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森保Jベースキャンプ地は“日本独自選定”の好環境「本当に素晴らしい」「言い訳は何もない」

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ナッシュビルの施設でトレーニングを行った日本代表

 北中米ワールドカップに臨む日本代表が10日、ベースキャンプ地のアメリカ・ナッシュビルで本格始動した。グループリーグ初戦オランダ戦を4日後に控えるなか、日本サッカー協会(JFA)が独自選定したベースキャンプ地での初練習。MF伊東純也(ゲンク)は「この施設は本当に素晴らしいので、良い準備ができる」と充実感をにじませた。

 芝生の問題で練習場を転々としたメキシコ・モンテレイでの事前キャンプから一転、ナッシュビルでのベースキャンプは誰もが認める素晴らしい環境で始まった。練習前には地元の日本人補習校に通う子どもたちとの交流会も実施。数々の日本企業が拠点を構える場所での本格始動となった。

 選手たちはボールを使ったウォーミングアップ開始直後から「ピッチいいよ!」と笑顔を見せ、地元ナッシュビルSCのクラブ施設に満足した様子。午前10時半の練習開始時には激しい日差しが降り注いでいたが、非公開練習の強度も高めることができたようで、伊東は「ジムも良かったし、アイスバスやホットバスもある。(練習や試合からの)リカバリーがしやすい環境」とクラブハウスにも太鼓判を押した。

 W杯期間中のベースキャンプ地は国際サッカー連盟(FIFA)による候補地リストから選ばれるのが通例だが、ナッシュビルの施設は候補地にはない。希望が重なった場合はFIFAランキング上位の「ポット1」が優先選択権を持つというレギュレーションがあるなか、ポット2の日本は24年3月にいち早くW杯出場権を獲得したこともあり、独自発掘を念頭に置きながら視察を進めてきた。

 昨年12月の組み合わせ抽選ではダラスでグループリーグ2試合が行われることが決まり、同所でキャンプを張る選択肢もあったが、酷暑が予想される同所での練習は強度が下がる懸念があったため回避。近隣のカンザスシティは強豪国の希望が殺到することを見込み、比較的気温や湿度が低く、時差がなく設備も整っているナッシュビルを選んだ。

 今大会の出場国ではイングランドがカンザスシティ、スペインがチャタヌーガ、フランスがボストン、ドイツがウィンストン・セーラムにそれぞれ独自選定した拠点を構えており、日本もこうした強豪国に準備面で肩を並べた形。MF堂安律(フランクフルト)はDF吉田麻也、MF南野拓実といったサポート選手の招聘にも触れながら「申し分ないメンバーが入ってきて、これ以上ないメンバーが揃っているし、施設もめちゃくちゃいいので言い訳は何もない」と本番ムードに燃えていた。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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