[練習試合]エース候補MF北原、MF里見、FW齋藤、DF川井がゴール。U-17日本代表が広島文化学園大に4-0で快勝
1本目11分、U-17日本代表MF
[2.18 練習試合 U-17日本代表 4-0 広島文化学園大]
「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」(20日~23日) へ向けて広島合宿中のU-17日本代表が18日、中国大学リーグ1部の広島文化学園大と練習試合(45分×2本)を行い、4-0で勝利した。試合後にはPK戦を行い、5-4で勝利している。
U-17代表は広島合宿2日目で2026年初となる実戦。1本目と2本目で大きくメンバーを入れ替えて戦った。1本目の先発はGK木田蓮人(鹿島ノルテジュニアユース)、DFは右からゲーム主将の元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島)、熊田佳斗(大宮)、竹内悠三(名古屋U-15)の3バックで中盤は和田武士(浦和)と岩土そら(鹿島ユース)のダブルボランチ、右WB橋本凜来(FC東京U-18)、左WB木村風斗(川崎F U-18)、2シャドーが舘美駿(修徳高)と北原槙(FC東京)、そして最前線に立野京弥(昌平高)が構えた。


アクションフットボールを掲げるU-17代表は、立ち上がりからボールを支配しながらゴールを強く意識した攻撃。3分、左の木村が縦への仕掛けからクロスを上げ、立野がヘディングシュートを放つと、直後にも果敢な攻め上がりを見せていた竹内の左クロスを北原が頭で合わせる。
そして11分、右タッチライン際の舘美が止まった状態から一瞬の加速でDFの前に出てクロス。これをニアの北原が面を作りながら左足ダイレクトで合わせる。「今回初めて(小野)信義さんの代表に選ばれて(大会の)10番を任せてもらっているって意味では、発表された時は凄く嬉しかったですし、そこでまた1個自分が引っ張っていかないといけないのかなっていう自覚も芽生えました」というエース候補が鮮やかに左隅へ沈め、先制点を挙げた。




U-17代表は北原が非常に余裕のあるボールコントロールで攻撃の軸に。特に和田との連係が良く、ボールを引き出して前を向くとドリブル、ギャップを通すパスで崩しに係わる。15分には中央の立野から舘美、北原と細かく繋ぎ、北原のスルーパスから立野がクロスバー直撃の右足シュート。跳ね返りを木村が頭で狙うも広島文化学園大GKのファインセーブに阻まれた。
U-17代表は岩土、和田のダブルボランチのところで即時奪回。元砂、熊田、竹内の3バックも敵陣でビルドアップに係わり、中盤に縦パスをつける。そして、和田がアグレッシブにPAへ飛び出すなど、局面に人数を掛けた仕掛け。だが、広島文化学園大はGK中心に守りが堅い。U-17代表の攻撃に慣れ、相手がドリブル、コンビネーションで守備網に入ってきたところを強度の高い守りで止めていた。


U-17代表は31分、中央からのパスで崩し、北原が決定的な右足シュート。さらに左のスペースを突いた舘美へ縦パスが入り、カットインシュートへ持ち込こむ。32分には立野とFW 齋藤翔(横浜FCユース)を交代。相手の前線へのロングボールは元砂と熊田が確実に跳ね返し、GK木田の守備機会はほとんどなかったが、細かなミスもあって2点目を奪うことができない。1本目終盤にも橋本、木村のクロスや岩土のスペースの配球でチャンスを作ったが、シュート精度を欠いてしまう。終了間際には左クロスに右WB橋本が走り込んで頭で狙うもGKに止められ、1-0で1本目を終えた。


2本目はGK木田、DFは右から川井浬(金沢U-18)、トレーニングパートナーの濱田圭吾(瀬戸内高)、倉橋幸暉(鹿島ユース)の3バック。ゲーム主将の藤本祥輝(G大阪ユース)と星宗介(尚志高)がダブルボランチを組み、右WB今村涼弥(横浜FMユース)、左WBエゼモクェ・チメヅェ海(C大阪U-18)、2シャドーが北原と里見汰福(神戸U-18)、そして1トップを齋藤が務めてスタートした。
2本目は気温が下がり、風雨もある中での45分間に。ベンチの小野信義監督から「出してランニング!」というメッセージを受ける中、選手たちはパスアンドゴーを繰り返す。2分にはエゼモクェがポケットへ侵入してチャンスを創出。また、里見が齋藤とのワンツーから右足を振り抜いた一方、相手に押し返されてシュートへ持ち込まれるシーンもあった。
14分には濱田の縦パスを起点とした攻撃から齋藤が左足でフィニッシュ。木田、北原をGK大下幸誠(鹿島ユース)と舘美へ交代後の19分には、右の今村が縦突破からクロスを上げ切る。これをファーサイドのエゼモクェがDF上から頭で叩きつけたが、GKに阻まれ、こぼれに反応した里見のシュートも枠左へ。守備面では前半に比べて攻められるシーンもあったものの、川井、濱田、倉橋の3バックが落ち着いて対応し、大下の守るゴールに決定打を打たせない。
また藤本、星が中盤で鋭いアプローチを見せるなど連動した守備でボールを奪い返し、攻撃に結びつけていた。そして、U-17代表は倉橋や星、藤本も前に出る回数を増やした後半半ば以降に3得点を奪う。24分、右でボールを持った藤本が舘美とのワンツーでゴールライン際へ潜り込み、グラウンダーのラストパス。最後は里見が右足で決め、2-0とした。




