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FW鈴木武蔵お目覚め2発!!「札幌らしい試合できた」10試合ぶり勝利に中断明けの巻き返しに手ごたえ

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[7.20 J1第20節 浦和3-4札幌 埼スタ]

 お目覚めの2発になった。北海道コンサドーレ札幌は1点を先行して迎えた前半アディショナルタイム2分、DF高尾瑠のロングパスで裏に抜けたFW鈴木武蔵が、GK西川周作との1対1を制して、今季リーグ戦初ゴールを決める。

 さらに3-0として迎えた後半12分、エリア手前で相手のクリアがルーズになったところを奪うと、迷わず左足を振り抜く。正確なショットで左隅を射抜き、点差を4に広げるゴールを決めた。「上手くこぼれてきて、思い切って振り抜けた。入ってよかったですね」。

 試合は終盤、浦和の猛攻に遭って1点差まで詰め寄られた。結果的に鈴木の決めた4点目が勝敗を分けることになった。4月27日にホームで行った湘南戦で3点差を追いつかれた苦い思い出がよみがえったという鈴木も、「札幌らしい試合ができた」と頷いてみせる。

 勝利は10試合ぶり、まだ残留圏と差のある最下位と状況は厳しいが、約半月の中断に入る前にいい印象を持てたことはポジティブに捉えたい。鈴木も「ここ最近よくなってきている中で、なかなか結果が出ない状況が続いていた」と話すと、「ここから勝ち点を積み重ねていくということでみんな一致団結できていたので、ここから巻き返していきたい」と力を込めていた。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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