U-15Jリーグ選抜が睡眠コンディショニングセミナー受講!! 講師の元Jリーガー・酒井隆介氏「寝付けなかった試合ではオウンゴールを…」
リバプールU15との2連戦を控えるU-15 Jリーグ選抜は28日、Jリーグ未来育成パートナーのコンディショニングブランド「TENTIAL」による睡眠コンディショニングセミナーを受講した。TENTIALはU-15 Jリーグ選抜メンバーにリカバリーウェアのBAKUNEなどを提供。元JリーガーでTENTIALアスリートリレーション部の酒井隆介氏が講師を務めた。


酒井氏は2011年に京都サンガF.C.でプロキャリアを始め、21年にFC町田ゼルビアで現役を引退。Jリーグ通算240試合出場の大先輩が自身の経験ももとにしながら、睡眠の重要性やプレーへの影響を中学年代の選手たちに説明した。


セミナーでは、U-15世代は8時間から10時間の睡眠時間が必要だとされていることが示されるとともに、日中の仮眠も有効活用することで午後の集中力が高まることなどが示された。U-15 Jリーグ選抜の選手たちは挙手制で自身の睡眠時間を申告。大半が推奨時間を満たしている一方、練習時間の関係などで短くなってしまっている選手も一部いた。
続けて酒井氏は寝不足がプレーに影響することも紹介した。睡眠時間が短くなると怪我のリスクが高まることに加え、試合中のミスが増加する傾向にあるという。実際に酒井氏は「(前日に)寝付けなかった試合ではオウンゴールをしています」と自身の苦い経験を明らかにし、笑いを誘いながら十分な睡眠時間が必要だと説いた。
また「試合前になると緊張とか、頭が闘うモードになっちゃって目がギンギン状態で全然寝られなかった」と酒井氏。睡眠時間を確保したい意志に反してプレーヤー特有の寝られない状態になることも挙げた上で、「若いうちから自分を上手くリラックスさせる方法を見つけて」と助言した。
加えて睡眠中に出る成長ホルモンが体の回復・成長に役立つことが紹介され、寝始めの深い眠りのときに成長ホルモンの70~80%が出ることが伝えられた。そうした深い眠りのためにも、寝るまでの準備が重要。寝る1時間半前から2時間前の間に入浴して就寝時の深部体温が高い状態を避けること、就寝直前にはスマートフォンを見ずに脳を落ち着けることなどがポイントのようだ。
セミナーの最後には、各選手が質の高い睡眠に向けた取り組みをワークシートに記入。DF竹内悠三(名古屋U-15)は「BAKUNEを着る」と発表して場を和ませるなど、それぞれがコンディショニングについて考えていた。
DF西井玄篤(京都U-15)はセミナーを終えて「試合や練習に向けてのパフォーマンスの向上で睡眠は大切だなと思って、そこで寝る前の行動が一番大切と言っていたので今日からできることはひとつひとつやっていきたい」とコメント。すでに8時間以上の睡眠は取れているようで、「寝る前の行動でちょっとスマホを見たりとか、それがあると睡眠の質が落ちていくというのが分かったので今日から直していきたい」と決意し、毎日のルーティーンだという就寝前のストレッチとともにコンディショニングに取り組んでいく姿勢だ。




(取材・文 加藤直岐)


U-15 Jリーグ選抜のユニフォーム
酒井氏は2011年に京都サンガF.C.でプロキャリアを始め、21年にFC町田ゼルビアで現役を引退。Jリーグ通算240試合出場の大先輩が自身の経験ももとにしながら、睡眠の重要性やプレーへの影響を中学年代の選手たちに説明した。


酒井隆介氏が講師を務めた
セミナーでは、U-15世代は8時間から10時間の睡眠時間が必要だとされていることが示されるとともに、日中の仮眠も有効活用することで午後の集中力が高まることなどが示された。U-15 Jリーグ選抜の選手たちは挙手制で自身の睡眠時間を申告。大半が推奨時間を満たしている一方、練習時間の関係などで短くなってしまっている選手も一部いた。
続けて酒井氏は寝不足がプレーに影響することも紹介した。睡眠時間が短くなると怪我のリスクが高まることに加え、試合中のミスが増加する傾向にあるという。実際に酒井氏は「(前日に)寝付けなかった試合ではオウンゴールをしています」と自身の苦い経験を明らかにし、笑いを誘いながら十分な睡眠時間が必要だと説いた。
また「試合前になると緊張とか、頭が闘うモードになっちゃって目がギンギン状態で全然寝られなかった」と酒井氏。睡眠時間を確保したい意志に反してプレーヤー特有の寝られない状態になることも挙げた上で、「若いうちから自分を上手くリラックスさせる方法を見つけて」と助言した。
加えて睡眠中に出る成長ホルモンが体の回復・成長に役立つことが紹介され、寝始めの深い眠りのときに成長ホルモンの70~80%が出ることが伝えられた。そうした深い眠りのためにも、寝るまでの準備が重要。寝る1時間半前から2時間前の間に入浴して就寝時の深部体温が高い状態を避けること、就寝直前にはスマートフォンを見ずに脳を落ち着けることなどがポイントのようだ。
セミナーの最後には、各選手が質の高い睡眠に向けた取り組みをワークシートに記入。DF竹内悠三(名古屋U-15)は「BAKUNEを着る」と発表して場を和ませるなど、それぞれがコンディショニングについて考えていた。
DF西井玄篤(京都U-15)はセミナーを終えて「試合や練習に向けてのパフォーマンスの向上で睡眠は大切だなと思って、そこで寝る前の行動が一番大切と言っていたので今日からできることはひとつひとつやっていきたい」とコメント。すでに8時間以上の睡眠は取れているようで、「寝る前の行動でちょっとスマホを見たりとか、それがあると睡眠の質が落ちていくというのが分かったので今日から直していきたい」と決意し、毎日のルーティーンだという就寝前のストレッチとともにコンディショニングに取り組んでいく姿勢だ。


ワークシートに取り組む


睡眠の大切さを学んだ
(取材・文 加藤直岐)



