主将が引っ張り、周りも支える板倉新体制…同世代FW小川航基「僕らもキャプテンという意識を持って」
DF板倉滉と同じグループでボール回しを行うFW
新たなキャプテンが覚悟を持ってチームを引っ張り、そのキャプテンの背中を支える体制が自然と出来上がっている。
北中米ワールドカップに臨む日本代表は11日、左足首に負傷を抱えていたMF遠藤航(リバプール)がチームを離脱し、DF板倉滉(アヤックス)が新キャプテンに就任。2日目を迎えた12日の練習では板倉がランニングの先頭を走り、その姿をDF長友佑都(FC東京)やMF堂安律(フランクフルト)が鼓舞するという光景が見られた。
練習後、報道陣の取材に応じたFW小川航基(NECナイメヘン)は板倉と同じ1997年生まれ。学年は早生まれの板倉が一つ上だが、2017年のU-20W杯など育成年代から共に戦ってきており、旧知の間柄だ。
そんな小川から見た板倉は「長く一緒にやってきたし、すごく頼れる存在。代表での経験値、所属クラブの経験値は高いものを持っている」という存在。単純にキャプテンとして「全うしてもらえると思う」と信頼を寄せているようだ。
その一方、小川は「僕らもキャプテンという意識を持って一人一人やっていかないといけない」とも語る。幸いにも今回のチームにはDF長友佑都、DF吉田麻也、MF南野拓実といった「いるだけで練習の雰囲気で笑顔が増えるし、締まるところは締まるのでプラスしかない」(小川)という存在が多数いるが、やはり頼れる同世代の存在は欠かせない。
W杯キャンプ中の主将交代は2010年の南アフリカW杯期間中にも行われたが、当時の長谷部誠主将就任は初戦の2週間前に決断されており、3日前というのは前代未聞の有事。小川は「今からいきなり堅くなるようなキャプテンにする必要はないと思う。今まで通りというか、背負わせないじゃないけど、あまり深く考えずにサポートしていければ」と自然体で背中を押していく構えだ。
またこの板倉新体制を軌道に乗せていくためには、W杯でのスタートダッシュが何よりの手助け。選考レースに食い込めずに終わった前回カタールW杯後、「次のW杯で点を取るのは俺」と決意を刻んだ小川にとって、大舞台でのゴールがキャプテンをサポートするための仕事となる。
「代表に思いを持って、代表に選ばれるんだ、W杯に選ばれるんだ、W杯でプレーするんだという思いを持って海外に来たし、その目的で海外に渡ったので、その中でこのチャンスがもらえているということはすごく感慨深いものはあるし、僕がやってきたことは間違っていなかったと思う」
そう3年半の歩みを振り返った小川は「ただ、W杯で得点を取ることが今の夢なので」と断言。14日の初戦オランダ戦に向けて「それを達成できるように、叶えられるように、僕のゴールでチームを勝利に導ければと思います」と高らかに決意を語った。
(取材・文 竹内達也)
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北中米ワールドカップに臨む日本代表は11日、左足首に負傷を抱えていたMF遠藤航(リバプール)がチームを離脱し、DF板倉滉(アヤックス)が新キャプテンに就任。2日目を迎えた12日の練習では板倉がランニングの先頭を走り、その姿をDF長友佑都(FC東京)やMF堂安律(フランクフルト)が鼓舞するという光景が見られた。
練習後、報道陣の取材に応じたFW小川航基(NECナイメヘン)は板倉と同じ1997年生まれ。学年は早生まれの板倉が一つ上だが、2017年のU-20W杯など育成年代から共に戦ってきており、旧知の間柄だ。
そんな小川から見た板倉は「長く一緒にやってきたし、すごく頼れる存在。代表での経験値、所属クラブの経験値は高いものを持っている」という存在。単純にキャプテンとして「全うしてもらえると思う」と信頼を寄せているようだ。
その一方、小川は「僕らもキャプテンという意識を持って一人一人やっていかないといけない」とも語る。幸いにも今回のチームにはDF長友佑都、DF吉田麻也、MF南野拓実といった「いるだけで練習の雰囲気で笑顔が増えるし、締まるところは締まるのでプラスしかない」(小川)という存在が多数いるが、やはり頼れる同世代の存在は欠かせない。
W杯キャンプ中の主将交代は2010年の南アフリカW杯期間中にも行われたが、当時の長谷部誠主将就任は初戦の2週間前に決断されており、3日前というのは前代未聞の有事。小川は「今からいきなり堅くなるようなキャプテンにする必要はないと思う。今まで通りというか、背負わせないじゃないけど、あまり深く考えずにサポートしていければ」と自然体で背中を押していく構えだ。
またこの板倉新体制を軌道に乗せていくためには、W杯でのスタートダッシュが何よりの手助け。選考レースに食い込めずに終わった前回カタールW杯後、「次のW杯で点を取るのは俺」と決意を刻んだ小川にとって、大舞台でのゴールがキャプテンをサポートするための仕事となる。
「代表に思いを持って、代表に選ばれるんだ、W杯に選ばれるんだ、W杯でプレーするんだという思いを持って海外に来たし、その目的で海外に渡ったので、その中でこのチャンスがもらえているということはすごく感慨深いものはあるし、僕がやってきたことは間違っていなかったと思う」
そう3年半の歩みを振り返った小川は「ただ、W杯で得点を取ることが今の夢なので」と断言。14日の初戦オランダ戦に向けて「それを達成できるように、叶えられるように、僕のゴールでチームを勝利に導ければと思います」と高らかに決意を語った。
(取材・文 竹内達也)
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