の健康にも配慮して慎重に行われてきた。血中酸素濃度のデータなども採りつつだったが、こちらもそこまで大きな影響は出ていないとのこと。またこのレベルの高さであれば、ボールの軌道などもそこまで深刻に変わったりはしないようで、選手たちが気にしている様子はなかった。
大会直前に行われたU-17タイ代表との練習試合は9-1のスコアで圧勝となったが、「相手のコンディションが整っていなかった」と廣山望監督は強調し、「結果として差が付いたけど、前半は3-1。本番なら退場になっていてもおかしくないプレーもこちらに出てしまっていて、もしあそこで一人いなくなっていたら違う試合になったはず」と慎重に話した。
2日のトレーニングでは初戦を想定してのシャドートレーニングや紅白戦を実施し、あらためて攻守の戦い方も確認。現地時間4月4日20時15分(日本時間4月5日2時15分)からのU-17UAE代表戦へ向け、体調、心構え、そして戦術を整えていくことになる。
(取材・文 川端暁彦)
●AFC U17アジアカップ2025特集