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大学選抜で結果残して3年ぶり日の丸…U-21日本代表FW小池直矢(法政大)が目指す高み「さらにもう一個上に行けるか」

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FW小池直矢

 結果を残し、3年ぶりに日の丸を着けた。U-21日本代表は23日から韓国遠征に向けた国内練習をスタート。FW小池直矢(法政大3年)は2023年6月にモーリスレベロトーナメントに参加したU-19日本代表以来の代表復帰となった。練習初日を終え、「(練習の)感覚的にも知っている面々がいるので、楽しくやれた」と笑顔で振り返った。

 インターハイ優勝を果たした前橋育英高時代から、世代屈指のアタッカーとして日本高校選抜や世代別代表を経験。しかし大学進学後、モーリスレベロトーナメントに参加して以降は、コンディション不良や怪我が重なり、代表から遠ざかっていた。

「もう間違いなく悔しかった。ずっと(代表は)狙っていた。コンディションが上がらないなかでも、そこはずっと見ていたので」(小池)。昨年末、U-21日本代表が参加したIBARAKI Next Generation Cup 2025では、対戦相手のU-21関東大学選抜として参加した。試合結果こそ1-5と大差がついたものの、前半29分の先制ゴールは小池。鋭いボレー弾で強烈な印象を残した。

 2月の大学選抜大会「デンソーカップチャレンジサッカー」では関東選抜Bとして全勝優勝に貢献。3月に全日本大学選抜として参加した「JFA/Jリーグポストユースマッチ」では決勝ゴールを挙げ、大学日韓定期戦でも先発出場で勝利を支えた。

 直近3か月の活動のなかで結果を残したことに、小池は「コンディションは本当に徐々にではあるけど上がっている」と手応え。大岩剛監督体制では4-3-3の左ウイングやインサイドハーフを担う可能性もあり、代表復帰というひとつの成果とともにさらなる高みに向けて意識を上げている。

「ボールを持ったときのプレーはできる。だけど判断のスピードだったり、もう一段階上のスピード感に適応していかないといけない。それを上回る攻守のスピード感、判断のところも上げていきたい」

 全日本高校選抜やモーリスレベロトーナメントでともに戦い、今回A代表に選出された塩貝健人(ボルフスブルク)からは大きな刺激。「アンダーではなく、もうA代表を目指す年齢になっている」と危機感もにじませる。

 また、法政大にはU-21日本代表に同じく選出された一学年下のMF小倉幸成がすでにファジアーノ岡山で特別指定選手として活躍。同期にもMF松村晃助(→横浜FM)やFW小湊絆(→FC東京)らが内定を決めている。自身もプロへの覚悟を固めたなかで「ただ、焦ってはいけない。自分にフォーカスして、自分と向き合ってやっていくことが一番」と冷静さも忘れない。

「ここでさらにもう一個上に行けるか、ここで終わるのかというのは、自分のこれからの活動もそうだし、取り組み次第だと思っている。ハングリー精神を前面に出してやっていけたら」。代表に戻ってきた喜びを消化し、代表定着に意欲を燃やす。

(取材・文 石川祐介)
石川祐介
Text by 石川祐介

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