町田FWオ・セフンの東京V戦騒動にJFA審判委「VARをどういうふうに使うかで一定数の課題、改善点があった」
FW
日本サッカー協会(JFA)審判委員会は27日、都内でメディア向けレフェリーブリーフィングを開催した。報道陣からはJ1第24節の東京ヴェルディ対FC町田ゼルビアで町田FWオ・セフンが相手DF谷口栄斗の腹部を膝で蹴ったようにも見えた事象についての質問があり、佐藤隆治JFA審判マネジャーはVARの運用に課題があったことを示した。
この試合の後半35分、町田のCKでDF岡村大八がヘディングシュートを放ったがクロスバーをかすめてゴールキックになった。岡村は相手GKと接触して顔を痛めており試合は一時中断。ただ映像を見ると、ボールとは関係のないところでオ・セフンがマークにつく相手DF谷口に対して左膝を上げており、腹部を蹴るような動きをしていた。山本雄大主審は谷口と会話した後、オ・セフンとも会話。結果的にVARからの介入はなくゴールキックでの再開になったが、試合後はSNS上などで大きな騒動に発展していた。
佐藤氏はオ・セフンと谷口の間で起きた事案について、ボールとは関係のないところだったこともあって主審としては「全部そこを注視してということでもない」とコメント。ピッチ上で完全に把握することは難しい状況だった。
それでも佐藤氏は「サッカーではほぼ同じタイミングで色々な複数のことが起こりうるので、それをどうやって審判チームとして拾っていくか、見落とさないか、より慎重にするか」と話し、VARなどを含めたレフェリングに言及。「決して見落として何もしなかったというふうには思いませんが、結果的に僕らが望んでいること。透明性や見ている人の納得度を考えたときに我々はそこに対してもっと真摯に向き合わなければいけない」と振り返った。
この事象で求める判定については明言しなかったものの「サッカーなのかサッカーじゃないのかといったことも含めて」と事象に向き合い、「VARをどういうふうに使うかで一定数の課題、改善点があった」として一発退場の可能性でオンフィールド・レビューを行うべきだったことを示唆。事象発生後は主審のコミュニケーションも経ながら両選手の間で大きな対立こそ生まれなかったものの、「いくら現場がそういった形で収まっていたとしても映像からどう判断するかを含めて(VARシステムを)使っていかないと透明性とかそういったものは担保できない」と力を込めた。
佐藤氏は今回の事象を審判員の研修会で扱ったといい、東京Vに対しては審判委員会としての取り組みを伝えたことも明らかにした。また他の事象に関する質問への回答だったが、主審がVARからのレビューの提案を断ることは現実的に起こらないことも示された。
なお出場停止などの処分についてはJFA審判委員会ではなく、Jリーグ規律委員会の管轄になる。
(取材・文 加藤直岐)
●2025シーズンJリーグ特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中
この試合の後半35分、町田のCKでDF岡村大八がヘディングシュートを放ったがクロスバーをかすめてゴールキックになった。岡村は相手GKと接触して顔を痛めており試合は一時中断。ただ映像を見ると、ボールとは関係のないところでオ・セフンがマークにつく相手DF谷口に対して左膝を上げており、腹部を蹴るような動きをしていた。山本雄大主審は谷口と会話した後、オ・セフンとも会話。結果的にVARからの介入はなくゴールキックでの再開になったが、試合後はSNS上などで大きな騒動に発展していた。
佐藤氏はオ・セフンと谷口の間で起きた事案について、ボールとは関係のないところだったこともあって主審としては「全部そこを注視してということでもない」とコメント。ピッチ上で完全に把握することは難しい状況だった。
それでも佐藤氏は「サッカーではほぼ同じタイミングで色々な複数のことが起こりうるので、それをどうやって審判チームとして拾っていくか、見落とさないか、より慎重にするか」と話し、VARなどを含めたレフェリングに言及。「決して見落として何もしなかったというふうには思いませんが、結果的に僕らが望んでいること。透明性や見ている人の納得度を考えたときに我々はそこに対してもっと真摯に向き合わなければいけない」と振り返った。
この事象で求める判定については明言しなかったものの「サッカーなのかサッカーじゃないのかといったことも含めて」と事象に向き合い、「VARをどういうふうに使うかで一定数の課題、改善点があった」として一発退場の可能性でオンフィールド・レビューを行うべきだったことを示唆。事象発生後は主審のコミュニケーションも経ながら両選手の間で大きな対立こそ生まれなかったものの、「いくら現場がそういった形で収まっていたとしても映像からどう判断するかを含めて(VARシステムを)使っていかないと透明性とかそういったものは担保できない」と力を込めた。
佐藤氏は今回の事象を審判員の研修会で扱ったといい、東京Vに対しては審判委員会としての取り組みを伝えたことも明らかにした。また他の事象に関する質問への回答だったが、主審がVARからのレビューの提案を断ることは現実的に起こらないことも示された。
なお出場停止などの処分についてはJFA審判委員会ではなく、Jリーグ規律委員会の管轄になる。
(取材・文 加藤直岐)
●2025シーズンJリーグ特集
▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中


