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福島がDF鈴木翔登と契約解除へ…現役引退を発表「滾っていた蝋燭の火が小さくなって…」「本当に幸せでした」

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DF鈴木翔登

 福島ユナイテッドFCは23日、DF鈴木翔登(29)本人の申し出により、今シーズンの契約を解除したことを発表した。鈴木は6月末をもって現役引退。7月2日のJ3第15節・カターレ富山戦でセレモニーが実施される。

 埼玉県出身の鈴木は、流通経済大付属柏高、流通経済大を経て15年に熊本に加入。北九州、富山と渡り歩き、今季福島に加入していた。キャリア通算101試合5得点を記録。クラブを通じて、次のように感謝を伝えている。 

「いつもご支援・ご声援をくださった全ての皆様へ。このタイミングをもって、プロサッカー選手というキャリアを引退する決断をしました。まずはシーズン中のこのタイミングで、なによりここからっていう時にチームを離れる決断をした事、本当に申し訳ございません。そして今回、その思いを受け入れて下さった、チームに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

 チームと揉めている、選手と何かあった、クラブとうまくいかなかった。そんな理由は一切ないです。滾っていた蝋燭の火が小さくなっていくことや、自分のマインドに違和感を持ちながらプレーをしていたところがありました。自分が追い求める理想や、こだわり、情熱、滾るモノというのが1%でも減った時、僕自身は身をひこうと思っていたので、それが一番の理由です。

 ロアッソ熊本、ギラヴァンツ北九州、カターレ富山、福島ユナイテッドFC。全てのクラブに全く恩返しができなくて本当に不甲斐なかったと自分自身強く感じています。その中でもたくさん応援してくれたファン、サポーターの皆様。チームを支えてくださっているスポンサー、パートナー企業、サプライヤーの皆様、本当にありがとうございました。このステージで毎日プレーできていたことは本当に幸せでした。

 どんな時も手を差し伸べてくれて応援してくれた皆さんがいるから、その人達のためにプレーすることが出来たし、歯を食いしばって進む事ができていました。本当にありがとうございました。そんな皆さんに支えてもらったおかげで、たくさんの人に出会えて、素晴らしい経験をさせてもらえたサッカー人生でした。

 最後まで僕を応援してくださった人達にプレーをしている姿をここ数年は見せる事が中々できなかったのは本当に申し訳ないです。次のステージでも真っ直ぐに進んでいこうと思います。全ての皆様に感謝を伝えたいです!ありがとうございました!」

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