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“対バログン”世界基準に挑んだ国内組CB荒木隼人「良くも悪くも現実を突きつけられた」

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DF荒木隼人(広島)

[9.9 国際親善試合 日本 0-2 アメリカ コロンバス]

 世界基準と向き合う一戦となった。日本代表DF荒木隼人(広島)は国際親善試合アメリカ戦に3バックの中央で先発出場。2022年、25年と2度のEAFF E-1選手権を経て、初めて欧州組も交えた国際Aマッチのピッチに立ったが、結果は0-2の敗戦に終わった。

 前半は相手1トップのFWフォラリン・バログン(モナコ)とのマッチアップに手を焼いた。空中戦ではさすがの強さを見せる場面もあったが、地上戦では収められた後のファウルが頻発。「個人的には自分自身のところで前半は特に晒されているシーンが多かったので、そこで潰し切らないとダメだと思う」と厳しく振り返った。

 また後半からは4バックにシステムが変わり、DF関根大輝とのCBコンビを形成したなか、時間を経るごとに最終ラインが押し下げられるシーンが増えていった。試合後、荒木は「まだまだ足りないという悔しい思いが強い。良くも悪くも現実を突きつけられた気持ち。でももっともっとやらないといけないなと前を向いてやっていこうと思っている」と奮起を誓った。

 ここからは再びJリーグでの日々に戻るが、負傷者が相次いでいる日本代表CBにおいて、期待される立場なのは変わらない。「代表内でもそうだし、アメリカにもそうだし、強度の部分ではJリーグが上がってきているとはいえ、まだまだ足りないということ。一人でどうなることではないとは思うけど、自分の中で意識を高めて、チームでも上がっていけば良い方向に向かっていく」。さらに日々の基準を高め、10月シリーズへの定着を狙う。

(取材・文 竹内達也)

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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