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現地視察の森保監督も高評価! 福岡DF安藤智哉、代表辞退後初の先発&フル出場「チャンスを掴むか掴まないかは自分次第」

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DF安藤智哉(写真左)

[9.23 J1第31節 FC東京 1-0 福岡 味スタ]

 9月の日本代表アメリカ遠征でメンバー入りしながらも、負傷のため招集を辞退していたアビスパ福岡DF安藤智哉が23日、J1第31節・FC東京戦で先発復帰し、さっそく90分間フル出場を果たした。チームは4連敗となったが、個人としては攻守両面で存在感を放ち、現地視察した日本代表の森保一監督にあらためて個性をアピールした。

 190cmの上背を持つ安藤は今年7月のEAFF E-1選手権で日本代表デビューを果たし、8月下旬に発表されたアメリカ遠征のメンバーリストにも名を連ねた。だが、代表活動直前の第28節・柏戦の終了間際に負傷。日本代表のメディカルスタッフとも協議した結果、遠征への参加を辞退し、代わりにDF菅原由勢(ブレーメン)が追加招集されていた。

 もっとも幸いにも負傷は重くなかった様子。前節・横浜FM戦(●0-2)の後半から出場し、戦線に復帰していた安藤はこの日、復帰後初の90分間フル出場も果たし、試合後には現在のコンディションについて「今日は何もリバウンドもなかった。徐々にコンディションを上げていけたら」と前向きに語った。

 チームは0-1で敗れたものの、個人としてのパフォーマンスも上々だった。前半は3バックの左で対人守備の強さと安定した配球力を発揮し続けた上、後半は前半終了間際に退場者を出した影響で数的不利となったなか、左サイドバックのような攻撃的な役割も兼任。一人でも守れる安定感と、果敢な攻撃参加で終盤の攻勢にもつなげていた。

 試合後、報道陣の取材に応じた森保監督は安藤のパフォーマンスに前向きに言及。「まずはディフェンスの選手なのでディフェンスのところで、3バックの左サイドからのスタートだったが、右も真ん中もできるし、SBや攻撃的なポジションもできる。守備のスペシャルな部分にプラスしてユーティリティーというところでも、サイズ、技術という部分でも非常に魅力的なところを今日も見せてくれた」と高い評価を送った。

 その上で森保監督は「(安藤が出場した)E-1選手権の3戦目の韓国戦で相手がパワープレーをしてきた時、高さではないが、高さで日本が互角以上の戦いをできたことで最後に勝ち切れたというのがある」とE-1選手権での安藤の働きを振り返り、「彼が持っている親からありがたく授かったサイズというところと、本人の努力で培ってきたものをまたJリーグの舞台でしっかり違いを見せてもらったなかで、代表に来てもらえるパフォーマンスを見られれば」と今後の再招集への期待ものぞかせた。

 一方、安藤自身は自身のパフォーマンスについて「後ろの選手は勝たせてなんぼ」と満足せず。「まだまだミスも多いし、細かいポジショニングというのもだいぶアバウトになっていた。それは結果が物語っている。もう一度見つめ直して。連戦なのでしっかりリカバリーして、チームがバラバラにならずに次の試合に向けてやっていくしかない」と課題に目を向けていた。

 それでも負傷者が続く日本代表のCB陣において、安藤の復帰は大きな光明だ。

 9月の代表辞退は「めちゃくちゃ悔しかった。でも自分に起こることには全て意味があると思う。このタイミングでケガをしたというのはまだまだ自分の甘さだなというのがある」と安藤。「チャンスを掴むか掴まないかというのは自分次第だと思うので、もう一度福岡でやっていきたい」と10月以降の代表復帰を見据えつつ、「結果が欲しいのが現状なので、自分もいいパフォーマンスを出しながらチームを勝たせられるようにやっていきたい」とチームを勝利に導くことでのアピールを誓った。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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