前回W杯「ちょっと飲まれた」久保建英、2度目は軽快「こんな軽口を言えるくらいにはリラックスしている」
練習中に笑顔を見せるMF
日本代表MF久保建英(ソシエダ)が11日の練習後、報道陣の取材に応じ、左足首の負傷でチーム離脱が決まったMF遠藤航(リバプール)について「一選手がコメントできることじゃない。いろんな人が話し合って決めたこと。当事者みんなの気持ちを尊重して、残された選手でやっていくしかない」と慎重に言葉を選びながら話した。
久保にとって遠藤は7年間のA代表キャリアだけでなく、遠藤がオーバーエイジで出場した21年夏の東京五輪も共に戦った間柄。この日、代表引退を表明した遠藤には「感謝しかない。個人としてもチームとしても遠藤選手には助けられてばかりだった」との言葉を口にしつつ、W杯初戦を3日後に控える中で「やるしかない」という姿勢を強調した。
その一方、W杯という大舞台に向かう姿勢は軽快そのものだった。
ドイツ戦、スペイン戦という前半45分間ずつの出場だったカタールW杯を経て、今大会に向けては「とりあえずスタートで出られるなら45分以上は出たいなというのが個人的な願い」と報道陣の笑いを誘いながら決意表明。「それをできるためのコンディションも整えてきたつもりだし、あとは口だけで言っても始まらないのでまずは入りからプレーで見せたい」と活躍を誓った。
大会直前での活躍によって先発の座を掴んだ前回大会とは、実績も立場も異なる中で迎える2度目のW杯。久保は「(前回は)何もかもが新しい部分はありましたけど、いまは対戦している選手も増えて、相手の国の主軸もよく一緒にやっている選手がいて、前回は初めまして感がありましたけど、今はW杯に出て当たり前だなと思えるくらいの選手にはなっていると思う」と自身のキャリアを振り返りつつ、若手選手をサポートする気概も見せる。
「僕みたいな初めての選手もいるし、当然試合に絡んでいる選手もたくさんいる中で、一番僕が経験があるわけではないですけど、そういった経験のある選手が良いクッションになって、最大限みんながパフォーマンスを出すのが良いので、飲まれないようにいいサポートができればなと思います」
バルセロナにいた少年時代から注目を浴びてきた久保にとっても、初のW杯は普段とは異なる難しさがあったようだ。報道陣からの「当時は肩に力が入っていた?」との質問に「(大会直前に)肩を脱臼していたので力は入んなかったですけど……」と絶妙な切り返しを見せつつ、「今はこんなに軽口を言えるくらいにはリラックスしています」と場を和ませながら前回大会のことを振り返った。
「ちょっと飲まれましたね。個人的には。初戦でいろんな国の人が入り乱れて、わーっと盛り上がっているのがちょっと普段の試合とは違う気がして、試合よりも大規模なお祭りみたいな感覚になって、ちょっと戸惑いというか雰囲気に見惚れてしまったみたいな感じがあった。それが悔やまれる部分があるので、そういうのがあるよというのはここから選手ミーティングもあると思うので、初戦に出る選手とか初めての選手には伝えられたらなと思っています」
特に今大会はアメリカを中心とする3か国開催。「(NFLの)スーパーボールとかでは毎回ハーフタイムショーもすごく盛り上がって、(アメリカは)たぶんエンタメの世界最高峰だと思うので、そういったところにも飲まれないように。逆にポジティブに変換できる選手もいると思いますけど、僕みたいに普段そういうのを気にしない選手も飲まれたりするので気をつけたいなと思います」と言い、大舞台への心構えを新たにしていた。
(取材・文 竹内達也)
●2026ワールドカップ(W杯)北中米大会特集
●2026ワールドカップ(W杯)大会日程・テレビ放送
▶日本代表の最新情報や取材裏話は『ゲキスタ』で配信中
久保にとって遠藤は7年間のA代表キャリアだけでなく、遠藤がオーバーエイジで出場した21年夏の東京五輪も共に戦った間柄。この日、代表引退を表明した遠藤には「感謝しかない。個人としてもチームとしても遠藤選手には助けられてばかりだった」との言葉を口にしつつ、W杯初戦を3日後に控える中で「やるしかない」という姿勢を強調した。
その一方、W杯という大舞台に向かう姿勢は軽快そのものだった。
ドイツ戦、スペイン戦という前半45分間ずつの出場だったカタールW杯を経て、今大会に向けては「とりあえずスタートで出られるなら45分以上は出たいなというのが個人的な願い」と報道陣の笑いを誘いながら決意表明。「それをできるためのコンディションも整えてきたつもりだし、あとは口だけで言っても始まらないのでまずは入りからプレーで見せたい」と活躍を誓った。
大会直前での活躍によって先発の座を掴んだ前回大会とは、実績も立場も異なる中で迎える2度目のW杯。久保は「(前回は)何もかもが新しい部分はありましたけど、いまは対戦している選手も増えて、相手の国の主軸もよく一緒にやっている選手がいて、前回は初めまして感がありましたけど、今はW杯に出て当たり前だなと思えるくらいの選手にはなっていると思う」と自身のキャリアを振り返りつつ、若手選手をサポートする気概も見せる。
「僕みたいな初めての選手もいるし、当然試合に絡んでいる選手もたくさんいる中で、一番僕が経験があるわけではないですけど、そういった経験のある選手が良いクッションになって、最大限みんながパフォーマンスを出すのが良いので、飲まれないようにいいサポートができればなと思います」
バルセロナにいた少年時代から注目を浴びてきた久保にとっても、初のW杯は普段とは異なる難しさがあったようだ。報道陣からの「当時は肩に力が入っていた?」との質問に「(大会直前に)肩を脱臼していたので力は入んなかったですけど……」と絶妙な切り返しを見せつつ、「今はこんなに軽口を言えるくらいにはリラックスしています」と場を和ませながら前回大会のことを振り返った。
「ちょっと飲まれましたね。個人的には。初戦でいろんな国の人が入り乱れて、わーっと盛り上がっているのがちょっと普段の試合とは違う気がして、試合よりも大規模なお祭りみたいな感覚になって、ちょっと戸惑いというか雰囲気に見惚れてしまったみたいな感じがあった。それが悔やまれる部分があるので、そういうのがあるよというのはここから選手ミーティングもあると思うので、初戦に出る選手とか初めての選手には伝えられたらなと思っています」
特に今大会はアメリカを中心とする3か国開催。「(NFLの)スーパーボールとかでは毎回ハーフタイムショーもすごく盛り上がって、(アメリカは)たぶんエンタメの世界最高峰だと思うので、そういったところにも飲まれないように。逆にポジティブに変換できる選手もいると思いますけど、僕みたいに普段そういうのを気にしない選手も飲まれたりするので気をつけたいなと思います」と言い、大舞台への心構えを新たにしていた。
(取材・文 竹内達也)
●2026ワールドカップ(W杯)北中米大会特集
●2026ワールドカップ(W杯)大会日程・テレビ放送
▶日本代表の最新情報や取材裏話は『ゲキスタ』で配信中


