「だいぶ上の存在」の代表に連続選出されて意識も変化。U-17日本代表MF舘美駿(修徳高)が練習試合で技術力と速さ発揮し、2得点に関与
1本目11分、U-17日本代表MF
[2.18 練習試合 U-17日本代表 4-0 広島文化学園大]
昨年12月のエジプト遠征でU-16日本代表に初選出され、今回「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」(20日~23日)に参加するU-17日本代表にも継続して招集。MF舘美駿(修徳高)がU17アジアカップ(5月)の有力な候補メンバーたちの中で持ち味を発揮し、2得点に関与した。
1本目、2シャドーの一角として先発した舘美は「ボール持った時の仕掛けだったり、チャンスメイクっていうところは特長だと思います」という武器を体現。11分には右タッチライン際でボールを受けると、相手DFの足を止めてから縦に仕掛ける。
そして、「1対1になったら抜ける自信はあるんで、GKとDFの間に速いボールっていうのを意識して」ラストパス。これをMF北原槙(FC東京)が左足ダイレクトで決め、先制点となった。
舘美は仕掛けのパスを通し切れないシーンもあったが、狭い局面でもほとんどボールを失わずにパス交換。「自分、(164cmと)身長ないんで、そういうボール取られないとか、相手の前に入ってくっていうのができなきゃいる意味ないと思っているんで、そういうところではもっと違いを出せるように頑張りたいです」。味方と繋がりながらボールを動かし、右サイドからのドリブルや斜めのランニングで相手DFを攻略しようとしていた。
そして、左サイドからのカットインシュートを放ったほか、再出場した2本目24分にはMF藤本祥輝(G大阪ユース)とのワンツーでMF里見汰福(神戸U-18)のゴールに関与。ただし、本人は「インサイドハーフの他の2人(北原と里見)は点取って終わっているんですけど、自分取れないで終わっちゃったんで、そこは次の試合で挽回できるようにしたいです」と悔しがっていた。
加えて、「自分の長所のところはやれるなって感じはあるんですけど、まだ、オフ・ザ・ボールのところだったり、守備のところは課題があるので、そこは改善していかなきゃいけない」とコメント。自分自身により高い基準を求めていた。
舘美は修徳中3年時の2023年全国中学校大会で8強入りし、大会優秀選手に。2024年3月には静岡県ヤングサッカーフェスティバルにU-16東京都選抜の一員として出場し、DFの前に潜り込む動きや相手の足を止めてからのドリブル突破、スペースへのパスで抜群の存在感を放っていた。
修徳高1年時はなかなか試合に出られなかったというが、昨年はチームの10番としてインターハイ出場。また、早生まれ選手として国スポに出場し、U-16東京都選抜の日本一に貢献した。
関係者に見てもらう機会を増やしたMFは、その活躍を評価されて「もう全然なれる訳ないというか、だいぶ上の存在だと思ってたんで」という年代別日本代表入り。昨年の段階では「自分、別に入れそうとかそういうのでもなかったんで、結果とかは見るんすけど、ここに入ってどうしようとかじゃなくて1歩下がったところから見ていた」というU-17ワールドカップも、現実的な目標になってきている。
「まずはアジアカップのメンバーに入って、自分が点を取って、優勝したいです」ときっぱり。初代表時にはDF橋本凜来(FC東京U-18)らU-16東京都選抜時代のチームメイトが複数いて、今も「だいぶ仲良くしてくれる」。少しずつ代表チームにも慣れてきている。その一方、所属クラブとプロ契約しているMF北原槙(FC東京)やDF元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島)のプレー面での凄さも感じているようだが、自分を磨いてチャンスを掴みに行く。
18日午前のトレーニングでは30m測定で3秒8台を出してトップタイムを記録。「高1時の途中ぐらいから速くなった」というスピードも技術力とともに大きな武器になっている。Jクラブからの注目度も向上中。だが、まずは地に足をつけ、一歩一歩成長して目の前の試合で結果を出すことに集中する。




