市原吏音が明かすAZ移籍決断の理由…「世界でやりたいと思った」きっかけ、「国内移籍はしない」こだわり、「最初の挑戦」への決め手
DF
“ロス五輪世代”のキャプテンは、満を持して海外挑戦に臨む。RB大宮アルディージャは31日、U-21日本代表DF市原吏音がオランダ・エールディビジのAZに移籍することを発表した。
「国内移籍はしないと決めていた。海外に行くことは自分のなかで決めていた」(市原)。2023年7月の天皇杯で、2種登録ながら大宮ではクラブ史上最年少となる18歳5日でトップチームデビューを飾る。4日後にはリーグ戦に先発デビューも果たした。同年でリーグ戦17試合に出ると、トップ昇格を果たしたプロ初年度から副キャプテンに就任。3シーズンの間、大宮のために戦い続け、大宮から世界に飛び立つことを選んだ。
ここから先のサッカーキャリアを挑戦と位置付ける。「挑戦したい気持ちもあるし、海外に行くことで滑り込みでワールドカップも狙っている」。今年6月の北中米W杯まで時間がないなかでも、最高峰の舞台であるW杯は常に意識していた。
「次のW杯が無理でも、レベルを上げてロサンゼルスオリンピック、その次のW杯も。そこはもう確実に主力として出ないといけない。そういう意味で、まずは世界に挑戦したいという気持ち。ここまで育ててくれた大宮アルディージャには感謝しかない。アルディージャの選手として恥じないようなプレーヤーになりたいし、日の丸を着けた姿をもう一回見せられるようにがんばりたい」
海外挑戦の成功は、そのタイミングに左右されることも多い。多くの選択肢を持った市原は、決断に至るまで迷った。「今がいいのか、半年後、1年後がいいのか。もっと前がよかったのか。めちゃくちゃ悩んだ。いろんなチームから話を頂いて、選ばせていただける状況だった。本当に幸せだなと思った」。市原が覚悟を決める後押しとなったのは、昨秋に体感した世界の舞台だった。
「(U-20)W杯がデカかった。W杯を通して世界でやりたいと思った。世界で見ると若くない。自分を必要としてくれるチームがあるのであれば、いま行きたいなと思った」
AZは最初から一貫してオファーを出していたチームだったという。「ほかのリーグもあったけど、AZが一番成長できる。夢に近づけると思ったので決めた」。AZには日本代表DF毎熊晟矢も所属し、オランダ・エールディビジにも日本人は多い。数多の決め手から、AZを選択した。
「毎熊さんもいるし、日本人が多いリーグなので住みやすい。すべてにおいて、最初の世界挑戦という意味でいいところなので、オランダ挑戦を決めた」
海外挑戦に付き物である語学の壁は「(英語は)高校の頃に勉強もしていたので、そんなに苦手はない」。チリで開催されたU-20W杯では、そのコミュニケーション力で現地メディアを魅了。市原の一挙手一投足を見ようと、日を追うごとに現地記者が増加していたのは記憶に新しい。「あとはパッションで行けると思います!」。何事も恐れぬ姿勢で、さらなる高みに一歩目を踏み出す。
(取材・文 石川祐介)
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「国内移籍はしないと決めていた。海外に行くことは自分のなかで決めていた」(市原)。2023年7月の天皇杯で、2種登録ながら大宮ではクラブ史上最年少となる18歳5日でトップチームデビューを飾る。4日後にはリーグ戦に先発デビューも果たした。同年でリーグ戦17試合に出ると、トップ昇格を果たしたプロ初年度から副キャプテンに就任。3シーズンの間、大宮のために戦い続け、大宮から世界に飛び立つことを選んだ。
ここから先のサッカーキャリアを挑戦と位置付ける。「挑戦したい気持ちもあるし、海外に行くことで滑り込みでワールドカップも狙っている」。今年6月の北中米W杯まで時間がないなかでも、最高峰の舞台であるW杯は常に意識していた。
「次のW杯が無理でも、レベルを上げてロサンゼルスオリンピック、その次のW杯も。そこはもう確実に主力として出ないといけない。そういう意味で、まずは世界に挑戦したいという気持ち。ここまで育ててくれた大宮アルディージャには感謝しかない。アルディージャの選手として恥じないようなプレーヤーになりたいし、日の丸を着けた姿をもう一回見せられるようにがんばりたい」
海外挑戦の成功は、そのタイミングに左右されることも多い。多くの選択肢を持った市原は、決断に至るまで迷った。「今がいいのか、半年後、1年後がいいのか。もっと前がよかったのか。めちゃくちゃ悩んだ。いろんなチームから話を頂いて、選ばせていただける状況だった。本当に幸せだなと思った」。市原が覚悟を決める後押しとなったのは、昨秋に体感した世界の舞台だった。
「(U-20)W杯がデカかった。W杯を通して世界でやりたいと思った。世界で見ると若くない。自分を必要としてくれるチームがあるのであれば、いま行きたいなと思った」
AZは最初から一貫してオファーを出していたチームだったという。「ほかのリーグもあったけど、AZが一番成長できる。夢に近づけると思ったので決めた」。AZには日本代表DF毎熊晟矢も所属し、オランダ・エールディビジにも日本人は多い。数多の決め手から、AZを選択した。
「毎熊さんもいるし、日本人が多いリーグなので住みやすい。すべてにおいて、最初の世界挑戦という意味でいいところなので、オランダ挑戦を決めた」
海外挑戦に付き物である語学の壁は「(英語は)高校の頃に勉強もしていたので、そんなに苦手はない」。チリで開催されたU-20W杯では、そのコミュニケーション力で現地メディアを魅了。市原の一挙手一投足を見ようと、日を追うごとに現地記者が増加していたのは記憶に新しい。「あとはパッションで行けると思います!」。何事も恐れぬ姿勢で、さらなる高みに一歩目を踏み出す。
(取材・文 石川祐介)
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