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水戸J1初陣で異例の大抜擢…日本大3年FW五木田季晋が先発J1デビューも「レベルの差を見せつけられた」

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日本大FW五木田季晋

[2.8 J1百年構想EAST第1節 東京V 3-1 水戸 味スタ]

 悲願のJ1初昇格を果たした水戸ホーリーホックにとっての記念すべき「J1初陣」。点取り屋としての役目を託されたのは現役大学生の大型ストライカーだった。

 日本大FW五木田季晋(3年=川崎F U-18)は8日、J1百年構想リーグ開幕節・東京V戦に4-2-3-1の1トップで先発出場。前線で孤立する中でも184cmの上背を活かしてターゲット役を一手に担い、守備では迫力のあるプレッシングを見せたものの、「レベルの差を見せつけられた。自分の質の低さを感じた試合だった」という悔しい結果に終わった。

 昨季のJ2リーグで13得点を挙げたエースFW渡邉新太の欠場に伴い、スクランブルで巡ってきた「J1デビュー」。同じく特別指定選手登録されていた昨季も、J2リーグ戦の出場は第33節・千葉戦の後半42分からの一度限りにとどまっていたなか、昇降格もない特別大会とはいえども異例の大抜擢だった。

 しかし、チーム全体がJ1基準のスピード感に適応できず、五木田自身も持ち味を発揮するには至らなかった。

 タスクとして与えられた前線からの守備では献身性を見せた。しかし、奪いに行った際の球際での強度は相手が上手だった。またフィジカルを活かしたポストプレーや空中戦ではDF林尚輝を中心とした東京Vの3バックに完敗。0-3の後半12分に交代を告げられ、Jリーグ公式戦初先発にしてプロの厳しさを突きつけられる形となった。

「シンプルに収める能力が足りなかった。それに尽きる。あれだけスペースがある中で、ロングボールも入っていたので、自分が収めるか収めないかで前進できるかできないかが変わる。そこがシンプルに足りなかった」(五木田)

 この日の水戸は前線の距離感が遠く、ワンタッチで落とせる距離に味方がいなかったことも苦しかったが、言い訳はせず、「ビルドアップに人数がかかっているぶん、そこの距離はどうしても空いてしまう。これからチームの修正があるかもしれないけど、自分の質を上げることが本当に大事だと感じた」と自身に矢印を向けていた。

 東京Vの1トップを担ったFW染野唯月から「そこ(収める部分)の違いを本当に感じた」と刺激を受けたといい、悔しいJ1デビュー戦からの奮起を期する。今季も大学との並行活動が見込まれるなか、大事なのは日々の取り組み。「ラッキなーチャンスをもらったけど、アピールできたかというとそうじゃないので、日常からやっていかないとダメ。それに尽きる」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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