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神戸FW宮代大聖、海外挑戦も「行くという選択肢はあると思う」「その時の自分が最善だと思う選択を」

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都内でイベントに出席したFW宮代大聖

 ヴィッセル神戸に覚悟の完全移籍をして2年目、FW宮代大聖は今年も昨年同様に安定したパフォーマンスをみせた。しかしチームが3年ぶりの無冠に終わったことで、「より責任感が増した1年でしたが、非常に悔しいシーズンになりました」と残念がった。

 また今季のJ1を優勝したのが川崎フロンターレ時代に師事した鬼木達監督率いる鹿島アントラーズだったことも、悔しさを倍増させている。今でも試合前は必ず言葉をかわす仲で、昨日行われたJリーグアウォーズでも話をする機会があったという。

「一緒に仕事をしてきた人が違うチームに行ってタイトルを獲っている姿をみると負けたくないという気持ちになるし、改めて凄い人というか、リスペクトを持った。でもオニさんにオニさんには負けたくなかったと直接話をしました。オニさんだけじゃなく、今まで関わってきたいろんな人がいろんな舞台で活躍していると思うので、刺激を貰いつつ、お互いに成長していければと思います」

 今年は夏に初めてサムライブルーのユニフォームにも袖を通した。E-1選手権を戦った国内組中心のメンバーだったが、「改めて頑張ろうと思えた」貴重な経験になった。「日本代表は狙い続けたい。でも今まで以上の結果だったり、存在感を出していかないと代表には入れないと思っています」。これからも自らにベクトルを向けて取り組んでいきたいと意気込む。

 来年5月の誕生日で26歳になる。まずは神戸でのタイトル奪還を一番の目標にしつつ、選択肢は広く持ち続けるつもりだ。これまでも「自分の決断に後悔したことは一度もない」という宮代。海外挑戦についても「細かいことは言えないけど、タイミングでそういうお話があれば行くという選択肢はあると思う」とすると、「その時の自分が最善だと思う選択を今までもしてきたつもりだし、これからもしていくつもり。それを自分が正解にしていきたい」と口元を引き締めた。

(取材・文 児玉幸洋)

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児玉幸洋
Text by 児玉幸洋

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