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名古屋守護神シュミット欠場は今朝決定…長谷川監督が明かす19歳GKピサノの国立Jリーグデビュー顛末

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急きょ起用でJリーグデビューとなったGKピサノアレックス幸冬堀尾

[5.3 J1第14節 清水 0-3 名古屋 国立]

 守護神の欠場は今朝決まったという。名古屋グランパスはGKシュミット・ダニエルが清水エスパルス戦でメンバー外。試合後の会見で、長谷川健太監督は「朝、ドクターのチェックで試合はなかなか難しい状況になった」と明かした。

 シュミットはきのうの練習中に違和感があったという。「朝起きたら痛いということで、プレーするような状態にないというドクターの判断」(長谷川監督)。今後の離脱期間は「検査次第」と語った。

 急きょ起用されたのは19歳GKピサノアレックス幸冬堀尾。国立競技場で行われた今節がJリーグデビュー戦となった。また、ベンチ入りしたGK武田洋平も今朝招集。緊急でGK陣を整えた。

「急きょピサノにしましたし、武田も朝呼んだ。武ちゃんも犬の散歩をしているときに電話がかかってきたと言っていた。シュミットにはもう少し早く言ってくれという話はしたんですが……(今朝まで欠場が決まらなかった)そのくらいだと思うので、そんなに大きな怪我ではないと思う」

 今朝8時ごろ、ピサノには楢崎正剛GKコーチが起用を伝えたという。長谷川監督は「楢崎も父親のような心境で見守っていたと思う。いい形でJリーグデビューをしてくれた」とピサノの活躍に目を細めていた。

 ピサノ自身は手にしたチャンスを緊張とともに迎えた。「(シュミット)ダンくんにとってはよくないこと。でも、自分的にはすごくチャンスだなと思っていた」。楢崎GKコーチからは「しっかり自分がやってきたことをやれば絶対大丈夫だから」と伝えられ、ピサノは「そこでリラックスできた。いい緊張感を持って入れた」と振り返った。

(取材・文 石川祐介)

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石川祐介
Text by 石川祐介

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