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憧れの中村航輔がGKコーチ担当…柏U-15GK大屋湊亮はリバプールU15戦で「航輔さんを驚かせるようなプレーを」

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GK大屋湊亮

 憧れの存在と思わぬ形で対面した。柏レイソルU-15GK大屋湊亮はU-15 Jリーグ選抜として臨むリバプールU15戦で中村航輔GKコーチを「驚かせる」活躍を誓った。

 今回のU-15 Jリーグ選抜でサプライズとなったのが、現役プレーヤーの中村がGKコーチに選出された点だ。中村は今年1月にポルティモネンセ(ポルトガル)を退団してから無所属となっているものの、現役選手がGKコーチを務めるのは異例。大屋は柏レイソルの大先輩から直接教われる機会に大きな喜びを感じるとともに、守護神の矜持を示す考えだ。

「正直驚きよりも嬉しいというのがあって。やっぱり自分のプレーも見てもらえるんですけど、無理に緊張して自分の良さを出せないのはもったいないと思うので、いつも通りの自分の良さを発揮して、ちょっと航輔さんを驚かせるようなプレーを頑張ってやろうと思います」

 2010年生まれの大屋は柏アカデミーに入団する前の小学2年生ごろ、柏の試合を現地で観戦。このときゴールを守っていたのが中村で「めっちゃカッコいい」と刺激を受けたという。その後大屋もGKとして柏の育成組織に入ることになるが、「やっぱり航輔さんはひとつの目標、憧れだった」。21年に海外移籍をしてからも欠かさずプレーを見てきた。

 そうした自身のアイドルからここまで2日間の指導を受ける中で、「自分の中で決断する、最後までやり通すというのはすごい学びになりました」と大屋。普段は積極的にプレーの疑問点などをスタッフに尋ねているようだが、今回の活動を通じて簡単に答えを求めるのではなく「自分で思った疑問をしっかりと自分の中で解決できるような力が必要」と感じたという。もっともスタッフ陣からのアドバイスも成長に繋がる大事な要素。金言を咀嚼し、トライアンドエラーを繰り返しながら成長を重ねていく構えだ。

中村航輔GKコーチと話し込む

 充実の活動で自信を深めていくためにも、リバプールU15戦で自身の力を発揮したいところ。大屋は「レイソルでもそうなんですけど、誰よりも声を出すというのは決めている」と信条を示し、「どんな状況であっても最適な声をかけてしっかり最後までゴールを守り切ろうと思っているので、自分の武器の声はリバプール戦でも生かそうと思っています」と意気込んだ。

 なおリバプールU15戦では、従来よりも厳格にGKのボール保持制限をカウントする8秒ルールが適用される模様。手や腕でボールを持つ時間が8秒を超過した場合、相手にCKが与えられる。

 大屋は新競技規則でプレーする初めての試合へ、「意識しないと多分簡単に(8秒違反を)取られてしまう。そこは意識しながら、だけど焦らず自分の選択肢を持ってプレーできたら」と語る。その上で中村GKコーチからは「8秒ルールで焦って消極的な方を選んじゃって(ボールを)取られて失点するよりは、8秒持ってCKになった方がまだマシ」と助言を受けたようだ。新ルールにも慌てず自身で決断しながら、貴重な対戦を戦い抜く。

(取材・文 加藤直岐)

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加藤直岐
Text by 加藤直岐

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