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ボーンマスから2発の嶋本悠大が再びU-22日本代表選出、「数字で結果を出したい」清水での一年目を糧に…自身初となるアジアの舞台目指す

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MF嶋本悠大

 前回のイングランド遠征に続き、日の丸を背負って活躍をしていく。U-22日本代表に選出されたMF嶋本悠大(清水)は「ボーンマス戦で2得点を決められた。その流れもあるので、そのまましっかり数字で結果を出していきたい」と力を込めた。

 嶋本は、11月のイングランド遠征で結果を残した。U-22日本代表はU-20イングランド代表、ボーンマスと対戦。ボーンマス戦でスタメンに入った嶋本は前半30分、左CKでキッカーを務めると「ニアに蹴ろうとしたらそのまま入った」。嶋本の直接CK弾で先制に成功した。さらに44分には自身2点目。「ファーストタッチが浮いてしまった」なかで、冷静に対処する。鋭いボレーを放ち、ゴールに突き刺した。

 大岩剛監督体制のU-22日本代表では、イングランド遠征に続いて2連続の招集となった。今回は、年明けにサウジアラビアで行われるAFC U23アジアカップ直前の活動。これまで世代別代表でプレーしてきた嶋本だが、アジア杯という舞台は初となる。主戦場のインサイドハーフで「ゲームメイクが一番求められる。点を取る、取らせるポジションだと思うので、自分にできることがある」と意気込みを語った。

「ずっと数字にこだわってサッカーをしてきた。得点の部分はしっかりアジア杯でも出していきたい。得点やアシストに関わるところは自分の良さ。そこをしっかり出していきたい」

 清水エスパルスでは、プロ初年度から大きな経験を積んだ。開幕節から途中出場でデビューを飾ると、J1リーグは先発4試合も含めて13試合に出場。嶋本は「自分が思っている以上に試合にも出させてもらった」という手応えと、「そのなかで結果を残せなかったことは本当に悔しい」と課題も見出す。「もっとできる。自分が思い描いたプレーをするだけ」と先を見据えていた。

 自身を見出し、今季で清水を去った秋葉忠宏監督には「一年目が秋葉さんで本当によかった」と感謝の言葉。来年はまずアジアの舞台に立ち、一年間で成長した証を示していくつもりだ。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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