森保監督が欧州から帰国「殻を破って、突き抜けてほしい」19歳小杉・20歳北野ら5か国8試合視察、9月は主力復帰でサバイバル開始へ
日本代表の森保一監督が4日、欧州視察から帰国し、羽田空港で報道陣の取材に応じた。今回の視察ではすでにシーズンが開幕している5か国で公式戦8試合を視察。「普段現地でなかなか見られない選手を見られればということで本人のコンディションや現在地、チームのコンセプトやどういうリーグでやっているかを見て、どういうふうに成長していくか、レベルアップしていくかというところの基準にできるよう視察させていただいた」と収穫を口にした。
森保監督は7月18日に欧州に出発し、現地ではベルギー、スウェーデン、チェコ、ポーランド、オーストリアで行われた各国リーグ戦とUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選の計8試合を視察。欧州5大リーグが開幕していないこともあり、これまでは視察対象にならなかった地域を中心に巡り、北中米W杯最終予選に出場していたDF谷口彰悟(シントトロイデン)、DF橋岡大樹(スラビア・プラハ)、MF森下龍矢(レギア・ワルシャワ)の他、19歳のDF小杉啓太(ユールゴーデン)、20歳のMF北野颯太(ザルツブルク)、21歳のFW坂本一彩(ウェステルロー)ら未招集の若手選手もスカウティングした。
森保監督はこれからの成長が期待される選手たちの視察にあたって「全ての選手に成長してほしいので誰かということはない」と前置きしつつも、「今後の成長を期待できる選手が多かったので、どんどんチャレンジしてもらって、自分の殻を破って、突き抜けていってほしいと思える選手たちを見させてもらった」と振り返った。
来年夏の北中米W杯まで残り1年を切っており、9月のアメリカ遠征からW杯メンバー争いが本格的にスタートする。森保監督は6月のW杯最終予選で主力を休養させ、初招集7選手を含めた新戦力を抜擢した他、7月のEAFF E-1選手権では国内組の新戦力に代表基準のコンセプトを落とし込むなど、選手層の底上げを積極的に行ってきており、今回の欧州視察もその一環と言える。
もっとも、欧州5大リーグや欧州CLで経験を重ねる主力陣が盤石の信頼を勝ち取っている現状もあり、ここから新しい戦力がメンバーに食い込むのは簡単ではない。森保監督は今回の視察を通じても「5大リーグと比べると強度が足りないところはあると思った」といい、その基準を踏まえながら選手選考を行う姿勢を示した。
「それも含めてどういうリーグで、どういうチームでやっているかという現在地を見ることで総合的に招集等々の判断をさせてもらうので、見に行かせてもらったことがいい情報収集になったと思う」
その上で森保監督は「もちろんチームへのロイヤリティは持ってほしいが、これからどういうステップアップをしていくか。より上のリーグ、5大リーグでプレーするというところは、やはり日常の厳しさの中でレベルアップをするという意味では間違いないと思う。本人の価値観があるので何が正解かはわからないが、上を目指してほしいと思う」とステップアップにも期待を示した。
さらに今季から橋岡が加入したスラビア・プラハが欧州CLリーグフェーズに出場することにも言及。「国内トップトップのチームに入って、チャンピオンズリーグであったり、ヨーロッパリーグであったり、ヨーロッパの強豪と対戦して、そこで何ができるかというところもあると思う」と欧州最高峰の舞台でのパフォーマンスも重視していく意向を語った。
森保監督は9月のメンバー編成について「基本的な考えとしては、6月の活動で休ませた選手がいて、その選手たちを休ませて次も選ばないということはなかなかできない」と述べ、W杯最終予選で中心を担いながら6月は休養を与えた主力を「基本的には招集する」と明言。その上で「6月、E-1、今回の視察で見た選手を招集のテーブルに上げて考えたい」と展望を述べた。
▼森保監督の視察試合
・7月19日 スウェーデン
ユールゴーデン 1-0 エルフスボリ
小杉啓太 左SBでフル出場
・7月20日 チェコ
スラビア・プラハ 2-2 フラデツ・クラーロベ
橋岡大樹 右WBで後半40分から途中出場
・7月24日 ベルギー(EL予選2回戦第1戦)
アンデルレヒト 1-0 へッケン
後藤啓介 ベンチ外
・7月25日 ベルギー
アントワープ 1-1 ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ
野澤大志ブランドン ベンチ外
・7月27日 ベルギー
シントトロイデン 3-1 ゲント
伊藤涼太郎 トップ下でフル出場 1G
山本理仁 ボランチで後半31分まで出場
畑大雅 左SBでフル出場
谷口彰悟 CBで後半31分から途中出場
小久保玲央ブライアン GKでフル出場
伊藤敦樹 ボランチでフル出場
・7月30日 オーストリア(欧州CL予選2回戦第2戦)
ザルツブルク 1-1 ブラン
北野颯太 左サイドハーフで後半40分まで出場
川村拓夢、チェイス・アンリ ベンチ外
・7月31日 ポーランド(EL予選2回戦第2戦)
レギア・ワルシャワ 2-1 バニーク・オストラバ
