J1初フル出場のFC東京20歳MF俵積田晃太、猛烈プレスで決定機も「もったいなかった」
アシストを記録したMF
[2.22 J1第2節 FC東京 0-1 町田 味スタ]
今季から3-4-2-1の布陣を採用しているFC東京において、本職のウイングではなく内寄りのシャドーを担い、開幕節・横浜FC戦で幸先よく初アシストを記録していたMF俵積田晃太(20)だが、この日は不発に終わった。チームも終盤の失点により0-1で敗れ、「自分たちとしてはなかなかチャンスも掴めなかったし、難しい試合になった」と振り返った。
最もゴールに近づいたのは前半10分だった。俵積田が高い位置から猛烈なプレッシングをかけ、町田DFドレシェヴィッチからボールを奪うと、そのままペナルティエリア左に侵入。ただ、あとはシュートを打つだけという状態でステップを合わせることができず、相手のカバーリングに阻まれた。
「足元があるDFでよく切り返しをしていたので意識していながらプレスに行って、いい感じにボールが取れたけど、ドリブルがちょうど歩幅的にシュートを打てないところに行ってしまった。自分としてはもったいなかった。数センチのボールの置き所を意識してやっていきたい」(俵積田)。今季初ゴールが間近に迫っていただけに、悔いが残るワンシーンだった。
また直後には「今まで(のキャリアで)やったことがなかった」という左CKのキッカーでDF森重真人のクロスバー直撃のヘディングシュートを演出。得点にはつながらなかったものの、「いい経験をさせてもらっているので自分の力にしていきたい」と向上心をにじませた。
この日は前半から左サイドのビルドアップが機能せず、ウイングバックのDF長友佑都が内側を取りつつ、俵積田がより本職に近い大外に位置取るというポジション分担にもトライ。しかし、「本来のプレーを少しずつ取り戻していけた」という手応えを得ながらも、結果は完封負けでの今季初黒星となった。
プロ3年目で初のフル出場には「いい経験になった」と振り返ったが、さらにパフォーマンスを上げていく構え。4日後のミッドウィークのJ1第3節・名古屋戦を控え、「勝ちたかったので悔しいけどすぐに試合があるので切り替えて、下を向かずにやっていきたい」と力を込めた。
(取材・文 竹内達也)
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●2025シーズンJリーグ特集
今季から3-4-2-1の布陣を採用しているFC東京において、本職のウイングではなく内寄りのシャドーを担い、開幕節・横浜FC戦で幸先よく初アシストを記録していたMF俵積田晃太(20)だが、この日は不発に終わった。チームも終盤の失点により0-1で敗れ、「自分たちとしてはなかなかチャンスも掴めなかったし、難しい試合になった」と振り返った。
最もゴールに近づいたのは前半10分だった。俵積田が高い位置から猛烈なプレッシングをかけ、町田DFドレシェヴィッチからボールを奪うと、そのままペナルティエリア左に侵入。ただ、あとはシュートを打つだけという状態でステップを合わせることができず、相手のカバーリングに阻まれた。
「足元があるDFでよく切り返しをしていたので意識していながらプレスに行って、いい感じにボールが取れたけど、ドリブルがちょうど歩幅的にシュートを打てないところに行ってしまった。自分としてはもったいなかった。数センチのボールの置き所を意識してやっていきたい」(俵積田)。今季初ゴールが間近に迫っていただけに、悔いが残るワンシーンだった。
また直後には「今まで(のキャリアで)やったことがなかった」という左CKのキッカーでDF森重真人のクロスバー直撃のヘディングシュートを演出。得点にはつながらなかったものの、「いい経験をさせてもらっているので自分の力にしていきたい」と向上心をにじませた。
この日は前半から左サイドのビルドアップが機能せず、ウイングバックのDF長友佑都が内側を取りつつ、俵積田がより本職に近い大外に位置取るというポジション分担にもトライ。しかし、「本来のプレーを少しずつ取り戻していけた」という手応えを得ながらも、結果は完封負けでの今季初黒星となった。
プロ3年目で初のフル出場には「いい経験になった」と振り返ったが、さらにパフォーマンスを上げていく構え。4日後のミッドウィークのJ1第3節・名古屋戦を控え、「勝ちたかったので悔しいけどすぐに試合があるので切り替えて、下を向かずにやっていきたい」と力を込めた。
(取材・文 竹内達也)
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