(取材・文 吉田太郎)
昨年12月のエジプト遠征でU-16日本代表に初選出され、今回「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」(20日~23日)に参加するU-17日本代表にも継続して招集。MF舘美駿(修徳高)がU17アジアカップ(5月)の有力な候補メンバーたちの中で持ち味を発揮し、2得点に関与した。
1本目、2シャドーの一角として先発した舘美は「ボール持った時の仕掛けだったり、チャンスメイクっていうところは特長だと思います」という武器を体現。11分には右タッチライン際でボールを受けると、相手DFの足を止めてから縦に仕掛ける。
そして、「1対1になったら抜ける自信はあるんで、GKとDFの間に速いボールっていうのを意識して」ラストパス。これをMF北原槙(FC東京)が左足ダイレクトで決め、先制点となった。
舘美は仕掛けのパスを通し切れないシーンもあったが、狭い局面でもほとんどボールを失わずにパス交換。「自分、(164cmと)身長ないんで、そういうボール取られないとか、相手の前に入ってくっていうのができなきゃいる意味ないと思っているんで、そういうところではもっと違いを出せるように頑張りたいです」。味方と繋がりながらボールを動かし、右サイドからのドリブルや斜めのランニングで相手DFを攻略しようとしていた。
そして、左サイドからのカットインシュートを放ったほか、再出場した2本目24分にはMF藤本祥輝(G大阪ユース)とのワンツーでMF里見汰福(神戸U-18)のゴールに関与。ただし、本人は「インサイドハーフの他の2人(北原と里見)は点取って終わっているんですけど、自分取れないで終わっちゃったんで、そこは次の試合で挽回できるようにしたいです」と悔しがっていた。
加えて、「自分の長所のところはやれるなって感じはあるんですけど、まだ、オフ・ザ・ボールのところだったり、守備のところは課題があるので、そこは改善していかなきゃいけない」とコメント。自分自身により高い基準を求めていた。
舘美は修徳中3年時の2023年全国中学校大会で8強入りし、大会優秀選手に。2024年3月には静岡県ヤングサッカーフェスティバルにU-16東京都選抜の一員として出場し、DFの前に潜り込む動きや相手の足を止めてからのドリブル突破、スペースへのパスで抜群の存在感を放っていた。
修徳高1年時はなかなか試合に出られなかったというが、昨年はチームの10番としてインターハイ出場。また、早生まれ選手として国スポに出場し、U-16東京都選抜の日本一に貢献した。
関係者に見てもらう機会を増やしたMFは、その活躍を評価されて「もう全然なれる訳ないというか、だいぶ上の存在だと思ってたんで」という年代別日本代表入り。昨年の段階では「自分、別に入れそうとかそういうのでもなかったんで、結果とかは見るんすけど、ここに入ってどうしようとかじゃなくて1歩下がったところから見ていた」というU-17ワールドカップも、現実的な目標になってきている。
「まずはアジアカップのメンバーに入って、自分が点を取って、優勝したいです」ときっぱり。初代表時にはDF橋本凜来(FC東京U-18)らU-16東京都選抜時代のチームメイトが複数いて、今も「だいぶ仲良くしてくれる」。少しずつ代表チームにも慣れてきている。その一方、所属クラブとプロ契約しているMF北原槙(FC東京)やDF元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島)のプレー面での凄さも感じているようだが、自分を磨いてチャンスを掴みに行く。
18日午前のトレーニングでは30m測定で3秒8台を出してトップタイムを記録。「高1時の途中ぐらいから速くなった」というスピードも技術力とともに大きな武器になっている。Jクラブからの注目度も向上中。だが、まずは地に足をつけ、一歩一歩成長して目の前の試合で結果を出すことに集中する。


2本目24分にはワンツーのパスを通して2点目のゴールに関与


(取材・文 吉田太郎)


