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テクニシャンを参考にするU-17日本代表MF姫野誠(千葉U-18)「点に絡みたいとかじゃなく、ゴールを決めたい」

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MF姫野誠(千葉U-18)

 AFC U17アジアカップサウジアラビア2025に参戦中のU-17日本代表は、現地時間4月7日18時(日本時間7日24時)からU-17ベトナム代表との第2戦を迎える。

 第1戦で出番のなかったMF姫野誠(千葉U-18)は「『出たいな』とずっと思いながら観ていました」と笑って振り返りつつ、こう語った。

「初戦は難しいと言われていたし、『そうだろうな』と思っていたんですけど、思っていたよりもみんなが日本のサッカーをできていた。『自分もできる』と信じて頑張りたい」

 出場機会があったときのイメージはできている。

「アジアの戦いだと相手も引いてくるので、サイドで時間をかけても相手は動かない。自分のところではがしていくというより、とにかく回して、タイミングが合ったときや良い状態でもらえたときに自分から仕掛けたり、裏に抜けたりしていきたい」

 姫野は中央でもサイドでもプレーできる選手だが、まさにその点を強みにしてプレーするイメージもある。

「縦に仕掛けてクロス、中にワンツーで入ってシュートかクロスか。自分は中も外もできるので、相手が嫌がることをし続けたいなと思います」

 大会への招集を告げられたときは「めちゃくちゃうれしかった」というが、いざ大会に来てみれば選ばれるだけで満足というわけにはいかないのもプレーヤーとして当然の心理。「ここで結果を出したい」と意気込むのも当然だろう。

「めちゃくちゃ緊張すると思うんですけど、ずっと『出たい』と思っていた場所だし、ゴールを決めたい。『こういう場で決められたらめっちゃ気持ちいいだろうな』と思ったので、点に絡みたいとかじゃなく、ゴールを決めたいです」

 最大の売りとして自ら語るのは「仕掛けるプレー」。

「ネイマールはよく観ます。三笘も観るし、ヤマルも観ています。メッシも好きです」
 
 名前を挙げたのは、いずれも自分から仕掛けて点も取れるテクニシャンたち。そのプレーに少しでも近づいていくために、まず「結果」を求めていく。

(取材・文 川端暁彦)

●AFC U17アジアカップ2025特集
川端暁彦
Text by 川端暁彦

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