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レッドブル傘下の新生・大宮、90+7分弾で劇的白星スタート!! クロップ氏視察でNACKに10年ぶり観衆1万3千人超

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[2.15 J2第1節 大宮 2-1 山形 NACK]

 J2リーグが15日、各地で開幕し、J2昇格1年目のRB大宮アルディージャモンテディオ山形に2-1で勝利した。後半アディショナルタイム7分、セットプレーのこぼれ球から大卒2年目のFW藤井一志が劇的な決勝ゴール。“レッドブル初陣”を制し、開幕白星スタートを決めた。

 今季から新たにレッドブルグループの傘下となった大宮はクラブ名、エンブレム、ユニフォームを一新して迎えたJ2初戦。同グループでグローバルサッカー部門責任者を務める前リバプール監督のユルゲン・クロップ氏が視察する中、NACK5スタジアムにはJ1所属だった2016年以来の1万3000人超えとなる13,418人の観衆が詰めかけた。[スタメン&布陣]

 試合は茶色い芝生が目立つピッチコンディションの影響もあり、互いに見せ場の少ない展開でスタート。前半26分、山形がDF野嶽寛也のクロスにFWイサカ・ゼインが飛び込み、ようやく最初のビッグチャンスを作るも、ヘディングシュートは枠を外れた。

 なおも攻める山形は前半29分、カウンターからイサカが左サイドを突破し、小刻みなステップからシュートを狙うも、大宮の新加入DFガブリエウ(←横浜FC)が完璧なブロック。対する大宮は同35分、MF小島幹敏のスルーパスからMF泉柊椰がペナルティエリア左に抜け出すも、左足シュートはクロスバーに弾かれた。

 前半41分、勢いが出始めた大宮に痛いアクシデント。1トップで先発していたFWファビアン・ゴンザレスが足を痛めてプレーを続けられず、藤井が投入された。東海大出身の藤井は昨季、J3リーグ28試合6得点を記録しており、これがJ2リーグデビューとなった。

 それでも大宮の勢いは止まらず、同45分にはFW杉本健勇がゴール左斜め前から決定的なシュート。だが、これは山形の新守護神GKトーマス・ヒュワード・ベル(←ウェスタン・ユナイテッド)のスーパーセーブに阻まれ、0-0のままハーフタイムを迎えた。

 そうして迎えた後半7分、大宮が試合を動かした。直前には右利きの泉の左CKからチャンスを作っていた中、今度は小島が左足で左CKをゴール前に送り込むと、合わせたのはDF濱田水輝。巧みなヘディングシュートをゴール右隅に流し込んだ。濱田は昨年3月16日のJ3第4節・奈良戦以来の得点。昨季はその1点にとどまった34歳が、J2復帰のファーストゴールを決めた。

 一方の山形も後半21分、4枚替えの準備をしていた最中に同点に追いついた。イサカが中央に絞った位置でDF安部崇士からのパスを受け、すぐさまスルーパスを送ると、これに抜け出したFWディサロ燦シルヴァーノが中央に折り返す。これがGK笠原昂史のファンブルを誘い、こぼれ球にMF土居聖真が詰めた。

 土居は昨季途中に鹿島から地元・山形に加わり、昨季J2リーグ戦で14試合5得点の大活躍。今季もチームのファーストゴールを決めた。そして同22分、土居、ディサロ、イサカ、MF國分伸太郎の前線4人が一気に交代。新加入MF吉尾海夏(←横浜FM)、MF坂本亘基、FW高橋潤哉、FW藤本佳希が送り込まれた。

 その後は一進一退のオープンな攻防が続く中、後半33分、大宮はMFアルトゥール・シルバのスルーパスに抜け出した藤井がMF谷内田哲平とのワンツーでペナルティエリア右に攻め込むも、鋭い急停止から放った左足シュートはGKベルがまたもスーパーセーブ。山形の新守護神が存在感を見せつけた。

 それでも最後にドラマが待っていた。大宮は後半アディショナルタイム7分、谷内田のCKに小島が飛び込み、これはまたもGKベルに阻まれたが、こぼれ球に飛び込んだのは藤井。最後の最後に劇的なゴールを沈めると、再開直後にタイムアップの笛が鳴り、新生・大宮が白星発進を果たした。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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