さらに31分、中盤中央で前を向いた星が里見とのワンツーで中央突破。そしてスルーパスを齋藤が右足で決めた。U-17代表は32分に舘美と右WB橋本を交代。今村をインサイドへ移した後も前からボールを奪いに行き続けて攻撃に結びつける。そして45分、里見の左CKからエゼモクェがクロスバー直撃のヘッド。これを川井が豪快な右足シュートでネットに突き刺し、4-0で勝利した。






6人目までもつれ込んだPK戦も勝利し、練習試合を終了。竹内は20日開幕のBalcom BMW CUPへ向け、「代表っていうことなんで、ほんとに勝利が一番でやっていかないといけないし、その中で自分の武器を出して、勝利に貢献できたらいいと思います。課題もあると思うんで、そこは今までの経験を活かして、自分が成長した姿を見せれたらなって思います」と意気込んだ。U-17代表は同大会で4連覇中。U-17タジキスタン代表、広島県高校選抜、広島ユースに勝利して5連覇を果たし、5月のU17アジアカップに弾みをつける。


(取材・文 吉田太郎)
「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」(20日~23日) へ向けて広島合宿中のU-17日本代表が18日、中国大学リーグ1部の広島文化学園大と練習試合(45分×2本)を行い、4-0で勝利した。試合後にはPK戦を行い、5-4で勝利している。
U-17代表は広島合宿2日目で2026年初となる実戦。1本目と2本目で大きくメンバーを入れ替えて戦った。1本目の先発はGK木田蓮人(鹿島ノルテジュニアユース)、DFは右からゲーム主将の元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島)、熊田佳斗(大宮)、竹内悠三(名古屋U-15)の3バックで中盤は和田武士(浦和)と岩土そら(鹿島ユース)のダブルボランチ、右WB橋本凜来(FC東京U-18)、左WB木村風斗(川崎F U-18)、2シャドーが舘美駿(修徳高)と北原槙(FC東京)、そして最前線に立野京弥(昌平高)が構えた。


1本目先発メンバー。GK木田蓮人(鹿島ノルテジュニアユース)の簡潔な掛け声に笑顔も
アクションフットボールを掲げるU-17代表は、立ち上がりからボールを支配しながらゴールを強く意識した攻撃。3分、左の木村が縦への仕掛けからクロスを上げ、立野がヘディングシュートを放つと、直後にも果敢な攻め上がりを見せていた竹内の左クロスを北原が頭で合わせる。
そして11分、右タッチライン際の舘美が止まった状態から一瞬の加速でDFの前に出てクロス。これをニアの北原が面を作りながら左足ダイレクトで合わせる。「今回初めて(小野)信義さんの代表に選ばれて(大会の)10番を任せてもらっているって意味では、発表された時は凄く嬉しかったですし、そこでまた1個自分が引っ張っていかないといけないのかなっていう自覚も芽生えました」というエース候補が鮮やかに左隅へ沈め、先制点を挙げた。


1本目11分、MF北原槙(FC東京)が左足ダイレクトで先制ゴール


アシストのMF舘美駿(修徳高)とハイタッチ
U-17代表は北原が非常に余裕のあるボールコントロールで攻撃の軸に。特に和田との連係が良く、ボールを引き出して前を向くとドリブル、ギャップを通すパスで崩しに係わる。15分には中央の立野から舘美、北原と細かく繋ぎ、北原のスルーパスから立野がクロスバー直撃の右足シュート。跳ね返りを木村が頭で狙うも広島文化学園大GKのファインセーブに阻まれた。
U-17代表は岩土、和田のダブルボランチのところで即時奪回。元砂、熊田、竹内の3バックも敵陣でビルドアップに係わり、中盤に縦パスをつける。そして、和田がアグレッシブにPAへ飛び出すなど、局面に人数を掛けた仕掛け。だが、広島文化学園大はGK中心に守りが堅い。U-17代表の攻撃に慣れ、相手がドリブル、コンビネーションで守備網に入ってきたところを強度の高い守りで止めていた。


