圧巻9本セーブも悔恨のGK大迫敬介「まだ足りないのが現状」実質“中1日”J1出場も視野に帰国
GK
[9.9 国際親善試合 日本 0-2 アメリカ コロンバス]
血走った目があふれんばかりの悔しさを物語っていた。日本代表GK大迫敬介(広島)は国際親善試合アメリカ戦で、いずれもボックス内からの枠内シュートに対して9本のセーブを記録。試合を通じて圧倒的な存在感を放ったが、0-2の敗戦に終わり、「結果として2失点して負けているのでそこに尽きる」と唇を噛んだ。
大迫は0-0で迎えた前半18分、右斜め前に攻め込んできたFWフォラリン・バログンに対し、絶妙な間合いで対応。リーグ・アンで実績を重ねるエースの迫力、速さにも気圧されず、冷静に左足を残しての連続スーパーセーブでチームを救った。
その後も前半30分にボレーシュートを許して失点したが、後半に入ってからも9分にプレミアリーグやセリエAで経験豊富なMFクリスティアン・プリシッチのシュートに立ちはだかるなど存在感は継続。0-2となった後もMFジャック・マッグリン、FWダミオン・ダウンズ、MFセルジョーニョ・デストの決定機をことごとく止めていた。
それでも大迫は試合後、「1試合を通してゼロで抑えるのはベストだけど、1失点してから2失点目を与えないことがこういったゲームで勝ち点を拾っていく上で大事。あそこで2失点してしまってゲームを難しくしたと思う」とコメント。バログンに1対1を制された後半19分の2失点目に反省点を見い出した。
ただ、採点式スタッツサイト『sofascore』では両チームを通じて最高点「8.4」でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれており、W杯出場国を相手に高いクオリティーを放ったのは明らか。悔しさの中で「ドリブルで1対1でスピードを緩めずに仕掛けてきたり、スピード感に新鮮なものがあったけど、ゲームの中で対応できたことはあったのでそこは続けていければ」と手応えも口にしたが、Jリーグで積み重ねたものは確かに強豪国にも通用していた。
それでもなお、大迫は日本の守護神として君臨すべく、「1点の重み」そして「1勝の重み」と向き合い続ける構えだ。
「結果を出してこそ自信を持てるゲームになったと思う。今日のようなゲームで存在感を出しながら結果につなげていくことが今の自分にはまだ足りないというのが現状。チームに帰ってこの基準を忘れないようにしないといけない」
広島は来週火曜日の16日にAFCチャンピオンズリーグエリート(ACL)の敵地メルボルン・シティ戦を控えている影響で、J1リーグ戦次節・京都戦が金曜日の12日に組まれているというなか、「出る準備はできている」と大迫。「この悔しさが新鮮に近ければ近いほうがいい。帰ってこの悔しさをぶつけたい」と日本時間“中1日”の連戦出場に意欲を見せ、帰国の途についた。
(取材・文 竹内達也)
●2026ワールドカップ(W杯)北中米大会特集
血走った目があふれんばかりの悔しさを物語っていた。日本代表GK大迫敬介(広島)は国際親善試合アメリカ戦で、いずれもボックス内からの枠内シュートに対して9本のセーブを記録。試合を通じて圧倒的な存在感を放ったが、0-2の敗戦に終わり、「結果として2失点して負けているのでそこに尽きる」と唇を噛んだ。
大迫は0-0で迎えた前半18分、右斜め前に攻め込んできたFWフォラリン・バログンに対し、絶妙な間合いで対応。リーグ・アンで実績を重ねるエースの迫力、速さにも気圧されず、冷静に左足を残しての連続スーパーセーブでチームを救った。
その後も前半30分にボレーシュートを許して失点したが、後半に入ってからも9分にプレミアリーグやセリエAで経験豊富なMFクリスティアン・プリシッチのシュートに立ちはだかるなど存在感は継続。0-2となった後もMFジャック・マッグリン、FWダミオン・ダウンズ、MFセルジョーニョ・デストの決定機をことごとく止めていた。
それでも大迫は試合後、「1試合を通してゼロで抑えるのはベストだけど、1失点してから2失点目を与えないことがこういったゲームで勝ち点を拾っていく上で大事。あそこで2失点してしまってゲームを難しくしたと思う」とコメント。バログンに1対1を制された後半19分の2失点目に反省点を見い出した。
ただ、採点式スタッツサイト『sofascore』では両チームを通じて最高点「8.4」でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれており、W杯出場国を相手に高いクオリティーを放ったのは明らか。悔しさの中で「ドリブルで1対1でスピードを緩めずに仕掛けてきたり、スピード感に新鮮なものがあったけど、ゲームの中で対応できたことはあったのでそこは続けていければ」と手応えも口にしたが、Jリーグで積み重ねたものは確かに強豪国にも通用していた。
それでもなお、大迫は日本の守護神として君臨すべく、「1点の重み」そして「1勝の重み」と向き合い続ける構えだ。
「結果を出してこそ自信を持てるゲームになったと思う。今日のようなゲームで存在感を出しながら結果につなげていくことが今の自分にはまだ足りないというのが現状。チームに帰ってこの基準を忘れないようにしないといけない」
広島は来週火曜日の16日にAFCチャンピオンズリーグエリート(ACL)の敵地メルボルン・シティ戦を控えている影響で、J1リーグ戦次節・京都戦が金曜日の12日に組まれているというなか、「出る準備はできている」と大迫。「この悔しさが新鮮に近ければ近いほうがいい。帰ってこの悔しさをぶつけたい」と日本時間“中1日”の連戦出場に意欲を見せ、帰国の途についた。
(取材・文 竹内達也)
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