森下龍矢 左ウイングで後半31分まで出場
・8月2日 ベルギー
ウェステルロー 3-1 ズルテ・ワレヘム
坂本一彩 トップ下で後半41分まで出場 1G
(取材・文 竹内達也)
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森保監督は7月18日に欧州に出発し、現地ではベルギー、スウェーデン、チェコ、ポーランド、オーストリアで行われた各国リーグ戦とUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選の計8試合を視察。欧州5大リーグが開幕していないこともあり、これまでは視察対象にならなかった地域を中心に巡り、北中米W杯最終予選に出場していたDF谷口彰悟(シントトロイデン)、DF橋岡大樹(スラビア・プラハ)、MF森下龍矢(レギア・ワルシャワ)の他、19歳のDF小杉啓太(ユールゴーデン)、20歳のMF北野颯太(ザルツブルク)、21歳のFW坂本一彩(ウェステルロー)ら未招集の若手選手もスカウティングした。
森保監督はこれからの成長が期待される選手たちの視察にあたって「全ての選手に成長してほしいので誰かということはない」と前置きしつつも、「今後の成長を期待できる選手が多かったので、どんどんチャレンジしてもらって、自分の殻を破って、突き抜けていってほしいと思える選手たちを見させてもらった」と振り返った。
来年夏の北中米W杯まで残り1年を切っており、9月のアメリカ遠征からW杯メンバー争いが本格的にスタートする。森保監督は6月のW杯最終予選で主力を休養させ、初招集7選手を含めた新戦力を抜擢した他、7月のEAFF E-1選手権では国内組の新戦力に代表基準のコンセプトを落とし込むなど、選手層の底上げを積極的に行ってきており、今回の欧州視察もその一環と言える。
もっとも、欧州5大リーグや欧州CLで経験を重ねる主力陣が盤石の信頼を勝ち取っている現状もあり、ここから新しい戦力がメンバーに食い込むのは簡単ではない。森保監督は今回の視察を通じても「5大リーグと比べると強度が足りないところはあると思った」といい、その基準を踏まえながら選手選考を行う姿勢を示した。
「それも含めてどういうリーグで、どういうチームでやっているかという現在地を見ることで総合的に招集等々の判断をさせてもらうので、見に行かせてもらったことがいい情報収集になったと思う」
その上で森保監督は「もちろんチームへのロイヤリティは持ってほしいが、これからどういうステップアップをしていくか。より上のリーグ、5大リーグでプレーするというところは、やはり日常の厳しさの中でレベルアップをするという意味では間違いないと思う。本人の価値観があるので何が正解かはわからないが、上を目指してほしいと思う」とステップアップにも期待を示した。
さらに今季から橋岡が加入したスラビア・プラハが欧州CLリーグフェーズに出場することにも言及。「国内トップトップのチームに入って、チャンピオンズリーグであったり、ヨーロッパリーグであったり、ヨーロッパの強豪と対戦して、そこで何ができるかというところもあると思う」と欧州最高峰の舞台でのパフォーマンスも重視していく意向を語った。
森保監督は9月のメンバー編成について「基本的な考えとしては、6月の活動で休ませた選手がいて、その選手たちを休ませて次も選ばないということはなかなかできない」と述べ、W杯最終予選で中心を担いながら6月は休養を与えた主力を「基本的には招集する」と明言。その上で「6月、E-1、今回の視察で見た選手を招集のテーブルに上げて考えたい」と展望を述べた。
▼森保監督の視察試合
・7月19日 スウェーデン
ユールゴーデン 1-0 エルフスボリ
小杉啓太 左SBでフル出場
・7月20日 チェコ
スラビア・プラハ 2-2 フラデツ・クラーロベ
橋岡大樹 右WBで後半40分から途中出場
・7月24日 ベルギー(EL予選2回戦第1戦)
アンデルレヒト 1-0 へッケン
後藤啓介 ベンチ外
・7月25日 ベルギー
アントワープ 1-1 ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ
野澤大志ブランドン ベンチ外
・7月27日 ベルギー
シントトロイデン 3-1 ゲント
伊藤涼太郎 トップ下でフル出場 1G
山本理仁 ボランチで後半31分まで出場
畑大雅 左SBでフル出場
谷口彰悟 CBで後半31分から途中出場
小久保玲央ブライアン GKでフル出場
伊藤敦樹 ボランチでフル出場
・7月30日 オーストリア(欧州CL予選2回戦第2戦)
ザルツブルク 1-1 ブラン
北野颯太 左サイドハーフで後半40分まで出場
川村拓夢、チェイス・アンリ ベンチ外
・7月31日 ポーランド(EL予選2回戦第2戦)
レギア・ワルシャワ 2-1 バニーク・オストラバ
森下龍矢 左ウイングで後半31分まで出場
・8月2日 ベルギー
ウェステルロー 3-1 ズルテ・ワレヘム
坂本一彩 トップ下で後半41分まで出場 1G
(取材・文 竹内達也)
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