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“W杯の魔力”にかかった長友佑都…3時起床も「めちゃ元気」30度超の猛暑も「全然感じない」、思い出すブラジル大会の“傷”

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DF長友佑都

 日本代表は現地時間3日からメキシコ・モンテレイで事前キャンプをスタートさせた。DF長友佑都(FC東京)は、北中米ワールドカップのムードにやる気十分。「特別なW杯のエネルギーが湧き上がっていく感じ。今日も3時に目が覚めたけど、そこから寝れていない。全然めちゃくちゃ元気。これがもうW杯の魔力。まったく疲れを感じない」と語った。

 モンテレイでの練習初日は30度を超える猛暑。だが、W杯の魔力にかかった長友は「もう全然感じない。気温なんてまったく感じない」と胸を張った。

 暑熱対策の重要性は誰よりも噛みしめる。2014年ブラジル大会で、日本代表は冷涼な地域のイトゥでベースキャンプを張った一方、グループリーグ初戦が行われたレシフェが高温多湿でコンディションを崩した。調子を落とした日本はグループリーグ2敗1分で敗退した。

 当時の長友は27歳。インテルに所属しており「1年間インテルで一番いい時期を過ごしていた」。だが、対策しきれなかった猛暑の影響は大きかった。

「全然2試合くらいやれるレベルのコンディションだと思っていたけど、もう20分くらいから、僕だけじゃなくて全体的に(落ちていた)。みんな体が動いていなかった」。W杯開催に合わせて配信サイト『DAZN』が日本代表のW杯試合を配信しており、長友もチェック。10年南アフリカ大会から22年カタール大会まで6試合ほどを観戦したという。

「(観戦したのは)初めてですよ、ブラジルW杯の試合は1試合も見たくなかったので。傷が残っていたので。沁みると痛かったので見れなかったけど、今回見てみると(体力は)かなり落ちていた」

 古傷の痛みに耐えながら、新たな気づきを得た。「自分自身も改めて見て、コンディションの管理の仕方や上げ方は大事なんだと改めて気づいた」。5大会連続で酸いも甘いも味わってきたが、時間の経過とともに淡くなっていた思いがよみがえる。「その経験もまた後輩たちに伝えられる」と、その痛みを伝えていくつもりだ。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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