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笑顔なきJ1初ゴール、清水DF高木践「もっと嬉しいJ1初ゴールがよかったけど…次勝てるようにがんばりたい」

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DF高木践

[4.2 J1第8節 浦和 2-1 清水 埼玉]

 J1初ゴールを笑顔で喜べなかった。清水エスパルスのDF高木践は後半34分のセットプレーからヘディングシュートでゴール。だが、試合は1-2で敗れた。「総じて振り返ってもあまりうまくいかない時間が多かった。それが敗因」と悔しさをにじませた。

 開始4分に1失点目、そして後半14分には2失点目を喫した。「序盤の失点もそうだし、後半に入って点を奪われないことを意識したけど、京都戦と一緒のようになった」。高木は同じく2点先取された前々節・京都サンガF.C.戦(●1-2)を思い返し、「そこで踏ん張っていれば何か違う形が起こったかもしれないので、2失点目は痛かった」と思いを口にした。

 それでも後半34分には一矢報いた。左CKをMF矢島慎也が右足で蹴ると、ニアサイドの高木がヘディングシュート。「慎也くんからいいボールが来たので、あとは当てるだけだった」。クロスバー強打もGK西川周作の背中に当たり、そのままゴールラインを割る。ルーキーイヤーの昨シーズンはJ2リーグで1得点を挙げていたが、初のJ1挑戦となった今シーズンで待望のJ1初ゴールとなった。

 得点直後、高木はその場で喜ばずにリスタートするために自陣に戻った。試合後にも喜びは控えめ。「負けているので。もっと嬉しいJ1初ゴールがよかったけど、また次勝てるようにがんばりたい」。CKは14本あったなかで決まったのは1本のみ。「たくさんあったなかで1点しか入っていない。もっとセットプレーもこだわってやっていきたい」と力を込めた。

(取材・文 石川祐介)


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石川祐介
Text by 石川祐介

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