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J3降格の熊本が大木武監督の退任を発表「大変貴重でかけがえのない経験となりました」

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大木武監督が退任

 ロアッソ熊本は29日、大木武監督(64)が2025シーズンをもって退任することを発表した。クラブとしては続投を望んでいたが、本人から退任の申し出があったという。

 大木監督は過去にJリーグの複数クラブの指揮官や日本代表コーチなどを歴任。2020年に熊本の監督に就任した。

 チームは前節まで残留圏内の17位に位置していたが、最終節のドローで18位に後退。J3自動降格が決まった。

 6シーズン指揮を執った大木監督はクラブ公式サイトを通じ、「ロアッソ熊本で過ごした時間は、私にとって大変貴重でかけがえのない経験となりました。クラブが今後さらに発展し、地域の皆さまからより一層愛される存在となることを心より願っております」とメッセージ。「これまで本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文

●大木武
(おおき・たけし)
■生年月日
1961年7月16日(64歳)
■出身地
静岡県
■選手歴
清水東高-東京農業大-富士通
■指導歴
1991年~1992年:東京農業大学サッカー部 コーチ
1993年:清水エスパルスユース 監督兼ジュニアユース コーチ
1994年:清水エスパルスサテライト 監督
1995年:清水エスパルスサテライト コーチ
1996年~2001年:清水エスパルス トップチームコーチ
2002年:ヴァンフォーレ甲府 監督
2003年:清水エスパルス 監督
2004年:川崎フロンターレU-18 監督
2005年~2007年:ヴァンフォーレ甲府 監督
2008年~2010年:日本代表 コーチ
2011年~2013年:京都サンガF.C. 監督
2014年:ジュビロ磐田U-18 監督
2015年~2016年:FC今治 アドバイザー、バニーズ京都SC スーパーアドバイザー
2017年~2019年6月:FC岐阜 監督
2020年~2025年:ロアッソ熊本 監督
■コメント
▽大木武監督
「このたび、2025シーズンをもちましてロアッソ熊本の監督を退任することとなりました。
在任期間中、クラブを支えてくださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。
日頃よりクラブの活動に多大なるご支援を賜っておりますスポンサー各社の皆さまに、まず深く感謝申し上げます。皆さまのご理解とご協力が、クラブの歩みを力強く支えてくださいました。
また、どんな時も温かい声援を送ってくださったサポーターの皆さま、試合運営やクラブ活動を支えてくださったボランティアスタッフの皆さまにも、心より感謝いたします。皆さまの存在が、選手とクラブの大きな力となっておりました。
クラブの運営を支えてこられたアスリートクラブ熊本の藤本社長をはじめ、日常業務を担われる社員の皆さまに対し、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。皆さまのご尽力があってこそ、監督としての職務を全うすることができました。
また、クラブ強化を担ってこられた強化部スタッフ、日々ともにチームづくりに携わってくれたコーチングスタッフ、選手のコンディションを支えてくれたメディカルスタッフ、チーム運営の最前線で支えてくれたマネージャースタッフの皆さんにも、深く感謝しております。皆さんの専門性と献身が、チームの基盤を支えてくれました。
ロアッソ熊本で過ごした時間は、私にとって大変貴重でかけがえのない経験となりました。
クラブが今後さらに発展し、地域の皆さまからより一層愛される存在となることを心より願っております。
これまで本当にありがとうございました。

大木 武」

▽藤本靖博代表取締役社長
「大木武監督には2020年から2025年まで6シーズンに渡り、トップチームの指揮を執っていただきました。
その間、熱意に満ち溢れた指導で選手の成長に取り組み、チームの強化に尽力していただきました。
2021年にはJ2リーグ昇格、2022年にはJ1参入プレーオフ決定戦、そして2023年には天皇杯3位というロアッソ熊本の歴史に輝かしい足跡を刻んでいただいたことは、共に闘ってきた我々の誇りでもあります。
大木監督には来シーズン以降もロアッソ熊本でその手腕を発揮していただくことを我々は望んでおりましたが、この度、大木監督自身から今シーズン末をもっての退任の申し出があり、協議の結果、我々はその決断を尊重することといたしました。
大木監督のこれまでのクラブに対する功績に対して深く感謝をするとともに、今後益々の活躍を祈念いたしております。」

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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