見えてきた頂点と、思い出す二度の悔しさ…梅木怜(今治)はU23アジア杯準決勝へ「今回は、しっかり優勝して終わりたい」
DF
連戦で疲労も重なるなか、大一番に臨む。“ロス五輪世代”U-21日本代表は20日にAFC U23アジアカップ準決勝でU-23韓国代表と対戦。出場が続くDF梅木怜(今治)は「今はもう最高のコンディションだと思う」と力を込めた。
1年前に中国で行われたU20アジア杯でも韓国と対戦。そのときはグループリーグ第3節で突破も決まっており、1-1で引き分けていた。今回の韓国は2歳上のチームのため、1年前に戦った選手は少数。それでも梅木を始め、当時を知る選手はチーム内でもその情報は共有したという。
韓国の分析は進んでおり、「DFラインの背後のリスクは、しっかりバックラインで声をかけないといけない」(梅木)。韓国の持ち味である球際の強さにも警戒。「絶対に激しくなってくるので、そこは絶対に負けてはいけない」と激戦を見据えていた。
日本はグループリーグを全勝で進み、準々決勝はヨルダンと相まみえた。前半に強力なカウンターで今大会初失点を喫するも、後半に追いつく。死闘の末に1-1で決着はつかず、PK戦で準決勝進出を決めた。
劇的な勝利で勢いに乗る。だが、梅木は1年前のU20アジア杯と同じ流れであることを忘れていない。当時もU-20ワールドカップ出場が懸かった準々決勝・イラン戦をPK戦で制したが、準決勝・オーストラリア戦で0-2と敗れていた。
「W杯出場が決まって、締めていこうとは言っていたけど、たぶん全員が締めていけなかったところは多少はある。今回もPK戦で勝っていい流れだと思うので、その流れのまましっかりみんなが気を引き締めてやっていければ」
惜しかった、という気持ちが残っている。U20アジア杯で日本を破ったオーストラリアはそのままアジアを制覇。さらに、昨秋のU-20W杯の記憶もある。決勝トーナメント1回戦で日本はフランスを圧倒していたが、0-0で迎えた延長後半終了間際、梅木のハンドでPKを献上。その1失点に屈し、試合後には涙があふれた。
「オーストラリアはあのまま優勝していたので、悔しい思いがある。U-20W杯もフランスが決勝まで行っていたので、自分のなかではずっと残っている。今回は、しっかり優勝して終われるようにしたい」
一発勝負のトーナメントで悔しさを味わってきたからこそ、勝負の妙はわかっている。「先制点が本当に大事。しっかり先制点を取って、自分たちがいい形で持っていければ」。今大会は、優勝の歓喜で終えるつもりだ。
(取材・文 石川祐介)
●AFC U23アジアカップ2026特集
1年前に中国で行われたU20アジア杯でも韓国と対戦。そのときはグループリーグ第3節で突破も決まっており、1-1で引き分けていた。今回の韓国は2歳上のチームのため、1年前に戦った選手は少数。それでも梅木を始め、当時を知る選手はチーム内でもその情報は共有したという。
韓国の分析は進んでおり、「DFラインの背後のリスクは、しっかりバックラインで声をかけないといけない」(梅木)。韓国の持ち味である球際の強さにも警戒。「絶対に激しくなってくるので、そこは絶対に負けてはいけない」と激戦を見据えていた。
日本はグループリーグを全勝で進み、準々決勝はヨルダンと相まみえた。前半に強力なカウンターで今大会初失点を喫するも、後半に追いつく。死闘の末に1-1で決着はつかず、PK戦で準決勝進出を決めた。
劇的な勝利で勢いに乗る。だが、梅木は1年前のU20アジア杯と同じ流れであることを忘れていない。当時もU-20ワールドカップ出場が懸かった準々決勝・イラン戦をPK戦で制したが、準決勝・オーストラリア戦で0-2と敗れていた。
「W杯出場が決まって、締めていこうとは言っていたけど、たぶん全員が締めていけなかったところは多少はある。今回もPK戦で勝っていい流れだと思うので、その流れのまましっかりみんなが気を引き締めてやっていければ」
惜しかった、という気持ちが残っている。U20アジア杯で日本を破ったオーストラリアはそのままアジアを制覇。さらに、昨秋のU-20W杯の記憶もある。決勝トーナメント1回戦で日本はフランスを圧倒していたが、0-0で迎えた延長後半終了間際、梅木のハンドでPKを献上。その1失点に屈し、試合後には涙があふれた。
「オーストラリアはあのまま優勝していたので、悔しい思いがある。U-20W杯もフランスが決勝まで行っていたので、自分のなかではずっと残っている。今回は、しっかり優勝して終われるようにしたい」
一発勝負のトーナメントで悔しさを味わってきたからこそ、勝負の妙はわかっている。「先制点が本当に大事。しっかり先制点を取って、自分たちがいい形で持っていければ」。今大会は、優勝の歓喜で終えるつもりだ。
(取材・文 石川祐介)
●AFC U23アジアカップ2026特集


