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王者鹿島、10人で奮闘もPK黒星発進…FC東京が「勝ち点2」獲得!!

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前半にMF三竿健斗が一発退場

[2.7 J1百年構想EAST第1節 FC東京 1-1(PK5-4) 鹿島 味スタ]

 J1百年構想リーグは7日、EAST開幕節を行い、昨季王者の鹿島アントラーズFC東京と1-1で引き分けた。特別大会の規定により、PK戦が行われ、FC東京が勝利して勝ち点2を獲得した。一方、鹿島は勝ち点1にとどまった。

 都内に雪が降りしきる中で迎えた2026年上半期限りの特別大会開幕節。ホームのFC東京は新加入のDF稲村隼翔(←セルティック)が先発した他、今年5度目のW杯出場を狙うDF長友佑都や大卒2年目のMF常盤亨太が名を連ねた。対する昨季王者の鹿島は昨季から所属する11人が先発した。

 試合の立ち上がりは拮抗した展開となり、鹿島がやや優位にボールを握りながらも、FC東京がミドルブロックからのカウンターで張り合う構図。鹿島の右サイド、FC東京の左サイドで攻防が続いた。

 最初の決定機は前半40分、FC東京は常盤が中盤で相手のクリアをインターセプトすると、左サイドに展開。MF遠藤渓太のスルーパスに長友が抜け出し、左足クロスをゴール前に通した。だが、FWマルセロ・ヒアンの落としに遠藤が飛び込むも、左足シュートは枠の右外。最初の決定機を活かせなかった。

 それでも前半41分、FC東京は相手のゴールキックにプレッシャーをかけると、ヒアンがMF三竿健斗からボールを奪取。三竿が倒れ込みながらヒアンのシャツの裾を引っ張ったことでFC東京の決定機が阻まれ、三竿に一発レッドカードが提示された。

 するとここで試合が動いた。FC東京は前半44分、ゴール左斜め前からのFKに遠藤と稲村が立つと、左利きの稲村がフェイクでボールを通り過ぎ、遠藤が右足でシュート。これが壁の脇を抜けてゴール右隅に突き刺さり、FC東京が先制した。

 ところが鹿島も譲らなかった。MF荒木遼太郎をボランチに落とした4-4-1の布陣で押し込むと、前半アディショナルタイム1分に同点。荒木の右CKにFWレオ・セアラが競り合い、ゴール前に混戦を生むと、最後は韓国代表DFキム・テヒョンが右足でネットを揺らした。

 後半も数的不利の鹿島が懸命な奮闘を見せる。相手の攻撃にはDF植田直通を中心とする守備陣で守ると、後半7分にはGK早川友基を起点としたビルドアップで決定機。FW鈴木優磨のポストプレーから左サイドをDF小川諒也が駆け上がり、鋭いクロスからFWエウベルがポストに弾くシュートを放った。

 その後はFC東京が押し込む場面が増え、後半18分には長友のミドルシュートや稲村のヘディングシュートで鹿島ゴールに襲いかかる。すると同20分、鹿島はエウベルに代わって明治大出身ルーキーのFW林晴己を投入し、これがJリーグデビュー。一方のFC東京も遠藤とヒアンに代わり、新加入のMF山田楓喜(←京都)とMF佐藤龍之介(←岡山/期限付き移籍から復帰)を起用した。

 そうして迎えた後半25分、FC東京にビッグチャンス。鹿島GK早川からのパスを受けた荒木からMF高宇洋がボールを奪うと、横パスからFW長倉幹樹がシュートを狙う。だが、これをゴールライン上でカバーリングに入っていた植田がスーパークリア。熟練のDFリーダーが数的不利の鹿島を救った。

 鹿島は後半33分、荒木と小川に代わってDF小池龍太とMF樋口雄太を投入。一方のFC東京も長友と常盤に代わって同じ名前の読みを持つDF橋本健人とMF橋本拳人を入れた。その後はFC東京が一方的に攻め込むが、鹿島の分厚い守備をなかなか崩せない。そのまま1-1でタイムアップを迎え、特別大会限定で行われるPK戦で勝敗を決める形となった。

 PK戦はFC東京サポーターが陣取るエンドで行われ、鹿島が先攻。鹿島はFWチャヴリッチ、植田、キム・テヒョンと3人連続で成功し、FC東京もDFアレクサンダー・ショルツ、橋本拳、山田が立て続けに決めた。すると鹿島4人目の小池のキックをGKキム・スンギュがストップ。優位に立ったFC東京4人目は橋本健が決めた。

 鹿島は5人目でレオ・セアラが決めたが、FC東京は最後に佐藤が決めて全員成功。開幕節でFC東京が勝ち点2を奪った。

(取材・文 竹内達也)

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
竹内達也
Text by 竹内達也

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