U-17W杯経験者のMF和田武士(浦和)はアグレッシブに前へ
U-17代表は31分、中央からのパスで崩し、北原が決定的な右足シュート。さらに左のスペースを突いた舘美へ縦パスが入り、カットインシュートへ持ち込こむ。32分には立野とFW 齋藤翔(横浜FCユース)を交代。相手の前線へのロングボールは元砂と熊田が確実に跳ね返し、GK木田の守備機会はほとんどなかったが、細かなミスもあって2点目を奪うことができない。1本目終盤にも橋本、木村のクロスや岩土のスペースの配球でチャンスを作ったが、シュート精度を欠いてしまう。終了間際には左クロスに右WB橋本が走り込んで頭で狙うもGKに止められ、1-0で1本目を終えた。


U-17W杯経験者のDF元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島)がゲーム主将を務めた
2本目はGK木田、DFは右から川井浬(金沢U-18)、トレーニングパートナーの濱田圭吾(瀬戸内高)、倉橋幸暉(鹿島ユース)の3バック。ゲーム主将の藤本祥輝(G大阪ユース)と星宗介(尚志高)がダブルボランチを組み、右WB今村涼弥(横浜FMユース)、左WBエゼモクェ・チメヅェ海(C大阪U-18)、2シャドーが北原と里見汰福(神戸U-18)、そして1トップを齋藤が務めてスタートした。
2本目は気温が下がり、風雨もある中での45分間に。ベンチの小野信義監督から「出してランニング!」というメッセージを受ける中、選手たちはパスアンドゴーを繰り返す。2分にはエゼモクェがポケットへ侵入してチャンスを創出。また、里見が齋藤とのワンツーから右足を振り抜いた一方、相手に押し返されてシュートへ持ち込まれるシーンもあった。
14分には濱田の縦パスを起点とした攻撃から齋藤が左足でフィニッシュ。木田、北原をGK大下幸誠(鹿島ユース)と舘美へ交代後の19分には、右の今村が縦突破からクロスを上げ切る。これをファーサイドのエゼモクェがDF上から頭で叩きつけたが、GKに阻まれ、こぼれに反応した里見のシュートも枠左へ。守備面では前半に比べて攻められるシーンもあったものの、川井、濱田、倉橋の3バックが落ち着いて対応し、大下の守るゴールに決定打を打たせない。
また藤本、星が中盤で鋭いアプローチを見せるなど連動した守備でボールを奪い返し、攻撃に結びつけていた。そして、U-17代表は倉橋や星、藤本も前に出る回数を増やした後半半ば以降に3得点を奪う。24分、右でボールを持った藤本が舘美とのワンツーでゴールライン際へ潜り込み、グラウンダーのラストパス。最後は里見が右足で決め、2-0とした。


2本目24分、MF里見汰福(神戸U-18)が右足でゴール


追加招集のMFが貴重な追加点
さらに31分、中盤中央で前を向いた星が里見とのワンツーで中央突破。そしてスルーパスを齋藤が右足で決めた。U-17代表は32分に舘美と右WB橋本を交代。今村をインサイドへ移した後も前からボールを奪いに行き続けて攻撃に結びつける。そして45分、里見の左CKからエゼモクェがクロスバー直撃のヘッド。これを川井が豪快な右足シュートでネットに突き刺し、4-0で勝利した。


2本目31分、FW齋藤翔(横浜FCユース)が右足で決め、3-0




2本目45分、DF川井浬(金沢U-18)が右足シュートを決めて4点目
6人目までもつれ込んだPK戦も勝利し、練習試合を終了。竹内は20日開幕のBalcom BMW CUPへ向け、「代表っていうことなんで、ほんとに勝利が一番でやっていかないといけないし、その中で自分の武器を出して、勝利に貢献できたらいいと思います。課題もあると思うんで、そこは今までの経験を活かして、自分が成長した姿を見せれたらなって思います」と意気込んだ。U-17代表は同大会で4連覇中。U-17タジキスタン代表、広島県高校選抜、広島ユースに勝利して5連覇を果たし、5月のU17アジアカップに弾みをつける。


U-17代表が4-0で勝利した
(取材・文 吉田太郎)


