前半0-2も「相手が後半落ちてくれるだろうなと…」大逆転の自信あった柏MF久保藤次郎、90+6分でも走ってダメ押し弾!
MF
[8.22 J1第27節 柏 4-2 浦和 三協F柏]
交代選手の3ゴールで試合をひっくり返した柏レイソルだったが、最後は90分間走り続けた男が勝負を決定づけた。MF久保藤次郎は後半アディショナルタイム6分、MF小屋松知哉のシュートが右ポストに弾かれると、すかさずゴール前に詰めてダメ押し弾を記録。尽きない運動量で今季6ゴール目を奪い、華々しい逆転劇を仕上げた。
日中の蒸し暑さが残る日立台のナイトゲーム。終盤は両チームの選手とも消耗を隠せない様子が目立ったが、チーム2位の11.615kmを走り抜いた背番号24は最後の最後までゴールを狙っていた。
「あれは自分がゴールが欲しかったからですね。そういう気持ちが結果的にチームのためになると思うので、本当にゴールが欲しかったから入った。それだけです」。逆転につながるゴールを決めた瀬川祐輔、細谷真大、小西雄大はいずれも途中出場。ジョーカー陣の活躍が目立ったなか、EAFF E-1選手権を挟んで約3か月にわたってフル出場が続く26歳が異次元のタフさを示してみせた。
先発した選手として、前半を0-2で終えてしまった責任も感じていた。特に悔やまれたのが高い位置まで侵入しながらも、最後のクロスが相手にブロックされたり、味方に通らなかったりする場面が続いたこと。久保は一つひとつのプレーが終わるたび、悔しさをあらわにしていた。
「やっぱりあそこの質が自分の今の課題。自分は小屋くん(小屋松)からもらってゴールを決めることが何回もあるけど、自分は小屋くんに届けられていなくて、試合が終わってからも小屋くんから『お前いつになったらくれるんだよ』と言われたりとか(苦笑)、今日の試合もなかなかいいボールを供給できなかったのでそこは課題だと思う」
ただそうした悔しさの中でも、後半に巻き返せるという自信は強く持っていた。
「自分の感覚だけど、自分たちがボールを回している中での2失点だったので相手が後半落ちてくれるだろうなという感覚だった。0-2だったけどもしかしたら行けるかなというか、行くつもりでいたし、可能性は全然あるなという感覚でいた。2失点してしまったのは痛手だったけど、狙っていること自体は全然できていた感覚もあった」
その目論見どおりの見事な逆転勝利。「なかなか先制点を取られると勝つのは難しいけど、これから先、こういう難しいゲームになった時の自信にはなるのかなと思う」。今季初連敗のピンチから勝ち点3を勝ち取り、チームは暫定首位に浮上。失点の課題には向き合いつつも、一つの勝ちパターンに手応えを感じられる一戦となったようだ。
(取材・文 竹内達也)
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交代選手の3ゴールで試合をひっくり返した柏レイソルだったが、最後は90分間走り続けた男が勝負を決定づけた。MF久保藤次郎は後半アディショナルタイム6分、MF小屋松知哉のシュートが右ポストに弾かれると、すかさずゴール前に詰めてダメ押し弾を記録。尽きない運動量で今季6ゴール目を奪い、華々しい逆転劇を仕上げた。
日中の蒸し暑さが残る日立台のナイトゲーム。終盤は両チームの選手とも消耗を隠せない様子が目立ったが、チーム2位の11.615kmを走り抜いた背番号24は最後の最後までゴールを狙っていた。
「あれは自分がゴールが欲しかったからですね。そういう気持ちが結果的にチームのためになると思うので、本当にゴールが欲しかったから入った。それだけです」。逆転につながるゴールを決めた瀬川祐輔、細谷真大、小西雄大はいずれも途中出場。ジョーカー陣の活躍が目立ったなか、EAFF E-1選手権を挟んで約3か月にわたってフル出場が続く26歳が異次元のタフさを示してみせた。
先発した選手として、前半を0-2で終えてしまった責任も感じていた。特に悔やまれたのが高い位置まで侵入しながらも、最後のクロスが相手にブロックされたり、味方に通らなかったりする場面が続いたこと。久保は一つひとつのプレーが終わるたび、悔しさをあらわにしていた。
「やっぱりあそこの質が自分の今の課題。自分は小屋くん(小屋松)からもらってゴールを決めることが何回もあるけど、自分は小屋くんに届けられていなくて、試合が終わってからも小屋くんから『お前いつになったらくれるんだよ』と言われたりとか(苦笑)、今日の試合もなかなかいいボールを供給できなかったのでそこは課題だと思う」
ただそうした悔しさの中でも、後半に巻き返せるという自信は強く持っていた。
「自分の感覚だけど、自分たちがボールを回している中での2失点だったので相手が後半落ちてくれるだろうなという感覚だった。0-2だったけどもしかしたら行けるかなというか、行くつもりでいたし、可能性は全然あるなという感覚でいた。2失点してしまったのは痛手だったけど、狙っていること自体は全然できていた感覚もあった」
その目論見どおりの見事な逆転勝利。「なかなか先制点を取られると勝つのは難しいけど、これから先、こういう難しいゲームになった時の自信にはなるのかなと思う」。今季初連敗のピンチから勝ち点3を勝ち取り、チームは暫定首位に浮上。失点の課題には向き合いつつも、一つの勝ちパターンに手応えを感じられる一戦となったようだ。
(取材・文 竹内達也)
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