不遇の判定も待望初ゴールの神戸MF佐々木大樹、異例の“3戦3役”で連戦270分フル稼働「まだ若いので」
サポーターの声援に応えるMF
[2.13 J1百年構想WEST第2節 神戸 2-0 長崎 ノエスタ]
新体制に生まれ変わったヴィッセル神戸のエースナンバーがついに結果を出した。昨季から伝統の背番号13を背負うMF佐々木大樹は1-0で迎えた前半42分、右サイドからのDF酒井高徳のクロスに飛び込むと、ファーサイドでヘディングシュート。「(酒井が)良いボールをくれたのであとは当てるだけだった」。マッチアップしたMF岩崎悠人に高い打点で競り勝ち、待望の今季初ゴールを記録した。
直前には会心のスーパーゴールが取り消されるという不運な出来事もあった。前半37分、佐々木は右に開いてMF井手口陽介からの縦パスを受け、振り向きざまに左足を振ると、綺麗な弧を描いたミドルシュートがファーポスト脇へ。しかし、井手口の縦パスの時点で佐々木に際どいオフサイドがあったとして、ゴールは認められなかった。
その場面では「何が起きているのか分からなかった」という佐々木。しかし、気落ちはしていなかった。
「だいたい取り消された後はチャンスがあるんで待ってました」(佐々木)。不運な判定をもバネに結果を出した佐々木は後半5分にも、自身がゴール前に向かって抜け出したタイミングで直前の相手ファウルが取られ、アドバンテージが採用されずチャンスが帳消しに。だが、そんな不遇な出来事にも「審判あってのスポーツなのでそこを言ってもしょうがない。判定に従いながら結果を出していかないと」と不満をあらわにすることなく、勝利に貢献してみせた。
今季から就任したミヒャエル・スキッベ監督のもと、ここまで公式戦3試合連続のフル出場。それもJ1百年構想リーグ開幕節・京都戦(○1-1、PK4-1)では左ウイング、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のFCソウル戦(○2-0)では3トップの中央、今節はインサイドハーフと、3試合いずれも異なるポジションで先発するという異例の起用法となっている。
だが、8試合で3試合270分間というタフな日程に「まだ若いんでいけます」という26歳は前任の吉田孝行監督時代から垣間見せていたポリバレントな役割にも「整理できている」と断言。昨季、同様のタスクを担っていたFW宮代大聖(ラスパルマス)がチームを離れたなか、より幅広い局面でチームの助けになっていく構えだ。
「(降りて)受けるところも、前に行くところも、前線は僕の強みを出せるポジションなので、どこに入っても自分の良さとチームのやり方を理解するところは意識してやっている」。そうした役割を担いつつ、ゴールやアシストという結果を残せばもはや怖いものなし。悲願のアジア制覇とタイトル奪還がかかる半年間の特別大会、神戸のエースナンバーが好スタートを切った。
(取材・文 竹内達也)
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新体制に生まれ変わったヴィッセル神戸のエースナンバーがついに結果を出した。昨季から伝統の背番号13を背負うMF佐々木大樹は1-0で迎えた前半42分、右サイドからのDF酒井高徳のクロスに飛び込むと、ファーサイドでヘディングシュート。「(酒井が)良いボールをくれたのであとは当てるだけだった」。マッチアップしたMF岩崎悠人に高い打点で競り勝ち、待望の今季初ゴールを記録した。
直前には会心のスーパーゴールが取り消されるという不運な出来事もあった。前半37分、佐々木は右に開いてMF井手口陽介からの縦パスを受け、振り向きざまに左足を振ると、綺麗な弧を描いたミドルシュートがファーポスト脇へ。しかし、井手口の縦パスの時点で佐々木に際どいオフサイドがあったとして、ゴールは認められなかった。
その場面では「何が起きているのか分からなかった」という佐々木。しかし、気落ちはしていなかった。
「だいたい取り消された後はチャンスがあるんで待ってました」(佐々木)。不運な判定をもバネに結果を出した佐々木は後半5分にも、自身がゴール前に向かって抜け出したタイミングで直前の相手ファウルが取られ、アドバンテージが採用されずチャンスが帳消しに。だが、そんな不遇な出来事にも「審判あってのスポーツなのでそこを言ってもしょうがない。判定に従いながら結果を出していかないと」と不満をあらわにすることなく、勝利に貢献してみせた。
今季から就任したミヒャエル・スキッベ監督のもと、ここまで公式戦3試合連続のフル出場。それもJ1百年構想リーグ開幕節・京都戦(○1-1、PK4-1)では左ウイング、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のFCソウル戦(○2-0)では3トップの中央、今節はインサイドハーフと、3試合いずれも異なるポジションで先発するという異例の起用法となっている。
だが、8試合で3試合270分間というタフな日程に「まだ若いんでいけます」という26歳は前任の吉田孝行監督時代から垣間見せていたポリバレントな役割にも「整理できている」と断言。昨季、同様のタスクを担っていたFW宮代大聖(ラスパルマス)がチームを離れたなか、より幅広い局面でチームの助けになっていく構えだ。
「(降りて)受けるところも、前に行くところも、前線は僕の強みを出せるポジションなので、どこに入っても自分の良さとチームのやり方を理解するところは意識してやっている」。そうした役割を担いつつ、ゴールやアシストという結果を残せばもはや怖いものなし。悲願のアジア制覇とタイトル奪還がかかる半年間の特別大会、神戸のエースナンバーが好スタートを切った。
(取材・文 竹内達也)
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