歴史的初勝利のブラジル戦後、ドルトムントやトッテナムとも対戦した鈴木淳之介「自分の中で一つ基準ができた」
日本代表DF
代表で、所属クラブで貴重な経験を積み上げている。日本代表DF鈴木淳之介(コペンハーゲン)は、負傷明けで6月以来の代表復帰を果たした10月シリーズでパラグアイ戦(△2-2)、ブラジル戦(○3-2)と2試合連続フル出場。クラブに戻ってからもUEFAチャンピオンズリーグのドルトムント戦(●2-4)、トッテナム戦(●0-4)にフル出場した。
歴史的初勝利となったブラジル戦についても「ああいうチームは一瞬の隙を突いてくる。いい経験というか、もっと集中して取り組まないといけないし、1対1のところはもっと厳しくいかないといけない」と失点を反省。ドルトムント、トッテナムという欧州トップレベル相手の試合では「自分の中で一つ基準ができた」そうで、「スピードが違ったし、フィジカル的なところは上には上がいる。急には変わらないけど、早く追いつきたい」と、大量失点の中で自身に矢印を向けた。
代表では3バックの左センターバックに入ることが多いが、クラブでは4バックの右サイドバックでの起用が続いている。ドルトムント戦ではアシストを記録し、今月1日のデンマークリーグ・フレゼリシア戦でプロ初ゴールも決めた。「前に行ってもそこまで怒られなくなった」と冗談交じりに報道陣を笑わせたが、攻撃面で良さを発揮する22歳は「サイドバックと3バックのセンターバックでは違うけど、どちらでも持ち味は出せる」と前向きにトライしている。
帝京大可児高(岐阜)から湘南ベルマーレに入団した当初はボランチだったが、昨シーズンからセンターバックにコンバートされ、A代表初招集、海外挑戦とステップアップを遂げた。「前向きでボールを持ったときに持ち味が出る。センターバックのほうが前向きでボールを持てるし、ボランチは広大なスペースを守らないといけない。後ろは対人が多いし、後ろに下がって自分の持ち味が生きているのかなと思う」と自己分析する。
岐阜県各務原市出身の鈴木淳は子供のころ名古屋グランパスのファンで、FW玉田圭司が好きだったのだという。14日のガーナ戦が行われる豊田スタジアムにもよく観戦に行っていたそうで、「Jリーグでは一回もピッチに立てなくて、代表で帰ってこれるのはうれしい」と楽しみにしている様子。家族も応援に来るという試合で、「湘南の人に見せるのは代表の舞台しかない。成長した姿を見せたい」と意気込んだ。
その湘南は今季、2017年以来となるJ2降格が決定。シーズン途中の7月にコペンハーゲンへ移籍するまでプレーしていた古巣に対し、「大変な時期に抜けさせてもらったのは申し訳なかったし、自分がいるときもなかなか勝てなかった。代表で頑張っているところを見せたい」と複雑な胸中も吐露した。
来年の北中米W杯に向け、代表メンバー発表までの強化試合は4試合。「まだ1試合いいプレーをしただけ。あと4試合、しっかり継続してやっていきたい」と生き残りへ闘志を燃やすと、「(W杯は)小さいころからの夢。叶えるためにもピッチで表現しないといけない」と誓った。
(取材・文 西山紘平)
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歴史的初勝利となったブラジル戦についても「ああいうチームは一瞬の隙を突いてくる。いい経験というか、もっと集中して取り組まないといけないし、1対1のところはもっと厳しくいかないといけない」と失点を反省。ドルトムント、トッテナムという欧州トップレベル相手の試合では「自分の中で一つ基準ができた」そうで、「スピードが違ったし、フィジカル的なところは上には上がいる。急には変わらないけど、早く追いつきたい」と、大量失点の中で自身に矢印を向けた。
代表では3バックの左センターバックに入ることが多いが、クラブでは4バックの右サイドバックでの起用が続いている。ドルトムント戦ではアシストを記録し、今月1日のデンマークリーグ・フレゼリシア戦でプロ初ゴールも決めた。「前に行ってもそこまで怒られなくなった」と冗談交じりに報道陣を笑わせたが、攻撃面で良さを発揮する22歳は「サイドバックと3バックのセンターバックでは違うけど、どちらでも持ち味は出せる」と前向きにトライしている。
帝京大可児高(岐阜)から湘南ベルマーレに入団した当初はボランチだったが、昨シーズンからセンターバックにコンバートされ、A代表初招集、海外挑戦とステップアップを遂げた。「前向きでボールを持ったときに持ち味が出る。センターバックのほうが前向きでボールを持てるし、ボランチは広大なスペースを守らないといけない。後ろは対人が多いし、後ろに下がって自分の持ち味が生きているのかなと思う」と自己分析する。
岐阜県各務原市出身の鈴木淳は子供のころ名古屋グランパスのファンで、FW玉田圭司が好きだったのだという。14日のガーナ戦が行われる豊田スタジアムにもよく観戦に行っていたそうで、「Jリーグでは一回もピッチに立てなくて、代表で帰ってこれるのはうれしい」と楽しみにしている様子。家族も応援に来るという試合で、「湘南の人に見せるのは代表の舞台しかない。成長した姿を見せたい」と意気込んだ。
その湘南は今季、2017年以来となるJ2降格が決定。シーズン途中の7月にコペンハーゲンへ移籍するまでプレーしていた古巣に対し、「大変な時期に抜けさせてもらったのは申し訳なかったし、自分がいるときもなかなか勝てなかった。代表で頑張っているところを見せたい」と複雑な胸中も吐露した。
来年の北中米W杯に向け、代表メンバー発表までの強化試合は4試合。「まだ1試合いいプレーをしただけ。あと4試合、しっかり継続してやっていきたい」と生き残りへ闘志を燃やすと、「(W杯は)小さいころからの夢。叶えるためにもピッチで表現しないといけない」と誓った。
(取材・文 西山紘平)
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