日本をよく知る“試合巧者”ベトナムとの大一番!! U-17W杯出場権獲得と昨夏のリベンジへ「成長を実感できる試合に」
現地時間4月7日18時(日本時間7日24時)からU-17日本代表はAFC U17アジアカップサウジアラビア2025の第2戦を迎える。相手のU-17ベトナム代表は昨年に苦杯を舐めている因縁のチームだ。
「ベトナムは試合巧者ですし、本当に良いチーム。われわれも去年の夏に当たって、彼らの嫌らしさはわかっている」
そう語ったのはU-17日本代表の廣山望監督。昨年8月に中国で行われたPEACE CUPで対戦し、0-1と敗北を喫してしまった経験もあり、当時出ていたメンバーは「もう今度は絶対にやられない」(DF篠崎健人=市立船橋高)と意気込む。
「同じ相手に2回負けるというのは、普通に選手としても嫌だろうし、まず何よりもこの半年間でどれだけ成長したかを試すには良い相手だし、勝てば(グループステージ突破とU-17W杯出場が)決まるということもあって良い舞台。成長を実感できる試合にできればいい」(廣山監督)
その上で、初戦の快勝を受けて廣山監督があらためて選手たちに強調するのは、この「臨み方」の部分だ。
「どの試合も何かしら懸かっているし、選手同士の競争もあるし、結束して立ち向かわないと足をすくわれる。第1戦もそうでしたが、大事なのは試合に臨む姿勢です」
あらためて「試合巧者」と警戒するベトナムに対しても、第1戦と同じく立ち上がりからチーム全員一丸になった上で、ピッチ上でも意思を統一して戦っていきたい考えだ。
今回のベトナムにはテクニカルスーパーバイザーとして池内豊さんが帯同している。長く日本サッカー協会で育成年代の指導に携わり、宇佐美貴史ら“プラチナ世代”を率いてU-17W杯を戦った経験も持つベテラン指導者が、ベトナムの若い選手たちをサポートしている意味は小さくない。
廣山監督にとっても「自分がライセンスを取ったときの先生」であり、「日本サッカー協会に入ってからもお世話になってきた」という関係性もある。昨年敗れたという事実もあった上で、日本のことを熟知する参謀がいるのだから、あらためてベトナムに対して油断する要素はまったくない。
第1戦と同じく、心身ともに万全の準備をした上で、全力で世界への切符を取りに行くのみだ。
(取材・文 川端暁彦)
●AFC U17アジアカップ2025特集
「ベトナムは試合巧者ですし、本当に良いチーム。われわれも去年の夏に当たって、彼らの嫌らしさはわかっている」
そう語ったのはU-17日本代表の廣山望監督。昨年8月に中国で行われたPEACE CUPで対戦し、0-1と敗北を喫してしまった経験もあり、当時出ていたメンバーは「もう今度は絶対にやられない」(DF篠崎健人=市立船橋高)と意気込む。
「同じ相手に2回負けるというのは、普通に選手としても嫌だろうし、まず何よりもこの半年間でどれだけ成長したかを試すには良い相手だし、勝てば(グループステージ突破とU-17W杯出場が)決まるということもあって良い舞台。成長を実感できる試合にできればいい」(廣山監督)
その上で、初戦の快勝を受けて廣山監督があらためて選手たちに強調するのは、この「臨み方」の部分だ。
「どの試合も何かしら懸かっているし、選手同士の競争もあるし、結束して立ち向かわないと足をすくわれる。第1戦もそうでしたが、大事なのは試合に臨む姿勢です」
あらためて「試合巧者」と警戒するベトナムに対しても、第1戦と同じく立ち上がりからチーム全員一丸になった上で、ピッチ上でも意思を統一して戦っていきたい考えだ。
今回のベトナムにはテクニカルスーパーバイザーとして池内豊さんが帯同している。長く日本サッカー協会で育成年代の指導に携わり、宇佐美貴史ら“プラチナ世代”を率いてU-17W杯を戦った経験も持つベテラン指導者が、ベトナムの若い選手たちをサポートしている意味は小さくない。
廣山監督にとっても「自分がライセンスを取ったときの先生」であり、「日本サッカー協会に入ってからもお世話になってきた」という関係性もある。昨年敗れたという事実もあった上で、日本のことを熟知する参謀がいるのだから、あらためてベトナムに対して油断する要素はまったくない。
第1戦と同じく、心身ともに万全の準備をした上で、全力で世界への切符を取りに行くのみだ。
(取材・文 川端暁彦)
●AFC U17アジアカップ2025特集



